肥宝館 -貧すれば丼する-

★閉店★ 【御徒町】 二代目司流とことんらーめん「支那そば 醤油(650円)+チャーシュー(200円)」

冷やし麺も人気。代替わりした「司流」で飾らぬ一杯を

JR御徒町駅の南口から高架沿いに南へ数分。仲徒一通り沿いの「とことんらーめん」へ。こちらは長らく「元祖司流」の看板で営業していたが、一時閉店。代替わりして、2016年10月に「二代目 司流」としてリニューアルオープンした。2017年夏には、TBS系「マツコの知らない世界」で絶品冷やし中華5選に登場したことも。

確かにコチラの「とことん冷やし麺」は野菜たっぷりで旨いのだが、今日はラーメンの気分。ラーメンは「支那そば」と「とんこつ」が、それぞれ塩と醤油の2種。ほかに味噌、味噌カレー、ピリ辛麺、ゆず塩麺、つけ麺などバラエティ豊か。つまみメニューも充実。今回は「支那そば 醤油」をチャーシュー増しでオーダー。

スープは豚骨、鶏ガラ、野菜などを煮込んだ優しい味。麺は中太で啜り甲斐のあるボリューム。大判のバラロールチャーシューは、やや獣臭が残る無骨な仕上がりだが、大判で肉厚という、非常に心満たされるもの。歴史の長いラーメン店で、よくこのタイプのチャーシューに出会うが、肉の味がしっかり出るので個人的には好きだ。

珍しさは無いが、週に何度も啜る麺はこれでいいのだ。ちなみにコチラのお店には、「元祖司流」のファンから送られた応援メッセージを元に、常連客が作曲しCD化した「とことんらーめんの歌」というテーマソングがある。「元祖司流」とは、先代が自己流の意味でつけたそうだが、二代目の今も客は絶えず、愛され続けているようだ。

<店舗データ>

【店名】 二代目司流とことんらーめん
【住所】 東京都台東区上野3-6-7
【最寄】 JR山手線「御徒町駅」南口徒歩5分

★2019年7月12日をもって閉店。

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