板橋「No11」プロデュースの絶品汁なし麺
つくばエクスプレス・浅草駅から歩いて5分ほど。浅草ひさご通りのアーケード内、言問通りとの交差地点に2022年4月9日にオープンした「麺屋 まるいち」へ。コチラは下板橋にある二郎インスパイア系の人気店「自家製麺No11」のプロデュース1号店だ。ジャンキーな汁なし麺を主軸に、若い世代の人気を集めている。
店内はカウンター8席と2人がけテーブル2席の計10席。麺メニューは、汁無し麻婆、汁なしカレー、油そば、麻ーらー麺、つけ麺、カレーつけ麺をラインナップ。なお油そばと麻ーらー麺以外は、麺を①極太ウェーブ麺②全粒粉入り麺の2種類から選択可能だ。また有料で辛さ増し、チーズ、にんにく漬け、青唐ダレなどを追加出来る。
今回は「TRYラーメン大賞2022-2023」で汁なし部門2位を獲得した看板メニュー「汁なし麻婆(980円)」を、おススメという「①極太ウェーブ麺」で注文することに。なお無料でニンニク、あぶら(味付け背脂)、マヨネーズをトッピング可能なので全部入りでお願いした。汁なしは「追い飯」が無料というからありがたい。
着丼までは待つこと7分ほど。麻婆豆腐、ほぐしチャーシュー、卵黄、刻みネギ、ニラ、鷹の爪、ナルト、一味唐辛子をデフォルトとして、ニンニク、背脂、マヨネーズもトッピングされたジャンキーな丼相である。これは食欲をそそる。そして具材の下には菅野製麺所製の平打ちウェーブでワシワシとした食感の極太麺が。
さらに丼底には豚のウデやバラ、背脂、背骨などと野菜を煮込んだコクのあるスープが沈んでおり、丼全体をよくかき混ぜて啜り上げていく。スープと麺のクオリティが高く、そこに辛さと痺れと若干の甘みが一体となった麻婆餡、旨味たっぷりのチャーシューと背脂、生卵、マヨ、ネギ、ニラ、ニンニクなどの風味が重なり絶品だ。
卓上には花椒、一味唐辛子、粗挽き胡椒、リンゴ酢があるのでお好みで味調整を。そして、麺を啜り終えた丼に箸を入れたままスタッフに「追い飯を下さい」と声を掛けると、ふた口分ほどのボール状のライスを入れてくれる。これに残ったタレや麻婆餡を絡めて完食。実に満足度の高い汁なし麺だった。次回は汁なしカレーを啜ってみよう。
<店舗データ>
【店名】 麺屋 まるいち
【住所】 東京都台東区浅草2-22-10
【最寄】 つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩5分