青島食堂の流れを汲む絶品生姜醤油ラーメン
JR武蔵野線と埼玉高速鉄道が交わる東川口駅を出て「けやき通り」を南へ8分。2018年3月にオープンした「らーめん みずさわ 東川口店」へ。こちらは新潟県長岡市にある老舗ラーメン店「みずさわ」の関東初となる店舗だ。なお「みずさわ」の創業者は、修業先である生姜醤油ラーメンの元祖「青島食堂」の流れを汲んでいる。
看板メニューは長岡のご当地麺「生姜醤油らーめん」だが、ほかにも味噌、豚骨醤油、塩と様々なラーメンを提供。いずれも背脂の投入が可能だ。またサイドメニューには、肉汁たっぷりの餃子や、ラーメンのスープと醤油ダレを使った大振りの鶏唐揚げ、ごはんものも揃えている。今回は「生姜醤油」にチャーシューをトッピングし注文。
スープは豚ゲンコツや香味野菜、昆布に生姜とニンニクを加えて炊いた醤油清湯。長岡の生姜醤油ラーメンは、生姜の強さが店により違うのが個性だが、「みずさわ」の場合はしっかりと生姜の存在感はあるが、決して強すぎることなく、醤油ダレとも上手く調和している。ムチっとした中太麺もスープによく合っている。
一方の具材はメンマ、ナルト、青菜、海苔と、薄切りのチャーシュー。これがまたホロホロで、麺にまとわり付いて旨い。箸が止まらず、あっという間に完食。なお、お店は駐車場が完備されている上、テーブル席の比率が高いので、車で複数人で訪れるにも便利だろう。通し営業というのも嬉しい。生姜醤油未体験の方は是非。
<店舗データ>
【店名】 らーめん みずさわ 東川口店
【住所】 埼玉県川口市戸塚東2-2-20
【最寄】 JR武蔵野線「東川口駅」徒歩8分
