神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

彼女が演じた役―原節子の戦後主演作を見て考える/片岡義男

2011年02月19日 | その他
中公文庫の一冊。先日一泊出張の往復で読みました。
ちょっと読みにくい文体だなとは思いましたが、まあまあでしょうか。
かなり理屈っぽい論旨で、私の趣味ではありませんが、そんな風に見ることもできるんだな、というのが感想です。
ただ、この著者、映画のあらすじをまとめるのは非常に上手ですね。まるで早送りで映画を見ているような気になりました。そこだけでも値打ち(?)があります。
 特に何かが残る本でもありません。一回読めば十分。

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