神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

シベリウス交響曲第2番

2007年10月15日 | 音楽
 本日のウォーキングBGM。演奏はベルグルンド/ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団。
 超有名曲で、何度も聴いたつもりですが、今日初めて「分かりました」。言い換えると感動できました。これまでは、なんか展開がギクシャクして入り込みにくい音楽だなとずっと思ってましたが、今日は素直に入れました。よけいなことを考えていなかったのが良かったのだと思います。「分かって」みると、当たり前のことながら、これはまさに北欧の音楽だなと思いました。こんなことも「分かる」前と後とでは感じ方がまるで違うんですから、人間の感受性とはまことにいい加減なものです。こういう経験を積むたびに思うことは、現代まで残るような音楽は聴き込めば必ずいいところがあるんだろうなということと、音楽評論を仕事に出来る人はよほどタフな感受性を持っているんだろうなということです。