highdy の気まぐれブログ

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忘れないためには他人に教えよ

2022年08月24日 | 処世訓(highdy のことば)



技術や知識の保存

 習わないお経は読めない。使わない知識は忘れてしまう。
こんなことも言える。門前の小僧習わぬお経を読む。教えている限り忘れない。
知識や技術の保存には金もかからなければ、場所も必要としない。
知識や技術のある人には人が集まる。
知識や技術は教えても減るものではない。

守りから拡散へ
 いまの情報化時代の技術は、決して100%とは言えないが、特許、実用新案、意匠登録など、工業所有権である程度保護されている。
ものは考えようで、自分の知識や技術はとても大切なもので、中にはそれを他人が真似をすると、自分の生活が成り立たなくなる場合もないわけではない。
ただ、組織内においては、そのような知識・技術を持つ人が、どんどん周りにそれらを拡散し、後進者を育成することで会社も成長する。早く自分の持てる力を他人に譲り、人の育成が上手い人ほど出世も早い。普通の会社ならそのような人を大切に扱う。そして、さらに上を目指さねばならない。
知識や技術は教えても減るものではない。他人に教えたら自分の地位・立場が危なくなる、と考えるレベルの人は了見が狭い。知識も技術も守りに入ったらお終いで、進歩がなくなる。
例外はあるが、成長する会社ほどマニュアルが多い。銀行でも、デパート、コンビニでも、はたまた外食産業でも、あらゆる産業で数千~数万にも及ぶマニュアルを作成・整備している。安全性から必要なものであるが、医薬・食品関連ではトレサビリティ(原因調査のために過去に遡及し追求する考え方)・適用法規の問題でさらに多くなる。
それは早く適切な人材を育て、誰でも同じ品質の仕事が効率よく短時間に間違いなくできるようにするのが目的である。
コンビニや飲食業のチェーン店でアルバイトをされた方は、とても狭い範囲ではあるが経験された方も多いだろう。一番下っ端の職務域でも、100種類程度のマニュアルは心得て行動している。



忘れないためには・・・
 学校の教師の場合は、否が応でも
(いやがおうでも)教えることそのものが仕事であり、同じことの繰り返しになる。その場合でも、常に最新の知識・情報の吸収に務め、如何に楽しく・解りやすい教え方をするか常に工夫が必要である。
一般の人の場合、そのような機会はないにしても、例えばパソコンの知識・操作技術でも、便利なワザ、早ワザ・裏ワザの類の知識は、どんどん周りの人に惜しみなく教えることが好ましい。
教えることで、① 自分の記憶のリマインドになり忘れない。② そのような人のところへ人は集まる。③ いつの時代も人は情報を求めているものである。
それは人が生きるためにはあらゆる情報・知識・技術が必要であることによる。
情報は時が経てば古くて使えなくなるものもあるが.それに比べて技術や知識は、情報ほど早く使えなくなることは少ない。


highdyも 後期高齢者になり古い資料を整理していると、よくもこんな関数を使って、技術計算フォームを作成したものだと我ながら感心する。
「いますぐに教えろ」と言われても、簡単には使い方が思い出せないことすらある。すなわち、忘れてしまっている。幸いなことにネット上には 
YouTube をはじめとして、膨大な利用法が溢れかえっているので、すぐに思い出すことはできる。




忘れないためには、他人に繰り返し教えることである。
その意味で、長い間の無料パソコン教室は、ボランティアであっても、記憶維持に大いに貢献しておりとても有難いことである。
そればかりか、時折経験したことのないトラブルの相談を受け、常に新しい勉強をさせてもらっている。完璧に解決できないとき、取り敢えず裏技で一時凌ぎをすることもあるが、その裏技も自身が勉強したことがあるから知っている訳で、情報はあっても使い方を知らなければ猫に小判になってしまう。情報・知識・技術は、使ってこそ価値があるものである。





本日もご来訪いただきありがとうございました。

  
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コメント (4)
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