ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

道北紀行 天売島編 その2 ウミガラス ケイマフリ ヒメウ

2017-06-23 | 北海道

22日に予定していた海鳥ボートは、悪天候で、翌日に順延。23日朝は雲一つ無く、無風の絶好のボート日和です。6時発の寺沢さんの7人乗りボート、ケイマフリ号に乗り込み、ウミガラスのいる赤岩に向かいました。雲一つなかった空は、雲に覆われていますが、相変わらず風はなし。ウミガラスは、往時、8,000羽程いたのが、急速に数を減らし、日本で繁殖しているのは、天売島のみになったようです。しかも、15年ほど前には、13羽まで数を減らし、絶滅寸前でしたが、手厚い保護のおかげで、今年は、50羽程度いるそうで、少しづつ数を増やしているようです。ウミガラスが安心してやってくるように、島の営巣に適した場所に多くのデコイが設置され、赤岩では、鳴き声も流しています。
写真は、デコイの設置された赤岩の繁殖場所です。ウミガラスが抱卵しているようです。写真に本物は何羽いるでしょうか?


7羽確認できましたが、いかがでしょう? 観察していると崖からウミガラスが飛び出してきました。

海上に浮かぶ姿が見えました。ケイマフリとの2ショットです。


立ったところは、ペンギンそっくりですが、飛翔はお手の物です。


赤岩を後にしケイマフリの繁殖している屏風岩付近に到着。途中ゴマフアザラシを見たり、上空に無数のアマツバメが乱舞したりと小さなボートでの観察を堪能しました。ケイマフリは天売島が一番の繁殖地のようで、かなりの数います。海上に浮かんだり、岩の上で休んだり、驚いて飛び立ったりとシャッターを押しっぱなしです。






ヒメウの一大繁殖地でもあり、ヒナの顔も見えます。


3年前の天売島では、ウミガラスをなんとか見ることが出来た、程度でしたが、今回、たっぷり楽しむことができ、満足して天売島を後にすることができました。

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1 コメント

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Unknown (mas-san)
2017-07-11 11:56:41
ケイマフリの赤い肢が印象的ですね。
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