ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

クサシギ 川越市/ヤマトシジミ モンキチョウ ミヤマアカネ 狭山丘陵

2017-08-27 | 関東地方

そろそろ秋のシギチが来ていないかと、8月19日と26日川越市の田んぼを巡ってみましたが、パッとしません。19日にクサシギをゲットできたのみでした。もっとも、クサシギを近距離で写真に収めたのは初めてだったので、喜ぶべきでしょうね。




そろそろツツドリが来てやしないかと、狭山丘陵を20、26、27日と探索しましたが、全く見つけられず、見かけたというバーダーも皆無でした。渡りかどうかははっきりしませんが、上空を舞う4羽のサシバを見ましたが、写真は、真っ黒でした。そんなこんなで、鳥が全く視界に入ってこないので、蝶々、トンボに目を向けると、身近にこんなに綺麗な蝶々がいるのをいままで知りませんでした。足元をちらっと青色に見える小さな小さなチョウが飛んでいるので、止まったところをよく見ると綺麗な青色の金属光沢が光ります。詳しいかたにヤマトシジミだと教えてもらいました。♂が青く光ります。






♀は、性的二型の多数側の地味な色です。

他に♂と♀で色の違うモンキチョウをペアで撮れました。

結構赤くなったミヤマアカネが目の前に現れたので、つい一枚。



コシアカツバメ ツバメ サンコウチョウ幼鳥 岡山県高梁市

2017-08-11 | 中国地方

お盆休みに実家のある岡山県高梁市に戻ってきました。山に囲まれた山里です。といってもこの季節、やはり山に行っても大した成果は出ませんが、家の前には、ツバメが飛び交い、地域センターの壁には、コシアカツバメが営巣しています。関東では、どちらかといえば、珍しい部類ですが、西日本では普通種。ツバメより多いように感じます。そこで、電線に止まった姿だけでは、つまらないので、飛翔写真に挑戦しました。背景が山等になると、バックに取られてしまいますが、空がバックならなんとかフォーカスを合わせてくれます。巣近くで、スピードの落ちた時が狙い目です。





ツバメが川の上でスピードを落とした時に、なんとかキャッチ。

山の中の神社の社叢を散策すると、オオルリ、キビタキ等がいました。そんなか、この季節でも、声を出してくれるサンコウチョウを見つけ、♀親近くの幼鳥をなんとか収めました。羽は親に近いですが、頭部がほっそりして、シルエットは、まるでヒヨドリの若鳥のようです。

なかなか鳥たちが被写体になってくれないので、木漏れ日に輝いたカラスアゲハとモノサシトンボでごまかします。



フクロウ 埼玉県/ツミ 東京都

2017-08-06 | 関東地方

鳥枯れのこの季節ですが、ヒナたちの姿を見ることができました。近隣で写したフクロウとツミの幼鳥たちです。
7月2日に埼玉県の公園を訪ねると、かけられた新しい巣箱でフクロウが巣立っていました。3羽のヒナのうちの2番仔と親です。



暑いのか、枝の上にくたっとしていました。

7月22、23日都内の公園で巣立ったツミを見てきました。かなり大きくなった4羽の幼鳥たちが木の間を飛び回ったり、セミを捕まえて食していたりと楽しませてくれます。親の姿はほとんど見えませんでした。




尾羽の羽繕いです。

時折セミを捕まえにすぐ近くに来ますが、もう、すっかり猛禽の精悍な顔つきです。


♀親の姿は一度も見えませんでしたが、♂親がやってきました。自立の時なのか、何も持っているようには見えません。それとも気づかないうちに渡したのでしょうか。