ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ルリビタキ /岡山県

2023-01-29 | 中国地方
ルリビタキ♂成鳥 2022年12月2日 岡山県高梁市

12月2日町内のMFにて(続き):縄張り争いが盛んなこの時期、境界線と思しきあたりでは、2羽のルリビタキの睨み合いと追っかけが見られます。R4と呼んでいる♂成鳥がヌルデの実の上で盛んに鳴きながら睨みをきかせます。
季節がら色付いた葉っぱを入れる様に引き気味にしています。
目線の先にいるのはR3と呼んでいる♀タイプ。肩のあたりに青色みが無いので、ただの♀かもしれませんが。
R4の方が優勢で、追っ払ってしまいます。
境界線から離れた場所にあるヌルデがお気に入りな様で、R3はよくここにいます。
境界線争いもしばらくすると落ち着くのでしょう、暫し楽しませてもらおうと思います。

次回は再び訪れた日野のオシドリをアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

ミヤマホオジロ ルリビタキ リュウキュウサンショウクイ エナガ/岡山県

2023-01-26 | 中国地方
ミヤマホオジロ♂ 2022年12月1日 岡山県高梁市

12月1日〜2日町内のMFにて:町内のMFとしている範囲はおよそ1km程で、今季ミヤマホオジロは凡そ20羽と10羽くらいの2つの群れが居着いた様。藪や草むらで採餌しているので、歩いていると大体はこちらより早く気付かれて逃げられてしまいますが、中に様子見をしてくれるありがたい個体がいます。この時は運よく♂が枝先に居残ってくれました。
一方、ルリビタキは1kmの間に8個体ほど確認出来ました。そのうち4羽が♂の成鳥というちょっと珍しい(経験から言うと♂成鳥は4〜5個体に1個体ぐらいかなと)ので、半数というのはちょっと偏っているかなと思いますが、まあ写真撮る側には嬉しい偏りです。この子はMFの一番端なので、R8と名付けました。葉の落ちたカエデの枝先で盛んに鳴いています。もう少し早く来てくれると紅葉に間に合ったんですけどね。
そのうち別の場所からもヒッヒッが聞こえて来たかと思うとこの様に威嚇の体制。威嚇先の個体は姿を見つけられず、性別不明でした。
別の場所で、一番露出度の高いR4が少し黄葉の残った木で♀タイプのR3を威嚇していました。
よく12月2日、エナガの群れに遭遇。
近くにカラの混群も。見るとサンショウクイの声がするので、探すとリュウキュウサンショウクイが2〜3羽いました。あまりきれいに撮れなかったので、証拠写真ですが。
今季MFには昨季同様にルリビタキとミヤマホオジロがそれなりに入った様で楽しませてもらおうと思います。

次回は12月2日の続きで、縄張り争いをするルリビタキのR4とR3をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

オシドリ /鳥取県

2023-01-23 | 中国地方
オシドリ 2022年11月30日 鳥取県日野オシドリの里

11月30日(続き)、いよいよオシドリの時間となって、続々と観察小屋近くに集まって来ます。ゆったりと泳いで来たり、ある所から飛び立ち近くに着水するものもいます。
着水時の水の飛沫が板状に見えますね。
大きな集団となって、こちら側の岸に上がって来ます。
ところが、電車が通ると鉄の塊と轟音に驚くのか、しょっちゅう来るのに慣れないのか不思議ですが、一斉に飛び立ちます。しかし、遠くには行かず直ぐに着水、やっぱり慣れているのでしょうね。
こちらでは輪になって「びっくりしたね!怖かったね!」と井戸端会議をしている様。圧倒的に♂の数の方が多いですが‥‥
石の上に上がって寛いでいる感じです。
またゾロゾロとやって来たり‥‥
石の上に上がって寛いだりします。
しばらくするとまたゾロゾロと。
こちらでは、♂同士が胸を反らせて、張り合っている様に見えます。「オイラの方が強い!」とでも言っているのかな。
♀を間に挟んで張り合ったり‥‥
両手に花、になったり。
またまた胸を反らせて張り合っている様で、見ていて飽きないです。
寛いでいる様子を遠景で。
近くで、静かにたたずんでいるのが良いですね。
さて、日野のオシドリの里ですが、今年から観察小屋を新築して、立派になっています。数千万円をかけてのことの様で、町の意気込みが感じられます。中にはこんなイメージキャラクター、根雨のまち観光大使の根雨つむぎさんも登場してます。オシドリをイメージした衣装が可愛いですね。結構、全国からマニアが訪れるそうです。
中の様子です。1日300円で、広い小屋の中でゆったり時間を過ごせます。
流石にヤマセミを目の前で見る事はなくなった様ですが、何度でも来たくなり、この後3度も足を運んでしまいました。ヤマセミに会えたのはこの回だけでしたが。

次回は自宅近くのMFで揃って来た冬鳥達のミヤマホオジロ、ルリビタキ等をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

ヤマセミ カワアイサ オシドリ/鳥取県

2023-01-20 | 中国地方
ヤマセミ♂ 2022年11月30日 鳥取県日野オシドリの里

11月30日(続き)、カワセミが去ってしばらく平穏な時が過ぎましたが、覗き窓から川を眺めていると再びヤマセミ登場!同じ場所に止まって、今回はしばらく滞在してくれました。ありがたい事です。
獲物を探しているのでしょうが、飛び込みは無かったです。
空を見上げる顔に少し憂いを感じますが、気のせい?
マガモが帰還して少し奥に着水。
そして飛び出しましたが、何とかカメラが間に合いました。
飛び去った後しばらくしてまたやって来ましたが、そのまま通過して上流の方に行ってしまいました。さて、川の方では、少しずつオシドリに動きが出て来ましたが、ふと見るとカワアイサ♀がいます。
♂もやって来てペアでしょうか、2羽で遊泳。
動きの出て来たオシドリですが、段々と帰還して来た様です。着水するも直ぐに飛び立ち。
続々と飛来して来ます。
そして、休んでいたもの達も交えて、少しずつこちらの岸の方へ移動。この時には400羽ほどがいる様でした。
近づいて来ますが、まだ川の中程で休息。
この日は雨混じりでしたが、天気の悪い日は早い時間からやってくる様で、遠くに帰る身にはありがたいですね。

次回は、更にこの続きで、オシドリ達の様子をアップしたいと思います。ご覧いただき有り難うございます。

ヤマセミ カワセミ/鳥取県

2023-01-17 | 中国地方
ヤマセミ♂ 2022年11月30日 鳥取県日野オシドリの里

11月30日、何と幸運な事もあるものです。ヤマセミを見つけたその足で日野のオシドリの里に今季初めて出かけるとそこでもヤマセミが出てくれました。こんな日もあるんですね。着いた時間はオシドリはほとんどが外出中、遠くに休んでいるオシドリを見ながらボーとしていると白いものが飛んできました。ええっ!と思って双眼鏡を覗くと紛れもなくヤマセミ!こんなことがあって良いのかと、夢中でシャッターを切りました。雨の降る川面に映えてなかなか良いなと感動しているとちょっと移動。ここが見晴らしが良いのかよく止まるそうです。
この時は直ぐに飛び出して、どこかに行ってしまいました。
こんな事もあるんだと感激しながら、運を使い果たしたのではと心配しましたが、22年も残り僅か、まあ良いかと。実際、この年にもう2回、別の場所でヤマセミに遭遇することになり、本当にラッキーな事でした。さて、ヤマセミ が去った後、目の前を見るとカワセミがブロックの残骸の上に止まっています。
飛び出してホバリングをしていますが遠くて小さいので、オートフォーカスが効かない!何とかマニュアルで合わせてみました。
視界から消えたと思うと後を終えませんでしたが、ちゃんと魚をゲットして同じ場所に戻って来ました。弱るのを待っているのか叩きつけたりして暫し見せびらかす様に魚をくわえたまま。
やっと飲み込みました。
ということで、暫しオシドリの里で、ヤマセミとカワセミに遊んでもらいました。

次回は同じオシドリの里で再び登場したヤマセミとカワアイサ、オシドリをアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

ヤマセミ /岡山県

2023-01-14 | 中国地方
ヤマセミ♂ 2022年11月30日 岡山県

11月30日、ヤマセミがいてもおかしくないなと思える場所を探索していると川の辺りに白いものが目に入りました。おやっ?と思って双眼鏡で見るとやはりヤマセミ。おおっ!とはやる気持ちを抑えて、気づかれない様にそっと車からカメラを向けました。
ちょっと移動しましたが、見やすい電線の上。暫し居てくれたのでたっぷり撮らせてもらいました。
また移動しましたが、川の水面近くの枝。まだまだ撮らせてくれます。
尾をあげる仕草にどういう意味があるのか分かりませんが、このポーズはなんとも可愛い!
ちょっと移動して水面のすぐ側。
その内どこかに飛んで行きました。かなり楽しませてくれましたが、気まぐれなヤマセミ、その後何度か同じポイントを訪ねてみましたが、今のところこの時だけ。気負って出かけるとサッパリ。準備してない時に偶然出会す。そんなもんかもしれません。

次回は同じ日に訪ねた鳥取県日野のオシドリの里でまたまたヤマセミに遭遇するという幸運に恵まれましたので、次回もヤマセミとカワセミをアップしたいと思います。ご覧いただき有り難うございます。

ミヤマホオジロ ルリビタキ セグロセキレイ ウグイス /岡山県

2023-01-11 | 中国地方
ルリビタキ♂成鳥 2022年11月28日 岡山県高梁市

11月24〜28日自宅近くと近くのMFにて。西日本ではどちらかというと普通の冬鳥ミヤマホオジロ、でも出会えるとやはり嬉しいものです。今季初撮りは♀でしたが、額に何か付いていますね。草の種ならいいですが、ダニなら鬱陶しいでしょうね。とってあげるわけにもいかず‥‥
自宅近くの川にいるセグロセキレイ。普段ならスルーするところ電線ですが、山の紅葉がバックになるので、撮らせてもらいました。
近くのMFに出かけてやって来たばかりのルリビタキとミヤマホオジロを狙います。このルリビタキ♂ は昨年楽しませてくれたルリビタキ♂ と同じポイントで見たので、同じ個体の可能性ありです。盛んに鳴いて時に囀りを交えます。その目線の先を見るとルリビタキ♀タイプ。どうやら縄張り争いの様です。
相手となるルリビタキ♀タイプですが、♂成鳥の方が優勢な様で、追っ払われてしまいます。その瞬間は早過ぎて私の腕では追いつけません。いつか撮りたい!
トリミングしないと季節がら黄葉が写り込んで良いかなと。
睨みをきかせる♂成鳥の方ですが、こちらも黄葉バックにしたいのですが、中々良い位置に止まってくれません。
ウルシの赤い葉が残っているところで良いかなと思いましたが、♀タイプの方を睨んだままで、こちらを向いてくれませんでした。
付近の藪にはミヤマホオジロ 。♂も何とかして収めることができました。
種類は分かりませんが、特徴的な草の実を食しています。
季節がら黄色くなった枝に止まってくれました。♀ですが、季節感が出ているので、贅沢は言わない事に。
ウグイスの背景にも季節らしい落葉が写り込んでくれました。

紅葉の綺麗なこの木に止まってくれればと思うところには止まってくれません。当たり前ですが。

次回は偶然出会えたヤマセミをアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

カワセミ カルガモ オシドリ/岡山県

2023-01-08 | 中国地方
カワセミ幼鳥♀ 2022年11月22日 岡山県

11月22日、待てど来ぬ主役の代わりに遊んでくれるのはカワセミ。退屈な時間にカメラ機能で遊びました。他に現れるのはカルガモのペアでしょうか。
飛び出しを狙って、プリキャプチャー機能で待ちます。上手く真横に飛び出してくれました。
ちょっと色が薄くなる2枚合成。
しばらくするとまたやって来ます。ここを譲ってもらったのでしょうか成鳥は滅多に来ません。
伸びのポーズでしょうか。
嘴も開けて。
再び飛び出し。また真横に飛んでくれました。
たまにオシドリも来てくれるのですが、今日は少し見にくい位置から出てくれませんでした。

次回は11月下旬の頃の初撮りのミヤマホオジロ、近くで撮らせてくれたルリビタキ等をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。


ルリビタキ イカル ヤマガラ カワラヒワ スズメ/岡山県

2023-01-05 | 中国地方
マユミの実を食すヤマガラ 2022年11月19日 岡山県高梁市

11月14日、雲海の底の自宅の前の電線を見るとカワラヒワ10羽程が並んでいます。渡りの途中でしょうか。霧に煙る山をバックに。
11月16日、近くのMFに出かけるとやって来たばかりのルリビタキ♂を初撮り出来ました。昨季と同じ場所で同じ♂成鳥なので、同じ個体かもしれません。盛んに鳴いて縄張り宣言している様です。
少し離れた場所でもルリビタキ♂ が盛んに鳴いています。こちらも成鳥といっても3年目ぐらいの様ですが、目の周りがやたらと白い。はっきりアイリングの様に見えます。来季にも同じ特徴が出れば個体識別出来そうです。
11月17日、自宅周りを散策しているとムクノキでしょうか、イカルの群れがいつも食事に来ています。いつも高い所で空抜けですが、今日はじっと待っていると低い所にも来て撮らせてくれました。
11月18日、ちょっと景色を。雲海を見ようと650m程の独立峰に登りました。家が見えますが、天空のお家、と言った所でしょうか。キャンプ場にはモミジの林があるので、コラボを狙いましたが、サッパリ、うまく行きません。
11月19日、自宅周りを歩くと昨季は実っていなかったはずのマユミに赤い実がたわわになっています。小鳥が来ないかと待っているとヤマガラが来てくれました。やっぱり足で押さえて突いてますね。
ザクロはどうかと見るとスズメ。
秋の彩りとコラボを狙いますが、望んだモミジとは今季全滅。

次回はカワセミをアップする予定です。カメラの機能を生かして少し遊んでみました。ご覧いただき有り難う御座います。

マミチャジナイ/岡山県

2023-01-02 | 中国地方


11月10日(続き)、長い時間お食事に付き合いましたので、いろいろなシーンが撮れました。これは枝の飛び移りで、翼を使わずジャンプで移動。
こちらは羽ばたいて移動。ジャンプ力もかなりある様ですが、さすがに遠い時は翼で。
移動した枝で更に食事を続けます。
素早くて中々捉えられなかったのですが、やっと木の実を口に入れる瞬間が撮れました。くわえた後、放り込む様に口の中に持って行きます。
そんなこんなで、しっかり楽しませてもらいました。バックに写っているのはカラマツの黄葉でしょう。

次回は自宅近くとMFでの初撮りルリビタキ、イカル等をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。