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ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて近隣から遠方まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ2〜3日に1度のペースで掲載します。

コスタリカ紀行 第1日目 サラピキ編 その2/ヒメテンニョゲラ キビタイフウキンチョウ マミジロアメリカムシクイ キボウシスミレフウキンチョウなど

2025-06-03 | コスタリカ
キボウシスミレフウキンチョウ♂ 2025年2月21日 コスタリカ サラピキ

餌台にひっきりなしにやってくる小鳥たちにカメラを向け続けます。食後にカカオ豆を引いて、練って、出来立てのチョコレートを食べさせてもらいましたが、バナナに合わせて頂いて美味しかったです。
さて、キボウシスミレフウキンチョウ(Yellow-crowned Euphonia)♂は本当に鮮やかですが、♀はというと鮮やかさには欠けますが、地味目にお洒落。コシアカフウキンチョウの♀によく似ていますが、クチバシの色合いが違います。
ズグロミツドリ(Green Honeycreeper)の♀も登場。♂は姿を見せませんでした。
ムシクイ風のこの子は越冬中のマミジロアメリカムシクイ(Tennessee Warbler)。アメリカムシクイにしては地味目ですね。頭部の羽毛が変ですが、ちょうど換羽の時期なんでしょうね。
半分に割ったヤシの実にやって来たのは、冠羽と腹胸部の模様がお洒落なヒメテンニョゲラ(Cinnamon Woodpecker)でした。
額の黄色が素敵なキビタイフウキンチョウ(Olive-backed Euphonia)の♂。
コシアカフウキンチョウ(Scarlet-rumped Tanager)♂もよく出てくれます。
ずっとこの餌台に張り付いていても良いくらいですが、森の中にはもっと違うのがいると言うことで、森の中に足を踏み入れることになりましたが、それはまた。

次回は、地元に戻って、ブッポウソウとサンコウチョウをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

コスタリカ紀行 第1日目 サラピキ編 その1/メガネフクロウ キボウシスミレフウキンチョウ コンゴウモリクイナ コシアカフウキンチョウ

2025-06-01 | コスタリカ
ペアと思われるメガネフクロウ 2025年2月21日 コスタリカ グァピレス

第1日目午前、グァピレスの地元ガイドさんのお庭でコスタリカ野鳥三昧の洗礼を受けた後、近くの森に移動。ぬかるんだ道を貸与された長靴を履いて雨が降る中進んでいくと、狙いのメガネフクロウ(Spectacled Owl)が、2羽で出迎えてくれました。ちょうど雨も止んで、ゆっくり観察出来ました。互い違いに並んでいたので、背中側もよく見えましたね。
グァピレスを後にして、サラピキに移動して、森の中のPierella Gardenに案内されました。

森の中の食堂ですが、そのまま森の中を自然探索することが出来ます。昼食が出る前に庭に餌台が設けてあるので、小鳥たちがひっきりなしにやって来て撮影会となりました。目を引いたのは黄色と濃青色が鮮やかなキボウシスミレフウキンチョウ(Yellow-crowned Euphonia)の♂です。
ここでもバナナが設置されてますね。
こちらはコシアカフウキンチョウ(Scarlet-rumped Tanager)の♀。
そして♂も登場。昼食が出て来ましたが、ひっきりなしに現れるので、落ち着いて食べることが出来ませんが、食事をしながらの贅沢なひと時でした。
食堂から庭を見ていると同行のYさんが、「クイナがいる!」と言うので、眼下を覗くと、小さな水たまりがあって、2羽のコンゴウモリクイナ(Gray-necked Wood-Rail)がいました。クチバシの黄色と脚の赤色がクイナにしては派手ですね。クイナ類というと単独でいるのしか記憶にないのですが、2羽でいるので、ペアでしょうか。それにしても食堂でクイナ類が見えるとは、凄いなと感心しました。
食事をしながら鳥見&鳥撮も満喫できて本当に素敵なところです。

次回もこの続きで、食堂の餌台にやって来る新たな小鳥たちです。ご覧いただき有り難う御座います。

コスタリカ紀行 第1日目 グァピレス編 午前 その5/ムナフチュウハシ コスタリカキビタイシマセゲラ ソライロフウキンチョウなど 

2025-05-16 | コスタリカ
仲良し3人組のムナフチュウハシ 2025年2月21日 コスタリカ グァピレス

1日目午前続き;コスタリカキビタイシマセゲラ(Hoffmann's Woodpecker)♂の頭部の赤色と黄色の配色が何とも言えず素敵です。
背中側から見ると縞模様が綺麗です。
さて、そんな中にいきなり現れたのが、ムナフチュウハシ(Collared Aracari)。オオハシより少し小型なので、チュウハシ、何でしょう。ノコギリ状のクチバシ、腹の帯と胸の斑点がなかなかいいです。それにしても愛嬌のある顔付きが、見る角度で変わって面白い。
尾も長く、腰の赤色がいいです。長い尾羽はクチバシとの体重分布(バランス)のためでしょうか。
いつの間にか数が増えて来ました。元々、グループで行動するのが好きな様です。
そして3羽が並びました。これは面白いとチャンスを逃さない様に急いでカメラを向けます。
シロエリハチドリ (White-necked Jacobin)♂の背中が緑の構造色で、綺麗。
新たに登場したソライロフウキンチョウ(Blue-gray Tanager)。雌雄同色で、ヤシフウキンチョウによく似ていますが、スッキリした青色と空色が爽やかです。
このお庭での滞在は、あっという間の1時間足らずでしたが、驚くほどの登場鳥の数で、シャッターを押っぱなしで、結構疲れました。ということで、野外に移動。メガネフクロウを探しに行きます。

次回は地元のフィールドのキビタキなどと久しぶりのヤマセミをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

コスタリカ紀行 第1日目 グァピレス編 午前 その4/コスタリカキビタイシマセゲラ ミドリインコ ナツフウキンチョウ ニショクキムネオオハシなど

2025-05-13 | コスタリカ
お洒落なコスタリカキビタイシマセゲラ♂ 2025年2月21日 コスタリカ グァピレス

1日目午前続き;止まったシロエリハチドリ(White-necked Jacobin)♂、シロエリというよりシロハラハチドリの方がふさわしい様な。
此方は止まったシロエリハチドリ♀、バックが暗いと降っている雨がよく見えます。背中側の緑の構造色が綺麗です。
♂と♀が並んで休憩。横位置に並んでくれると両方にフォーカスが合うんですけどね。
奥の♀に合わせます。嘴の先端だけを開けるんですね。
セイガイハチドリ(Scaly-breasted Hummingbird)も止まって休憩中、飛び続けるのはエネルギー使いますからね。
サンホセのホテルで見かけたミドリインコ(Orange-chinned Parakeet)も新たにやって来ました。
新規登場は全身の赤色が鮮やかなナツフウキンチョウ(Summer Tanager)。フウキンチョウと名前がついていますが、カージナルのショウジョウコウカンチョウ科で、冬鳥としてコスタリカ に来ているそうです。赤が輝き過ぎて、ちょっと飛んでしまい、適正露出が難しい!
離れた所で、様子見だったニショクキムネオオハシ(Chestnut-mandibled Toucan)がバナナにやって来ました。体もデカいが嘴が本当にデカい!また、色の配色が凄すぎます。
上から見ると色の区分けが幾何学的な感じですね。
コシアカフウキンチョウ(Scarlet-rumped Tanager )♂も再登場。
背中の縞と赤と黄色の頭部がお洒落なキツツキもバナナに引き寄せられます。コスタリカキビタイシマセゲラ(Hoffmann's Woodpecker)の♂でした。
右に見えるバフムジツグミもよく来ているのですが、どうしても派手な装いの方にカメラは向きます。まあ、しょうがないですね。

次回もこの続きで、地元のガイドさんのお庭の最後になります。更に新しいのが登場します。ご覧いただき有り難う御座います。

コスタリカ紀行 第1日目 グァピレス編 午前 その3/アオムネマンゴーハチドリ ニショクキムネオオハシ コシアカフウキンチョウ ハイバラエメラルドハチドリなど

2025-05-10 | コスタリカ
アオムネマンゴーハチドリ♂ 2025年2月21日 コスタリカ グァピレス

第1日目午前(地元のガイドさん宅のお庭の続き)餌台の方に顔の隈取りの派手なオオツリスドリ(Montezuma Oropendola)がまたやって来ました。バナナを頬張っています。
♀しか見えなかったアオムネマンゴーハチドリ(Green-breasted Mango)の♂がいました。全身緑の光沢と胸の紺色が何とも美しい。しかし、飛んでいるところは撮影出来ていませんでした。
花蜜をめぐって種の違うハチドリが争っていました。左がシロエリハチドリ(White-necked Jacobin)♂、右がセイガイハチドリ(Scaly-breasted Hummingbird)ですね。
シロエリハチドリの白い尾羽がほんの一瞬開くと鮮やかですが、一瞬過ぎてなかなかうまく収められません。
ふと木の間に大型、大嘴の鳥が様子を伺っていました。ニショクキムネオオハシ(Chestnut-mandibled Toucan)でした。大きな嘴が見事に二色に色分けされています。チョコボールのキョロちゃんのモデルと言われていますが、果たして?
アオムネマンゴーハチドリ♀の飛翔シーンは何枚も取れているのですが、何故か♂の飛翔シーンがない!
ルリミツドリ(Red-legged Honeycreeper )♂も再登場、それにしても何とも濃い青色。
新たな登場はコシアカフウキンチョウ(Scarlet-rumped Tanager)♂、それにしても赤と黒の組み合わせが凄い!
オオツリスドリはちょくちょく来てます。
キビタイフウキンチョウ(Olive-backed Euphonia)♀の上の青い後ろ姿はアオミツドリ(Shining Honeycreeper)♂でした。写真整理中にあれっ?足の色が黄色い、ルリミツドリ♂ではない!と気付いたのですが、写真はこれしかない!
新たなハチドリであるハイバラエメラルドハチドリ(Rufous-tailed Hummingbird)が枝に止まっていました。
それにしてもなんと種類と数の多いことか!やはり野鳥の天国ですね。

次回もこの続きです。ご覧いただき有り難う御座います。

コスタリカ紀行 第1日目 グァピレス編 午前 その2/ルリミツドリ アオムネマンゴーハチドリ シロエリハチドリ セイガイハチドリ キバラオオタイランチョウ

2025-05-04 | コスタリカ
ルリミツドリ♂ 2025年2月21日 コスタリカ グァピレス

2月21日午前(続き);グァピレス地元のガイドさんのお庭にはひっきりなしに鳥たちが現れます。シャッターを押し続けて、休む暇がありません。シロエリハチドリ、セイガイハチドリに続いてやって来たのはアオムネマンゴーハチドリ(Green-breasted Mango)の♀でした。
マンゴーと一緒に花の蜜を吸っているのは数の多いシロエリハチドリ(White-necked Jacobin)♂。
飛び回るので、捉えるのが大変ですが、時にホバリングモドキで、短い間ですが、一点に止まる時があり、ひたすら連写。羽の打ち上げから打ち下ろしの一瞬にシャッターが合えば、翼が止まっている様に見えますね。
時に3,4羽が群がる事も。
セイガイハチドリ(Scaly-breasted Hummingbird)の尾羽が開く時があり、シロエリハチドリ♀との違いが明瞭になります。
ズグロミツドリ(Green Honeycreeper)♂もちょくちょく登場。
ルリミツドリ(Red-legged Honeycreeper)♂の鮮やかなブルーが堪りません。更に赤い足が何ともお洒落です。 
新規の登場はキビタイフウキンチョウ(Olive-backed Euphonia)♀でした。
普通種というだけあって、気がつくとそこに居る様に感じるキバラオオタイランチョウ(Great Kiskadee)、お腹の黄色が結構きれい。英名のKiskadeeは鳴き声から来ているそうですが、声は記憶にないなあ〜。カメラに集中していると鳴き声はほとんど耳に残っていませんね😓
角度によっては、頭頂の黄色が見えます。
ハチドリコーナーと一般餌台とを目まぐるしくカメラを移動して、何とも大変です。

次回は地元のフィールドにやって来た夏鳥キビタキなどをアップします。次次回にこの続きで、さらに新しい種が登場します。ご覧いただき有り難う御座います。

コスタリカ紀行 第1日目 グァピレス編 午前 その1/シロエリハチドリ セイガイハチドリ ズグロミツドリ ヤシフウキンチョウ オオツリスドリ ソライロフウキンチョウ

2025-05-01 | コスタリカ
シロエリハチドリ♂ 2025年2月21日 コスタリカ グァピレス

2月21日午前、コスタリカの首都サンホセを後にして、北東に進みカリブ海側の熱帯雨林に位置するグァピレスに到着。先ず訪れたのは、グァピレスを案内してくださる地元のガイドさんの自宅のお庭。そこには、ハチドリ用のフィーダーとバナナなどを置いた餌台が用意されていて、ハチドリ達が飛び交っています。おおっ!!と落ち着くまもなく興奮しながら初めて目にするハチドリにカメラを向けました。
最初に登場願うのは、最も数の多かったシロエリハチドリ(White-necked Jacobin)。数羽が同時に花に群がって、時折尾羽を拡げて、他のハチドリを威嚇したり、蜜を吸引したり。写真は頭部から胸が青く、後部の首と腹部の白い♂。
ある程度お腹が満たされると、近くに止まって、しばし休息。
此方は模様が違いますが、シロエリハチドリの♀。
シロエリハチドリ♀によく似ていますが、雌雄同色のセイガイハチドリもやって来ます。
ハチドリコーナーの隣には、バナナなどを用意した餌台。此方にも次々に違った鳥たちがやって来るので、どちらを撮るか迷ってしまいます。忙しいことこの上ありません。少し大型の派手な装いはオオツリスドリ(Montezuma Oropendola)です。顔面の模様が歌舞伎の隈取りの様。尾羽の先の黄色も鮮やかです。
派手な模様の小鳥はズグロミツドリ(Green Honeycreeper)♂。ミツドリなので、細長い嘴で蜜を吸うのでしょうが、バナナの方がお好みの様。
一方、此方は♀。オスと比べると地味ですが、それでも全身緑色で、全然派手。
此方はヤシフウキンチョウ(Palm Tanager)。フウキンチョウとしては、地味な方で、雌雄同色。
ヤシフウキンチョウに良く似ていますが、青色、空色のスッキリ綺麗なソライロフウキンチョウ(Blue-gray Tanager)。この子も雌雄同色。
次から次にカラフルな鳥たちが出てきて、落ち着く暇がありませんでした。写真撮影に疲れを感じる羽目に。

次回はこの続きで、更に違う鳥たちが登場します。ご覧いただき有り難う御座います。

コスタリカ紀行 サン ホセ編 その2/クロツキヒメハエトリ クロコンドル ヒメコンドル ハジロバト インカバト アカスズメフクロウ

2025-04-19 | コスタリカ
飛翔姿は素敵なヒメコンドル 2025年2月22日 コスタリカ サン ホセ

出発前のホテルでの続き;敷地内にある小川に黒い小鳥がチョロチョロしています。クロツキヒメハエトリ(Black Phoebe)と思われ、タイランチョウの1種の様です。ゴミが写り込んで背景は今一つですが、全身真っ黒の可愛らしい小鳥でした。
地面をふと見ると、小さな葉っぱの切れ端が動いています。おやっ?と思ってみると、テレビの自然番組などで、よく出てくるハキリアリではありませんか!ジャングルではなくて、こんな所にもいるんだと感心しました。地面の穴の中に葉っぱが吸い込まれていました。
大きくしてみると、葉っぱをくわえたアリが見えるかと思います。
クロコンドル(Black Vulture)も現れましたが、彼らの狙いは生ゴミの様です。コスタリカにカラスはいませんが、コンドルがその役目をしているのですね。ひょっとして、ミナミカラカラも生ゴミ狙い?ちょっとガッカリ😞
ヒメコンドル(Turkey Vulture)の飛翔姿はなかなかカッコ良いのですが、地面に降りるとやっぱりコンドル。当たり前ですが‥‥
ハトは3種類、前回にも出たアカハシバト(Red-billed Pigeon)に‥‥
花の咲いた木に営巣していたハジロバト(White-winged Dove)。キジバトに近いんでしょうね。同じ様に粗雑な巣です。
体は小さなインカバト(Inca Dove)分布をメキシコから広げている様です。名前のインカから羽の模様がなんか古代的に感じるのは気のせいですか?
出発時間になったので、集合場所に行って、ガイドの下村さんにアカスズメフクロウ(Ferruginous Pygmy-Owl ) の報告をすると、えっ!と驚いて、居た木に急行。こんな所に居るとはすごく珍しいという事で、再度撮影会となりました。
まだ居てくれて、またモデルになってもらいました。という事で、サン ホセ市内のホテルの広くもない敷地の1時間半ほどで、10数種類の野鳥達と出会い、驚いた次第です。車で1時間ほど北への移動で、最初の目的地グァピレスに向かいました。

次回はインド アンダマン島に戻って、最終日の様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

コスタリカ紀行 サン ホセ編 その1/アカスズメフクロウ アカハシバト ミドリインコ バフムジツグミ ミナミカラカラ等

2025-04-16 | コスタリカ
ホテルの庭にいたアカスズメフクロウ 2025年2月22日 サン ホセ市内

2月21日のお昼頃に成田をアエロメヒコ航空で出発、ツアー参加者6人だけで、添乗員なしの旅です。長いフライトの後、朝の9時ごろ到着したメキシコシティーで、現地の西遊旅行社の方の出迎えを受けて、空港近くの市内のホテルで仮眠。再び空港に向かい、夜8時の便で、11時ごろコスタリカの首都であるサン ホセに到着。さくらツーリストの下村さんの出迎えを受けて、市内のホテルに投宿。長かったあ〜。さて、午前9時に出発との事で、それまで、朝食後、ホテルの庭で探鳥。ツアーの皆さん、同じ考えで、明るくなると庭に繰り出していました。さほど広くはない庭なので、多くは期待していませんでした。ところが、わずかな緑地に何種類も野鳥がいるので、驚き! さすがコスタリカだと感激しながら、カメラを向けました。ホテルの建物にいたのはアカハシバト(Red-billed Pigeon)。全身葡萄色で中々綺麗。
近くの木には、小型のインコが2羽。ミドリインコ(Orange-chinned Parrot)でした。英名の喉のオレンジ色が何とか見えます。
少し広々とした所で見回すと尾の長い黒い鳥がいます。オナガクロムクドリモドキ(Grea-tailed Grackle)で、ガイドさんによると、どこにでも居て、数を増やして、今や「害鳥」だとか。ムクドリの仲間らしい行動を見ると、そうかいなと同意してしまいます。下の電線にいるのはキバラオオタイランチョウ(Great Kiskadee)、普通種とのことで、確かに以後よくお目にかかりました。
木の中に地味なツグミがいます。辺りを飛び回っていて、数が多く、何処でも見かけるバフムジツグミ(Clay-colored Robin)ですが、これが、何とコスタリカの国鳥! 4月ごろにこの鳥が国中で囀り始めると雨季となり、農業国コスタリカに恵みの雨を降らせるので、コスタリカの人々にとっては、幸福の鳥となるそうです。
そして、木の中に小さなフクロウ類がいるのを同行のYさんが発見。オオッ!凄いと感激しながらカメラを向けました。アカスズメフクロウ(Ferruginous Pygmy-Owl)で、何と今ツアーで狙っている鳥の一つだそうで、ガイドの下村さんもこんな所にいるとは!と驚きの登場でした。それにしてもカワイイ!
何気なく地面には割と大きな猛禽! ハヤブサの仲間のミナミ(カンムリ)カラカラ(Crested Caracara)でした。いや驚きました。
空には別の猛禽が舞っています。飛翔姿はカッコイイのですが、何処にでもいるヒメコンドル(Turkey Vulture)でした。
他にも猛禽が横切って行きました。残念ながら、逆光で、露出補正が間に合いませんでしたが、ミナミハイイロノスリ(Gray Hawk)との事。
目つきの悪い此方は「害鳥」オナガクロムクドリモドキの♀。
とにかく狭い敷地のちょっとした緑地に何種類もの野鳥達が出現して、本当に驚きました。こりゃあ〜とんでもない所に来たな!と今後への期待感で気分が高揚しました。

次回はこのホテルの庭の続きで、さらに違った鳥達が登場します。ご覧いただき有り難う御座います。
臨時で、地元のオオルリ、クマタカを明日アップする予定です。

コスタリカ紀行 予告編/カザリキヌバネドリ アカスズメフクロウ ルリミツドリ ムナフチュウハシなど

2025-04-04 | コスタリカ
カザリキヌバネドリ(ケツァール)♂ 2025年2月25日 コスタリカ

2025年2月21日〜28日に中米はコスタリカに鳥見遠征して来ました。西遊旅行のツアーですが、現地在住のさくらツーリストの下村さんの素晴らしいガイドでカリブ海側のグァピレス、サラピキ、ボカ タパーダから太平洋側のオロディーナ、タルコレスと標高2,700mの熱帯雲霧林 セロ デ ラ ムエルテを回って来ました。野鳥の天国と言われるコスタリカですが、想像以上に素晴らしく、私にとっても天国の様な所でした。絶対外せないケツァールから各種ハチドリ、キヌバネドリ、フウキンチョウ、オオハシなど、165種の野鳥達と出会い、うち157種はライファー でしたが、中には下村さんに確認出来ず、帰国後、写真を図鑑とeBirdで照らし合わせたものもあり、間違いがありましたらご指摘下さい。そして、今回の遠征での海外の確認種が、国内の確認種を超える事となりました。
出会ったすべての野鳥を写真に収める事は出来ませんでしたが、手に余る程の画像が残り、これからゆっくりと紹介していきたいと思います。先ず、今回は予告編として、各ポイントから17種の野鳥を選んで、掲載する事としました。

アカスズメフクロウ 2月21日 サン ホセ
ルリミツドリ♂ 2月21日 グァピレス 
ムナフチュウハシ 2月21日 グァピレス
ムナジロマイコドリ♂ 2月21日 サラピキ
ミドリキヌバネドリ♂ 2月22日 サラピキ
サンショクキムネオオハシ 2月22日 ボカ タパーダ
オオホウカンチョウ♂ 2月22日 ボカ タパーダ
トキイロコンドル 2月23日 ボカ タパーダ
ベニヘラサギ 2月23日 タルコレス
クビワヤマセミ♂ 2月23日 タルコレス
コンゴウインコ 2月23日 タルコレス
ヒメミドリハチドリ & ヒノドハチドリ 2月24日 セロ デ ラ ムエルテ
ヒメミドリハチドリ 2月24日 セロ デ ラ ムエルテ
ドングリキツツキ♀♂ 2月25日 セロ デ ラ ムエルテ
ヒノドハチドリ 2月25日 セロ デ ラ ムエルテ
ホノオフウキンチョウ♂ 2月25日 セロ デ ラ ムエルテ

旅の同行者のMさんが、すでにYouTubeに今回のケツァールの動画を投稿されていますので、そちらもご覧ください。チャンネル登録をして欲しいとの事ですので、よろしくお願いします。

次回は、パラワン島1日目午後の続きからをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。