
鋭い錐の様な嘴のアカオキリハシ 2025年2月21日 コスタリカ
第1日目午後、Pierella Gardenに隣接した森の中です。シラガフタオタイランチョウ(Long-tailed Tyrant)が椰子の葉をバックにして少し見やすくなりました。

森をさらに進むとアカオキリハシ(Rufous-tailed Jacamar)が結構近い。間近で見ると本当に錐の様な鋭く尖ったクチバシです。背中の緑も綺麗。

オレンジ色のお腹側を見せてくれました。

再びガイドさんが蝶を捕まえて、放り上げると目にも止まらなう速さで、飛び出してキャッチして、一気に丸飲み、飛行術も見事です。


道をさらに進むとガイドさんが道のすぐ側の葉っぱを示してくれました。ん?と思ってよく見ると小さな小さな巣らしき中にヒナが2羽うずくまっています。ユミハシハチドリの1種の巣だそうです。本当にちっちゃい。道のすぐ側で、丸見え、こんな所に営巣するですね。

温室がありました。蝶の温室の様で、サナギがこんな風に。

ガイドさんが大きな蝶を持って、何に見える?やっぱりフクロウですね。ところで、この若いガイドさん鳥の名前を日本語で覚えていて、和名で教えてくれます。感心しました。

少し開けた広場に来ると木の上に大きな獣、ミツユビナマケモノでした。のっそりと動いて聞いた通りの動きでした。

別の個体が、川のそばの木にも。

川に出てきました。何もいる様には見えなかったのですが、ガイドさんに”ヤマセミ”いる?と尋ねると、探してくれて、あそこに居るよと指し示す方を双眼鏡で見ると本当にいました。肉眼では全然見えませんでしたが、素晴らしく目が良いのですね、感心しました。対岸の木にいたのはミドリヤマセミ(Green Kingfisher)の♂でした。緑色が中々綺麗で、♂は胸が茶色。これは日本のも含めてヤマセミの仲間は大体♂が胸に茶色の羽毛を持っていて面白いです。




森を巡って、食堂まで戻ってくると新顔が来ていました。キンズキンフウキンチョウ(Golden-hooded Tanager)でした。この種は雌雄同色です。オスメスとも派手な色合いで、フウキンチョウは雌雄異色だったり同色だったりで面白いです。



と言う事で、ここを後にして、今夜の宿のあるラセルバ国立公園に向けて移動しました。
次回は地元に戻って、またまたブッポウソウとサンコウチョウです。ご覧いただき有り難う御座います。