ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

八東ふる里の森紀行① その2 アカショウビン

2022-07-30 | 中国地方
アカショウビンのペア 2022年6月10日 鳥取県八東ふる里の森

アカショウビンの1羽が止まっていた枝にもう1羽やって来て2羽並びです。逆方向を見ていたかと思うと同じ方向を覗き見るように。左が♀で、右が♂だと思われます。
1羽(多分♂)が飛び出したので、またまた求愛給餌かなと期待しましたが、戻って来ません。
近くの枝に移って暫し様子見?。止まったところはちょっと絵になるかなと思われる枝です。
残った♀と思われる方は、この枝に暫く止まっていました。
♂?の方も暫くこの枝に留まっていました。
♀?の方も長く、この枝に居て、次はまだなの?とでも言っているかのよう。

次回はこの続きで、♂の方が造巣の様な行動を見せてくれたアカショウビンをアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。

八東ふる里の森紀行① その1 アカショウビン キセキレイ 

2022-07-27 | 中国地方
アカショウビン 〜求愛給餌〜 2022年6月10日 鳥取県八東ふる里の森

初めて有名な八東ふる里の森に鳥友のKさんと一泊二日で遠征してきました。岡山に Uターンしてから遠征しようと決めていたので、やっと念願が叶いました。来てみると噂に違わぬ素晴らしい所でした。鳥自体の種類数は多くないものの、居るのは希少種ばかり、なんて所だ!と正直驚きました。アカショウビン、オオコノハズク、アオバズク、コノハズク(声のみ)等でした。さて、岡山から到着後、ロッジに荷を下ろして早速、教えていただいたアカショウビンのポイントに向かいました。先ずは出迎えるようにキセキレイが出現。緑バックの♂夏羽は中々綺麗です。

今季はアカショウビンが園内に営巣していないせいか、平日ということもあるのか、思ったより来場者は少なく、ポイントには人影なしでした。しかし、暫くするとあのキョロロ‥‥が聞こえたかと思うと早々にアカショウビンが近くの枝に飛んできました。
いきなり大きく口を開けたかと思うと‥‥
ペリットを吐き出していました。
沢に降りて採餌などしていましが、暫くすると別の場所からもキョロロ‥‥が聞こえて来て、どうも鳴き交わしている様子、おおっ!と思っていると‥‥
沢に降りてカエルを捕まえて戻って来ました。
そしてくわえたまま別の枝に移ったかと思うと‥‥
もう1羽が飛んできました。飛んできた方に餌を差し出して、何と求愛給餌を始めるではありませんか。
到着してそれ程の時間も経ってないうちに、いきなりこんな場面に遭遇して、しかも写真に収められるなんて、何と八東は凄い所だろう!と感心した次第です。少し木の影だったので、移動して見やすい所に行きましたが、残念ながらこの一回だけでした。しかし、アカショウビン自体は、暫くこの付近に居て、我々2人きりで堪能させてもらいました。
止まったこの木の名前は分かりませんが、枝から垂れた細い糸に小さな羽がついているようで、不思議な木だなと思いながら写しました。ご存知の方、お教えください。
いきなり面白い場面に遭遇し、存分にアカショウビンを楽しませてもらいました。

次回はこの続きで、アカショウビンを更にアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。

ヤマドリ サンコウチョウ オシドリ オオルリ/岡山県

2022-07-24 | 中国地方
ヤマドリ♀ 2022年6月5日 岡山県高梁市

5月31日、足繁く通った谷筋のサンコウチョウポイントで、たくさん撮らせてもらいましたが、暗い森の中、木漏れ日、光不足など条件は厳しく苦労します。
稀に直接日のあたる所に出てくる事があります。逆に光が強すぎて上手くいきません。色は出ますが、ちょっと不気味な感じになってしまいました。
時にオオルリが顔を見せてくれますが、日の当たった森では上手く撮れません。

6月5日、ポイントに向かう途中の田んぼで、オシドリのペアを見かけました。が、直ぐに飛ばれてしまい、証拠写真となりました。このあたりで繁殖しているかもしれませんが、一度きりでなんとも言えないです。
サンコウチョウ♀もふと目の前に現れる事があります。

6月7日の事、小雨まじりの山道を走っているとヤマドリに遭遇。♂との出会いの方が多いですが、珍しく♀でした。少し、じっとしていてくれよ!と念じながらカメラを向けると数秒足らずでしょうが、撮らせてくれました。♀を写真に収めたのは初めての事で、嬉しい限りです。♂ほどの派手さはありませんが、羽縁の模様はなかなか綺麗だなと感心しました。
沢沿いだと、時にオオルリが水浴びに降りてきます。水浴びの後は、構造色故か瑠璃色が今ひとつです。
本ポイントには足繁く通わせてもらい楽しませてもらいました。

次回は、6月10日〜11日に出かけた鳥取県の有名スポット、八東ふる里の森でのアカショウビンをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

サンコウチョウ クロツグミ/岡山県

2022-07-21 | 中国地方
サンコウチョウ♂  2022年5月30日 岡山県高梁市

5月30日、谷筋の暗めの森でサンコウチョウをよく見るポイントに足繁く通いました。♀をよく見かけるところでは、この時期、♂が現れます。先ずは♀を見かけると‥‥
♂も現れ、しっかり撮らせてもらいました。暗い森では、シャッタースピードを下げて、ISO感度を稼ぐようにしていますが、偶然、シャッタースピードを上げている時にホバリングしている♂が視界に入りました。
この時は、動き回っていたせいか、長い尾が後方に伸びた感じになりました。
♀の後ろ姿、茶色が中々綺麗です。
再び、ホバリングに挑戦。長い尾をなびかせて優雅ですね。
同所にはオオルリ、キビタキ、クロツグミ、イカル等がいます。クロツグミもよく囀っているのですが、中々、姿が見えない。たまに道に降りてくることがありますが、近接はちょっと無理でした。
やっと周りが煩くない枝に止まってくれました。
光も十分あり、背中の羽の構造色が紫色に輝いてくれました。光次第で色彩は変げ自在。数撮るしかないですね。
晴れた日曇った日など様々な条件下で、たくさん撮らねばならず、やっぱり鳥撮は大変。

次回はこの続きのサンコウチョウ、偶然出会ったヤマドリ♀をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

サンコウチョウ オオルリ/岡山県

2022-07-18 | 中国地方
サンコウチョウ♀ 2022年5月29日 岡山県高梁市

5月29日、ここ県中部の谷筋の針葉樹の混じった暗い森にはサンコウチョウが結構います。渡来初期は声がすれども上空を通過するばかりで、中々写真に収めさせてくれませんでしたが、やっとよく現れるポイントを見つけました。先ずは♀が目につくようになり、なんとか写真に収まりました。天気が良く木漏れ日で露出補正が難しく写真には厳しかったですが。
♂も現れ、被写体になってくれましたが、そこはサンコウチョウ、まだこれといった感じではありませんが、今季最初という事で、ご了承ください。
この日は♀がよく現れ、被写体になってくれました。
この谷筋にはオオルリ、クロツグミ、キビタキ、イカル、カケス等が繁殖しているようですが、写すのは楽ではありません。時に高いこずえで囀っていたオオルリが、ヒョイと現れてくれる事があります。
この日はやっぱりサンコウチョウ♀。

次回はこの続きで、翌日のサンコウチョウですが、♂がよく出てくれて多少はマシな画像になりました。ご覧いただき有り難う御座います。

ヤマドリ カワセミ ブッポウソウ/岡山県

2022-07-15 | 中国地方
ヤマドリ♂ 2022年5月26日 岡山県

5月20日、カワセミ♂が苔むした石の上に鎮座ましましてくれました。少し暗めですが、カワセミらしい色合いになりました。
近くの止まり木にもやって来ました。狩りのポイントにしているようではないので、長く居座るわけではありません。

5月28日、山道を車で走っていると偶然ヤマドリに遭遇!滅多に会えない上、大抵はは直ぐに逃げてしまいます。このヤマドリくんは、何故かこちらを観察していたのか、ほんの短い間ですが、カメラに収まってくれました。嬉しい限りで、ヤマドリを写真に収めることが出来たのはまだ二度目です。今回は、岡山県ですので、亜種シコクヤマドリでしょう。図鑑に照らすと尾羽の黒い斑点がある白い部分が広く、体部の白い縁取りもはっきりしているので、間違い無いと思われます。
しかし、警戒心の強いヤマドリの事、スタコラサッサと走り出しました。フォーカスは合いませんでしたが、走っている雰囲気を感じて頂こうと載せる事にしました。本当に嬉しかったです。

5月28日、自然木(枯れ木ですが)に止まっているブッポウソウです。

次回からやっとサンコウチョウを収める事が出来たので、3回ほどアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。

ヤマセミ ブッポウソウ カワセミ/岡山県

2022-07-12 | 中国地方
ヤマセミ♀ 2022年5月15日 岡山県

5月14日、ブッポウソウの巣箱をチェックしていると馴染み深い巣箱に来ていました。自宅に最も近いので、今後お世話になる予定です。♂のようで、♀の姿は見えず、ペア形成しているかまでは確認していませんが、巣箱を点検しているようです。

5月15日、県北でヤマセミ♀に遭遇しました。身を隠していないので、遠かったですが、なんとか写真に収める事ができました。

5月20日、カワセミも撮らせてもらいました。♂のようですが、背中の青色がやっぱり綺麗ですね。
ヤマセミ、カワセミとブッポウソウは分類上近縁なせいか綺麗な羽毛や雰囲気がなんか似ているような気がします。

次回は偶然撮れたヤマドリ♂とこのカワセミの続きをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

ブッポウソウ/岡山県

2022-07-09 | 中国地方
ブッポウソウ♂♀フジの花をバックに 2022年5月10日 岡山県高梁市

5月10日(続き)、2組のペアによるおそらく巣箱争奪戦はしばらく続きました。
その内1組のペアが立ち去り、巣箱の主は確定したようです。お腹が空いたのか飛んでいる虫を捕獲、フジの花をバックに電線に止まりました。
その内相手がやって来て2羽で仲良く並んでいました。頭を上下する行動はもう見られません。
飛翔シーンを狙いました。逆光の中もまあ良いかなと。
その後、産卵、抱卵に入ると中々姿が見えませんので、写真は孵化後の給餌を待つことになります。

次回は別の場所のブッポウソウとヤマセミをアップする予定です。6月下旬に久しぶりに道東に遠征して来ました。まだ先の事ですが、アップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。

ブッポウソウ イソシギ タカブシギ/岡山県

2022-07-06 | 中国地方
ブッポウソウ 2022年5月10日 岡山県高梁市

岡山県への今季の飛来初認は4月28日だそうですが、当方の初認は5月4日でした。
5月10日、県南の蓮田に立ち寄りシギチを探しましたが、見つかったのは麦畑のイソシギと‥‥
タカブシギでした。遠くにトウネンを確認しましたが、写真にはならず。タカブシギが順光で撮らせてくれました。
帰り道、高梁市内のとある巣箱に立ち寄るとブッポウソウの姿が、近くの木の中にありました。写真では3羽写っていますが、4羽で盛んにゲッゲッと鳴き交わしています。
その内巣箱近くの電線に2羽で並んだので、カップルかな?と思いましたが、どうもラブラブの雰囲気がありません。
向かい合って、お互いに何度も頭を上下していました。求愛のポーズかな?と期待しましたが、どうも違う様子。
巣箱にやってくると追い払うような行動。
電線に止まっても追い払うような行動。
どうも求愛の動作ではなく、4羽でいたので、巣箱を巡ってのペア同志のせめぎ合いのようでした。詳しい方にお聞きすると、頭を上げ下げする動作は渡来初期によく見られる行動で、求愛でもやるが、威嚇行動でも見られるとの事。という事で、巣箱を巡っての争奪戦ではないかと思います。渡来初期からブッポウソウを詳しく観察するのは初めての事なので、面白いことばかりです。

次回はこのブッポウソウ達の続きです。ご覧いただき有り難う御座います。

オオルリ キビタキ/岡山県

2022-07-03 | 中国地方
オオルリ♂ 2022年5月7日 岡山県高梁市    *繁殖に影響無いよう配慮して撮影しています。

5月7日、少し長々とオオルリばっかりアップして来ました。餌運びに一所懸命で、巣の場所も推測できたので、オオルリの今季、この場所での写真アップは最後にしたいと思います。
青虫を運んでくると辺りの様子を伺って直ぐには雛の元へは運びません。距離はとってもやはりこちらを警戒しているかもしれないので長時間の撮影にならぬように撮らせてもらいました。
♂と♀が鉢合わせになる事も。
餌運びの合間に囀りも欠かしません。
青虫が多いようですが、バッタ類の幼生もあります。
同じ町内の森の中を散策中、突然目の前にキビタキ♂が現れました。茶褐色味のない3年以上の成鳥でしょう。

次回は今季初撮りのブッポウソウ(どうも巣箱をめぐって2組のペアが争っているように見えます)をアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。