ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

モズ エナガ アトリ/岡山県

2021-10-30 | 中国地方
カラスザンショウとモズ 10月18日岡山県高梁市

秋の渡りのヒタキ類狙いで、たわわに実ったカラスザンショウ(ですよね)の前に陣取って見ました。しかし、ひょっとしてムギマキでも、という期待は見事に打ち砕かれました。1日いた訳ではなく、長くても2時間ぐらいですので、何とも言えませんが、実っているからと言って鳥さんが必ず来る訳では無いようです。自宅近くに鳥さんに人気の木の情報もなかったので、自力で探して見ましたが、うまく行きません。10月18日に1回だけ来てくれたモズ♀ですが、渡りではなく地元の方だと思います。
10月13日には鳥さんは皆無でした。近くに咲いていたコスモスにやって来た蝶たちが慰めてくれました。ベニシジミが綺麗でした。
ヤマトシジミもひらひらと舞っていました。
真っ赤になったナツアカネも。花にはやっぱり止まりませんね。
10月18日に待っていると鳴きながら飛んでいる小鳥の一団がありました。不鮮明ですが、どうやらアトリのようで、100羽以上は飛んで行きました。冬の第一陣かもしれませんが、この勢いで今季は大量に来るかもです。
10月17日に自宅近くの小さなダム湖に行って見るとオシドリが飛んで来ました。当方が居たからか着水はしませんでしたが、20羽ほどの群れでした。今季も居着いて欲しいものです。
10月18日早朝の自宅周りの散歩でまたまた出会したエナガです。前々回と同じ梅の木にやって来ました。
続いて桜の木に移動。
正面顔の眉が凛々しい!
クモでしょうか?クチバシから足がのぞいています。

次回は今季初認(10月20日)の自宅近くにやって来たジョウビタキ、またまたエナガ、カワセミ等をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

ケリ イソシギ/岡山県

2021-10-26 | 中国地方
ケリ 10月11日 岡山県倉敷市

10月11日県南部の蓮田に行って見ました。渡りのシギチは皆無でしたが、ケリが複数羽蓮田にいました。あたりの様子を窺いながら、時に鳴いたり、飛翔したりしていましたが、泥田の上を歩き回りながら遊んでくれました。
他にはコチドリ、ハシボソガラス、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ハクセキレイ等でした。加えてイソシギも。
逆光側で水面キラキラを狙いました。
順光側では姿はくっきりですね。
やっぱり気の強そうなお顔です。
色に乏しい中、畔に生えた黄色い花が彩りを添えてくれます。
やっと羽を広げたところが撮れたので終了しました。
時期とタイミングでしょうか、渡りのシギチは皆無でしたが、来春の渡りの時期に再訪したいところです。

次回はカラスザンショウ(多分)の実がたわわに実っているところで、少し待って見ましたが、来てくれたのはモズだけでしたが、他に虫などもアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

ノビタキ コガラ エナガ/岡山県

2021-10-22 | 中国地方
ノビタキ 10月7日岡山県井原市

前回から1週間後の10月7日に田園の中の同じノビタキポイントに行って見ました。ノビタキは3羽ほど相変わらずフライキャッチを盛んに行っていました。セイタカアワダチソウが黄色く色付いており、名も知らぬ野の花がいくつか彩りを添えてくれました。
その前に笠岡市の道の駅にコスモスのお花畑があるというので、コスノビを期待して行って見ましたが、さほど広い畑では無かったからかどうかは分かりませんが、ノビタキは不発。代わりにスズメが花と絡んでくれました。
中々ノビタキが期待したところにはいてくれません。やっぱりいるべき所にしかいない、ということですね。
トリミングしないで、風景の一部として見ました。
多くのノビタキは警戒心が強く、距離を取らせてくれませんが、この♂ノビは警戒心がまるで無いのか、止まった電線の下を通っても全くお構いなし、珍しい個体です。

10月10日、家から車で10分ほどの小さなダム湖を歩いて見ました。被写体になってくれたのはコガラ。もう山から降りて来ているのかな?
そして渡り途中と思しきムシクイ。メボソムシクイ3種のいずれかなのでしょうが、何せ無言なもので、同定できません。昨今、沈黙は金ではありません、何か喋ってよ!
10月11日自宅周りを早朝散歩しているとエナガの群れの採食コースになっているのか、よく出会します。そこで、カメラも持参して散歩がてら可愛い姿を収めさせてもらうことにしました。

暫くは自宅近くの岡山県の野鳥でブログを回して行きますので、よろしくお願いします。次回は倉敷市にある蓮田を訪ねた所、渡りのシギチは皆無でしたが、ケリがしっかり遊んでくれましたので、蓮田のケリをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

ハイイロガン/兵庫県 ノビタキ/岡山県

2021-10-18 | 中国地方
ノビタキ 9月30日岡山県井原市

ソバノビは不発でしたが、田園地帯の田んぼの広がる地域で秋の風物詩ノビタキを楽しませてもらいました。しかし、季節外れの暑さで長時間の滞在は無理でした。でも、季節のススキ、セイタカアワダチソウ等が映り込んで秋らしくはなりました。
9月30日岡山県井原市:田んぼの広がる中に水路と土手があり両岸は草が伸び放題のポイントでした。ノビタキが3羽ほどススキに止まりフライキャッチを繰り返していました。

10月3日兵庫県加古川市:東京の鳥友さんからハイイロガンが入っているという情報をいただき、隣県であることから早速駆けつけました。大小の池が点在する中のポイントの池に到着すると日曜日のせいか近くの駐車場は満杯。少し離れた駐車場に何とか止められ、炎天下を歩いて行きました。水草の茂った池の真ん中の人工の島でダイサギやカワウ、カルガモと一緒に休んでいました。CMさんは数十人ぐらいでしたが、池が広いので、余裕は十分ありました。しかし、遠〜い!でもピンクのクチバシ、うすい背中の色からハイイロガンとはっきり分かります。嬉しい国内ライファーです。
休憩後、泳ぎ出して、水草を食していましたが、炎天下で遠い為、空気が揺らいでフォーカスが今ひとつ。証拠写真とはなりました。
あまりに暑いので、2時間近く粘りましたが、近くに来る気配もないので、諦めて引き上げました。

次回は、10月7日に再び訪れた田園のノビタキと自宅近くの小鳥達をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

キジ ダイサギ 蝶 蕎麦畑/岡山県

2021-10-14 | 中国地方
9月27日岡山県新見市 蕎麦畑とキジ若鳥♂

隣の市の新見市に蕎麦畑が拡がっているところがあるというので、ノビタキがいないかと期待して行って見ました。結果は見事に空振り、渡りのルートではないのか山の中のせいか分かりませんが、全く姿を見かけませんでした。代わりに蝶々や蜂が飛んでいましたので、そちらで楽しませてもらいました。昆虫類は不勉強なもので、名前が間違っていましたらお教え下さい。鳥さんはキジとダイサギが花に絡んでくれただけでした。
9月27日:飛んでいたのはアカタテハ。
アオスジアゲハが出てくれました。
こちらはキチョウでしょうか。
テングチョウもやって来ました。
こちらはスジグロシロチョウでしょうか。
畑の縁にキジ若鳥♂が飛んできました。何とかソバの花と絡んでくれました。でも猪よけの電柵がちょっと。
真っ赤になったナツアカネでしょうか。花には止まりませんが、花をバックにしてくれました。
これはモンキチョウでしょうか。
ナツアカネが電柵の上に止まって、少し花が写り込みました。
クマバチは花粉集めに大忙しのようです。
ダイサギが現れて驚きました。山の上の水のないところでもやって来るんですね。
キイロスズメバチでしょうか。スズメバチも花にやって来るんですね。
ツマグロヒョウモン♀も登場。
ソバノビは不発でしたが、昆虫達が遊んでくれました。

次回は、少し南側の開けた隣の市にノビタキがやって来ていましたので、ススキ、セイタカアワダチソウとノビタキ。東京の鳥友からいただいた情報で、兵庫県加古川に飛来したハイイロガンをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

ハチクマの渡り モズ 雲海/岡山県

2021-10-10 | 中国地方
ハチクマ 9月20日岡山県高梁市

岡山県高梁市の自宅近くでタカの渡りを観察することにしました。自宅近くには360度眺望の開けた標高650m程の独立峰があるので、その頂上で待つことにしました。ただし、ここで観察した事もなく聞いたこともないので、飛ぶのか飛ばないのか様子が全く分かりません。そこで、観察重視でスコープと300mmレンズで臨みました。
8月20日:朝の9時半ごろから始めましたが、静かな時間が過ぎてゆきます。ところが、双眼鏡の視野にタカの姿が捉えられ、遠かったですが、どうやらハチクマの様で西に流れて行き、ここでも少ないながら観察できることが分かりました。更にスコープで識別しにくい程、遠くを数羽から10数羽の集団が何度か過ぎて行きました。そして11時ごろ肉眼でも見えるほどに近づいて上空を通過して行くハチクマが出現。これは♀の成鳥の様です。
続いて数羽で旋回しながら近づいて来ます。こちらはハチクマ♂の成鳥の様です。
そして♀成鳥。
この2羽が旋回しながら、段々近くになって‥‥
ペアではないのでしょうが、♂♀でランデブー飛翔してくれました。
4,5羽のグループで、別の♀成鳥です。
山に向かって上昇気流があったのかちょうど山頂上空でハチクマがタカ柱を作ってくれました。
岡山県中部に位置するこの辺りは、どうもハチクマの渡りルートになっている様で、サシバよりハチクマをよく見かけます。
そこで、翌8月21日にも同場所で待っていると、昨日より数は少なくなったものの、やっぱりハチクマが近くを飛んでくれます。♂の様です。
ふと気がつくと南西の方角にタカ柱ができていました。みんなハチクマ!9羽いました。

9月23日地元の野鳥の会でタカの観察会があるというので、参加させて頂きました。同じ市内の別の場所ですが、ハチクマの渡りルートになっているそうで、昨年は350羽以上のハチクマが観察されたそうです。この日はさすがにそこまでは出ませんでしたが、私のカウントで、ハチクマ29羽、サシバ4羽でした。残念ながらあまり近くは飛んでくれませんでした。こちらは♀成鳥の様です。
こちらは羽がきれいに揃っているので、幼鳥でしょうか。
勢いで、26日にも同場所に来てみましたが、観察できたタカはゼロ!終わった様です。季節柄モズが目につきました。

さて、ここで地元のPRです。最初の360度眺望が開けた山は雲海のホットスポット。8月から10月ごろに良く見えます。日の出に間に合う様に登ってみました。
私の自宅はこの雲の下です。
送電線の鉄塔が雲海に浮かんで中々良いかなと思っています。
雲海をバックにタカの渡りを撮ってみたいところではありますが、飛ぶ時間には当然霧は晴れていますので、まあ無理でしょうね。

次回は隣の新見市にある蕎麦畑でソバノビを狙いましたが、渡りのコースではないのかハズレでした。そこで、蕎麦と蝶と少し絡んでくれたキジとダイサギをアップする予定です。だいぶ時差が解消しつつありますが、まだまだの所ご覧いただき有り難う御座います。

コシアカツバメ ツバメ/岡山県 その2

2021-10-06 | 中国地方
コシアカツバメ 8月20日岡山県高梁市

8月20日(続き):段々と慣れて来たのかカメラの視野に入ってフォーカスが合うようになりました。
時間が経つとまた水浴びしたくなるのか川にダイブし始めました。が、その瞬間になかなか間に合いません。
やっと飛び出したところが撮れました。
ツバメも同様になかなか間に合いませんが‥‥
やっと一枚、水面から出た瞬間が撮れました。
日が差すと緑が映えます。
曇ってくるとバックが黒くなります。
コシアカツバメの徳利型の巣の前を飛んで、まだ巣に入ることもあります。
少し雨がパラついて、画面に写り込んでいます。
巣の前の電線で一休みです。
家の真ん前で撮ることが出来るのもまたいいですね。今現在(9月27日)、街中の電線には、ツバメ、コシアカツバメがおよそ数100羽程が並んで、渡りの準備中です。

次回は、自宅近くの山の上で鷹の渡りを狙ってみました。面白いもので、地理的な関係かこの辺りはサシバよりハチクマの方が多いようです。ご覧いただき有り難う御座います。


コシアカツバメ ツバメ/岡山県 その1

2021-10-01 | 中国地方
ツバメ 8月20日岡山県高梁市

8月20日高梁市:生まれ育った故郷に単身Uターンして1ヶ月近くになりますが、老親の世話と季節柄、これといった鳥もいないので、鳥見にはトントご無沙汰していました。それでも自宅前では今年巣立ったばかりのツバメとコシアカツバメの若鳥が飛び交っています。巣の近くでは巣や電線に止まるため飛翔スピードが落ちる上バックは山ですので、空抜けにならない飛翔写真を狙ってみました。追いかけるのは大変ですが、連写しまくるとフォーカスの合ったものも結構出て来ました。
これはコシアカツバメですが、両端の尾羽がまだ短く若鳥とわかります。
3枚の連続で、巣に向かって飛んできたところです。
腰の朱色が少し飛んでしまいましたが、背中側から。
目の前は川で水浴びのためダイビングしますが、ほとんど間に合いません。このツバメも両端尾羽が短く若鳥ですね。
こちらはコシアカツバメ。この辺りはツバメとコシアカツバメの割合はほぼ同等ですが、ここにはコシアカツバメの小さなコロニーがあるので、コシアカの方が多いようです。ダイビングを狙うのですが、なかなか間に合いません。
一頻りダイビングを行うとまた巣近くの戻って飛びまわってくれます。
こちらは両端尾羽がだいぶ長いので、成鳥かもしれません。
こちらはまだ短いですが、多少伸びているので、早くに巣立った個体でしょうか。
建物の日陰なので、暑い中、結構粘れました。そこで、次回も同じ飛翔写真をアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。