ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

冬の道東紀行 その6 根室 ミヤマカケス オオアカゲラ ウミバト ケイマフリ コオリガモ オジロワシ等

2019-02-17 | 北海道

ウミバト(アリューシャン型)

その6 根室(落石クルーズ/風露荘等)にて:根室の定宿フィールド・イン風露荘で朝を迎え、食堂に出向くと早くも庭の餌台にカラ類が来ています。鱒やさんの餌台とは違って、シマエナガはやってきませんが、亜種ミヤマカケスとオオアカゲラが頻繁にやって来るのが嬉しいです。ハシブトガラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、シジュウカラ等が入れ替わり立ち替わり、途切れることがありません。また、エゾリスもやって来ると、居座って動こうとしません。そんな中、ここは窓越しに見るせいか、警戒心の強いミヤマカケスとオオアカゲラもよく顔を出してくれます。朝食を食べながら、庭に来る鳥達を眺められるのは、なんとも贅沢です。
ミヤマカケスはリンゴがお気に入りのようです。餌台は昨シーズンより進化して、屋根付きでエゾジカの食害?を防ぐように網が巻いてあります。

アカゲラは複数羽が、頻繁にやってきますが、あまり追っかけあいはしません。脂身が複数箇所あるせいでしょうかね。

この日は早くもオオアカゲラ♀がやってきました。

すっかり楽しんで、そろそろ落石クルーズに向う時間となり、落石港に向けて出発です。今日のクルーズは、午前9時半に出航。ユルリ・モユルリ島に向けて船は進みます。早速、クロガモが近くに出現。

続いて、コオリガモもよく出ててくれます。


飛ぶシーンもなんとか間に合いました。手前が♂、奥が♀です。

遠くをアビ類が飛んでいました。どうやらオオハムのようです。

今シーズンは、冬鳥が少ないですが、御多分に洩れず、残念ながら海鳥も少ないです。少ないながら、現れてくれたケイマフリです。

島の近くでは、シノリガモもたくさん浮いています。♂♀が寄り添っています。

そして、やっとウミバトが出てくれました。まずは、チシマ型。


続いて、全身がかなり白いウミバト(アリューシャン型)が出てくれました。足は赤いです。


このケイマフリは幼鳥なのか、まだら模様になっています。

残念ながら、期待したコウミスズメ等は出てくれませんでしたが、2時間余りのクルーズを終えて、次の目的地である歯舞港に向かいます。昨シーズンは花咲港に寄ったのですが、今シーズンは、氷結して今一つとのことで、パスすることにしました。歯舞港に着くと氷結していないところにコオリガモがいてくれ、比較的間近で写真に収まってくれました。他には、クロガモ、ホシハジロ等がいました。


さらに納沙布岬まで進み、灯台辺りから海を眺めるもめぼしい成果はなく、クロガモのもの悲しげな声がするのみでした。そして、今シーズンこそはとチシマシギのポイントである温根元ハイドに向かい、1kmはあろうかという岩礁をこのために持参したスコープで探索します。しかし、岩礁の上には、何も見えず、オオセグロカモメやワシカモメがいるのみ。海には、カモ達が浮いているのみでした。あ〜あ、今年もダメかと諦めかけたころ、何もいなかったはずの岩の上に、シギらしきが目に飛び込んできました。いた!と思わず声を出して、皆さんに見てもらいました。あまりに遠く望遠レンズでも米粒ほどにしか写りませんでしたが‥‥‥

それでもやっとライファーのチシマシギをゲットできたので、この勢いでと納沙布岬のねぐらに帰ってくるであろうチシマウガラスを探しましたが、ヒメウのみでした。残念!冬の北海道は、3度目ですが、チシマウガラスとワタリガラスは、今回もお預けです。
雪が一時降り出す中、宿に戻り、夕食をいただき、就寝。翌朝もまずは、庭の餌台に来る鳥達を観察。この日は、朝早くからオオアカゲラ♂が来てくれました。やはり、大きいです。


そしてミヤマカケスもよく来てくれます。

オオアカゲラも出てくれたことですので、外に繰り出すことにしました。まずは、レンジャクが出ていたという明治公園に行ってみましたが、昨シーズン、キレンジャクが群がっていたナナカマドには、ツグミの群れのみ。地元の方によると先週、短期間いたのみだったとのこと。昨シーズンのブログはこちら

諦めて、風蓮湖の東梅ハイドに寄ってみました。風蓮湖でのワシへの給餌を遠くで眺めます。オオワシ、オジロワシが飛び交っていますが、オジロワシがすぐ近くの木に止まっていました。2017年シーズンの風蓮湖のブログは、こちら

また、上空を飛んでくれ、青空バックで写しました。

今日は、北海道を後にする日。これにて、根室での探鳥を終えて中標津空港に向かい、空港近くの丸山公園で、時間調整後、2019年冬の北海道紀行を終了しました。
次回は、日立市会瀬漁港のハシジロアビとコクガン、MFでのルリビタキやクマタカ等をまとめてアップする予定です。

冬の道東紀行 その5 野付半島 ユキホオジロ ツメナガホオジロ ホオジロガモ ウミアイサ エゾフクロウ等

2019-02-16 | 北海道

ユキホオジロ

その5 野付半島にて;午前8時頃に2時間ほどの知床ネイチャークルーズから宿に戻り、朝食をいただいた後、野付半島に向かって出発です。まずはネイチャーセンターに向かいながら、車窓から何かいないかと探します。この冬は昨シーズンに比べて本当に鳥が少ない。そこらじゅうの電柱等に止まっていたオオワシがほとんどいない!まあ、先ほど堪能したのでいいんですが‥‥ そうこうしていると道路脇の雪のない草地に小鳥が跳ねています。おっ!と双眼鏡で覗くと、なんとツメナガホオジロではありませんか。嬉しいライファーとの出会いです。しかしすぐに飛ばれてしまったので、しばらく車中で待っていると、幸い戻ってきてくれました。ツメナガホオジロだけの小群で6羽いました。低い太陽のお陰でモロ逆光。順光側に回ることも出来ず、悪い条件の中、近づいてくれるのを待ちました。

警戒を解いたのか、少しづつ近づいてくれました。その中に、明らかに夏羽に換羽中の♂がいました。顔から胸のあたりが黒くなって、背中側の首筋に茶色が見えます。また、写真でよく見るとその名の由来の通り、爪(第一指)が長いです。


警戒していないのか、羽を広げて伸びも見せてくれました。


♂を中心にしっかり撮らせてもらいました。




何とかツメナガホオジロをゲット出来、ネイチャーセンターに行くと土曜日のせいか、観光バス等でごった返しています。半島の先端まで行くべく許可証をもらい、さらに先まで進みます。この調子でユキホオジロもゲット出来ないかと、道の両脇を探します。しかし、先端まで行っても全く鳥影なし。いるのは、エゾジカとキタキツネばかり。せっかくですので、ちょっと寒い北の地の雰囲気のある景色をバックにしたエゾジカ♂を。

夏に見るキタキツネに比べて、冬は毛がふさふさで、なんか綺麗ですね。

諦めかけた頃、草地にカメラを向けているバーダーがいらっしゃいます。KSさんが念のため訊ねた所、ユキホオジロとのこと、そこで、探してみると遠くに、いましたいました!車に戻って、近くまで行って、道から見ると、雪のない草地に16羽ほどのユキホオジロの群れ。昨シーズンに続いて、今シーズンも会うことができました。この季節なので、背中が黒くなった、夏羽に換羽中の個体も居ます。ハマニンニクにいるものとばかり思ってましたが、この時期だとむき出しになった地面で採餌しているようです。思い込みはいけませんね。



何かに驚いたのか、一斉に飛び立って海岸に向かい、見えなくなってしまいました。


これで終わりかと思っていると、直ぐに戻ってきてくれ、また、草地で餌探しです。





運良く、ツメナガホオジロとユキホオジロをゲットし、意気揚々と今夜の宿、根室で定宿となっているフィールド・イン風露荘に向かいます。途中、尾岱沼の漁港に立ち寄ると氷結していない所にカモ類やアイサ類がいました。死角だったのか、気づくと直ぐ下にいたので、飛ばれてしまいましたが、なんとかホオジロガモ♂の飛び立ちに間に合いました。

ウミアイサ♀も間近に。

根室に向う途中教えていただいた亜種エゾフクロウのポイントに立ち寄ると、運良くいてくれました。ちょっと止まりにくそうな気の割れ目です。

まだ日のあるうちに宿に着きましたが、この日は、午前3時からシマフクロウ、オオワシ、オジロワシ、ツメナガホオジロ、ユキホオジロ、最後にエゾフクロウと盛りだくさんの一日でした。次回は、風露荘の庭に来る鳥たちと落石クルーズの海鳥たちをアップして、冬の道東紀行の締めとする予定です。

冬の道東紀行 その4 知床ネイチャークルーズ オオワシ オジロワシ オオセグロカモメ

2019-02-16 | 北海道

オオワシ

その4 知床ネイチャークルーズにて:シマフクロウを堪能して、午前5時、心置き無く鷲の宿から羅臼港に向かいます。日の出に合わせた一番人気の朝一番のネイチャークルーズでエバーグリーン号に乗り込み、まだ暗いうちに出航します。偶然、Yバード一行と乗り合わせ、ガイドのNさんと暫し情報交換。船は流氷を求めて沖に進みます。周りにはスケソウダラ漁の漁船も見え、国後島もシルエットで浮かんでいます。いつの間にか周りは流氷に囲まれていて、すでにワシたちが待機しています。曇り空だったのですが、何故か太陽が昇るあたりは、雲がなく、真っ赤な太陽が昇ってきます。早速シャッターが鳴り響き、撮影開始です。
日の出で海が赤く染まるなか、ワシたちがシルエットで浮かんできます。



そして船の周りはワシ達の乱舞、お祭り騒ぎのなかシャッターを押し続け、千枚以上は撮ったでしょうか。流氷をバックに飛ぶオオワシが素晴らしく綺麗です。

船から投げ出される魚を巡って、オジロワシがバトル。

流氷の上でもオオワシ達がバトル。


流氷の上を飛ぶオオワシです。


知床連山をバックにしても綺麗だな〜とオオワシを撮りまくります。

流氷の上を歩くオオワシの姿は、何か滑稽な感じがします。

餌を見つけると飛び立ちます。

若いオオワシが氷の隙間にはまっているのを、後ろの成鳥は「何をドジしているの」とでも言っているのでしょうか。

食しているオオワシを間近に見ると迫力があります。

オオワシの顔は少し、愛嬌があるように感じます。

続いてオジロワシを並べてみます。


正面顏はやや愛嬌がありますが、オオワシより顔は精悍です。


知床連山をバックに。


オオセグロカモメも飛び交っていますが、誰も撮りません。かわいそうなので、一枚。

少し引いて流氷の上で休んでいるワシ達です。バックは、国後島ですが、いつか自由に渡れる日が来ることを願います。

オオワシの飛翔。知床連山をバックに。




氷上の2羽のオオワシとオジロワシとのツーショットです。


あっという間の2時間足らずでしたが、ワシ達の乱舞に感激して、宴は終了です。宿に戻って朝食をいただき、すぐに野付半島に出発です。次回は、野付半島でのツメナガホオジロとユキホオジロをアップする予定です。

冬の道東紀行 その3 知床羅臼 シマフクロウ

2019-02-15 | 北海道

シマフクロウ

その3 知床羅臼の鷲の宿にて:15日午後3時半過ぎ、日も傾き始めた野付半島を後にして、夕刻、鷲の宿に到着。今日は、団体さんが22時ごろ来るので、場所を確保したほうがいいとのことでしたが、最近のシマフクロウの登場パターンは、深夜と夜明け前によく来るとのことで、21時までに就寝し、午前3時ごろ起床して部屋で待つことにしました。それでも、夕方にもまれに来ることがあるので、夕食後、そのまま食堂で待っていると運のいいことに、直後の18時にフワッとやって来て、木に止まりました。しばらくすると降りてきて、ヤマメを捕獲。そのまま、メスのところでしょうか、運んで行きました。以下の6枚の写真は、ヤマメを咥えて飛び去る連続写真です。






運良く、早い時間に出てくれたので、安心して、床にもぐりこみました。が、なんと、夜中の1時ごろ2羽でやって来たそうで、残念ながら見逃してしまいました。そうとは知らず、3時ごろ起き出して、2階の部屋で待っていると、午前3時50分頃、フワッと現れ、すぐにヤマメを捕獲、先ずは自分で食して、再び捕獲。



そして、またメスのところに運んで行きました。


続いて、その30分後に現れ、ヤマメをゲット。捕獲中は、バランスをとるためでしょうか、羽を広げて、捕まえます。



そして、飛んで行きます。



さらにその20分後、またまた登場。運良く4度も見ることができました。今回は、途中から動画を撮ったので、飛翔シーンはなしです。


運良く、4回も会うことが出来たので、心置き無く、午前5時には、次のネイチャークルーズに出発することができました。次回は、ネイチャークルーズでのオオワシ、オジロワシの乱舞をアップする予定です。

冬の道東紀行 その2 弟子屈 シマエナガ ハシブトガラ アカゲラ シロカモメ等

2019-02-15 | 北海道

亜種シマエナガ

その2 弟子屈(てしかが)の鱒やさんにて:2月14日の夕刻に運良くシマエナガがやってきてくれたので、余裕で鱒やさんに投宿できました。夕食まで、暖炉前でくつろぎながら、ビール片手に鳥談義。トキシラズ等の北の珍味を堪能し、早々に就寝。翌朝日の出とともに餌台の前で待つと早速ハシブトガラ、アカゲラ、ゴジュウカラ、シジュウカラがやってきます。しかし朝食をはさんでも、なかなかシマエナガは姿を見せません。どうも小柄ながら大物スターは登場が遅いようです。そんなこんなで、8時半ごろになって、やっとシマエナガ登場。その後は、一旦去っても、すぐにやってきます。どうも2〜3のグループがあるようです。確かに多いときは、5羽ぐらいが一度に脂身に取り付いていたり、1羽だけでやってきたりしていました。また、皆んなムクムクで可愛いかというと、羽が水に濡れたようなちょとみすぼらしい個体もいます。もちろん、写真はパスですけどね。




枝に複数羽で並んでくれないかなと思っていると、なんとか2羽で並んでくれました。


正面顏がやっぱり可愛いですね。




とは言っても、横顔も悪くないです。


枝に雪が残っているとそれらしいんですが、幸か不幸か雪にはあまり降られなかったです。

ちょこまかしているので、シャッターを押しまくっていると羽を広げたところが、なんとか撮れます。




シジュウカラと何をおしゃべりしているでしょうね。

ハシブトガラを給餌器のところで、飛び回っているところを狙ってみました。



アカゲラを間近で撮れるのは嬉しいですね。やっぱり。

数は少ないですが、色白のコゲラも来てくれます。ケラ類は、皆んな脂身狙いです。

シマエナガをタップリ堪能させていただいたので、次の目的地である野付半島に向かいました。ユキホオジロが尾岱沼(おだいとう)に移動しているというので、道の駅の辺りを探索しましたが、ユキホオジロは見つかりませんでした。でも、海岸には、沢山の水鳥達。オオハクチョウ、カワアイサ、ウミアイサ、ホオジロガモやクロガモ等カモ類が7種にハマシギ等がいました。写真は、関東では少ないシロカモメ成鳥とバックにオオハクチョウです。

その後、野付半島で探索するも、めぼしい成果はなく、早々に知床、羅臼の鷲の宿に向かいました。幸い何度も姿を見せてくれたので、次回は、シマフクロウをアップする予定です。


冬の道東紀行 その1鶴居村・弟子屈 タンチョウ エゾフクロウ シマエナガ ハシブトガラ アカゲラ等

2019-02-14 | 北海道

亜種エゾフクロウ

冬の北海道にもすっかりはまり、過去1月、12月に訪ねたので、3回目は定番の流氷とワシを楽しもうと、2月14日〜18日に鶴居村、弟子屈、知床、野付半島、根室にいつものSMさん、KSさん、HMさんと4人で巡ってきました。今シーズンの道東もやはり、冬鳥は少なく、海鳥も寂しかったですが、ツメナガホオジロとチシマシギのライファー2種をはじめとして、ユキホオジロ、亜種シマエナガ、シマフクロウ、オオワシ、オジロワシ、タンチョウ、亜種エゾフクロウ、ウミバト、コオリガモ等49種類の野鳥たちと会うことが出来ました。

その1:先ずは14日の午後に釧路空港に降り立ち、タンチョウのサンクチュアリーの一つ鶴見台を目指しました。多くの観光客に囲まれ、タンチョウたちが出迎えてくれました。求愛、飛翔シーンなどが撮れたので、日暮れより早く、弟子屈の鱒やさんに着くため、15分そこそこで切り上げました。


集団飛行を撮れましたが、どうしても、電線が入ってしまい、カメラアングルには今ひとつで、残念。




家族でしょう、幼鳥を真ん中に歩いています。

教えていただいたエゾフクロウのポイントに着くと木のウロにペアでしょうか仲良く並んで休んでいました。ここも、5分ちょっとでさっさと切り上げ、弟子屈の鱒やさんにシマエナガを求めて移動です。


なんとか日のあるうちに到着すると、部屋には入らず、庭の餌台に直行です。すると、ハシブトガラがひっきりなしにやってきます。

アカゲラもすぐに登場。


亜種シロハラゴジュウカラもやってきます。

ほどなく、1羽の亜種シマエナガがいつの間にか餌台(脂身)に来ていました。来た来た!と思っていると数羽でも現れ、その可愛い姿を見せてくれました。鱒やさんによると、今年は、いつもの年より、よく来てくれるとのことで、ラッキーでした。





枚数の都合で、翌日のアカゲラを一枚。

次回は、その2として、15日朝のシマエナガをタップリとアップする予定です。

オオマシコ アトリ コガラ ヤマガラ 雪の埼玉県民の森

2019-02-02 | 関東地方

オオマシコ♂

雪のオオマシコを逃すわけにいかず、雪の降った2日後の2月2日に、またまた埼玉県民の森に出かけてきました。麓では、雪は全く見えませんが、山を登っていくとだんだんと白くなり、山の上は、真っ白でした。20cmぐらいは積もっていたでしょうか。なんとか冬タイヤで無事登ることができました。8時頃到着すると、同じ目当てでしょう、久々にポイントはカメラマンで賑わっていました。先着のKさんたちが「今日はもう出ているよ!」とのことで、早速カメラを向けると、いつものオオマシコ♂♀、アトリ、ヤマガラ、コガラ、シジュウカラがひっきりなしにやってきます。雪上だけでなく、枝止まりも、雪がレフ板になって、いつもと違う写真になり、しっかり撮らせてもらいました。
まずは、早朝のオオマシコ♂です。



そして、♀。雪を蹴散らしてくれます。



雪の上のヤマガラです。

アトリが、ヤマガラを追い払おうとします。アトリが一番強いようですね。


少し時間が経って、10時頃でしょうか、今日はよくやってきます。


コガラはよく動くので、羽を広げたところを収めることができます。

ポイントを離れてうろうろしますが、雪のせいか、ルリビタキ♀を見たぐらいで、成果はなく、13時を過ぎて、またポイントに戻ってきました。午後になると、太陽は山陰に入るので、写真の感じが変わってきます。



アトリも少し色の具合が変わってきます。



午後2時半を過ぎるとさすがにカメラマンは少なくなり、オオマシコは、近くの木でくつろいだ様子になります。色の出具合も変わってきます。



♀が後方から飛んできます。



次回は、2月14〜18日に道東に遠征してきましたので、6回に分けて行程にしたがって順次アップする予定です。①鶴居村のタンチョウとエゾフクロウ。②弟子屈のシマエナガ等。③知床のシマフクロウ。④知床ネイチャークルーズのオオワシ、オジロワシ。⑤野付半島のツメナガホオジロとユキホオジロ。⑥根室の海鳥と小鳥たちを来週から、週一でお送りします。