
顔出しの雛をかすめて飛ぶブッポウソウ 2025年7月23日 岡山県高梁市
7月19日と23日、我が町内で巣立ち間近のブッポウソウ;巣箱の穴から雛が顔を出す様になり、巣立ちも間近です。
7月19日、自宅の裏山に巣箱を移設したMatさん、移設巣箱で順調に営巣が始まり、孵化後2〜3週目になった頃、撮影にお邪魔しました。早朝で、曇りがちな天気のせいで、色の出が少し悪かった様です。


飛び出しは、遠くのお山がバックになるので、綺麗に抜けていい感じです。ただ、簡易ブラインドからの撮影ではあったものの少し警戒心が強い個体の様で、飛来回数が多くなかったので、早めに切り上げました。雛も顔を出す様になり、巣立ちは無事終えた様です。
同日、移動してMaさんの観察小屋へ。明後日の地元のケーブルテレビの取材を控えて、どんな具合か見てみると、雛が顔を出していました。そのせいか給餌回数は少し減っていました。ちょっと取材当日が心配。


連続合成写真にしてみました。やっぱり、ヒナは動いている様ですね。しっかり顔を出しているのですが、親が巣箱に近づいて来ると顔を引っ込めます。


取材当日に心配は的中。親は近くにいるものの巣箱には中々来ません。巣立ってしまったかもしれないので、遠隔カメラで巣箱内を覗いてみると5羽いた雛が1羽しかいません。4羽はすでに巣立った様です。しかし、待った甲斐があって、残ったヒナが顔を出し、一度だけ餌運びもありました。翌々日に最後の1羽の巣立ちがあり、同席していた瑞鳥庵さんが見事に巣立ちの瞬間を捉えました。流石です。また、取材の様子なども瑞鳥庵さんのブログに掲載されています。
7月23日、さて、我が地区内のYさんの田んぼの巣箱ですが、給餌回数が少ない。


やっぱり、雛が顔を出す様になっていました。

連写のコマを抜かないで、合成してみました。

顔を出して、待ちわびる雛。巣立ちを促そうと親は簡単に餌を運んできません。

餌もくわえず、巣箱に来る親です。早く出ておいで!と言っているかの様です。



という訳で、巣立ちの瞬間には立ち会えませんでしたが、無事巣立った様です。こうして、我が地区内での初の繁殖となった次第です。
ブッポウソウが終わると、しばらく鳥撮はおやすみですが、海外遠征分がまだまだありますので、引き続きアップしたいと思います。次回は思わぬ出会いのあった珍鳥などをアップする予定です。
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