ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

八東ふる里の森 オオコノハズク(ヒナ) アオバズク オオルリ アカショウビン カケス

2024-07-24 | 中国地方
小首をかしげるオオコノハズクのヒナ 2024年6月19日 鳥取県八東ふる里の森

6月19日〜20日に八東ふる里の森に鳥友3人で出かけて来ました。日程がこの日しか設定できませんでしたが、ふる森のブログからは、狙いのオオコノハズクの巣立ちが始まって、3羽目のタイミングが、ギリギリになりそうでした。案の定、18日に全て巣立ちました。森に到着すると巣立ったばかりの3番子の姿は見えず、1番子と2番子が並んでいました。昼のオオコノハズクの親を探すのは極めて困難です。ヒナの見えるところにはいるのでしょうが、誰も見つけることはできませんでした。ヒナもかなり奥の方で、観察圧は無いわけはないでしょうが、影響ない程に撮らせてもらいました。
片目を閉じて、ウインクしている様。
小首を傾ける仕草が、何とも可愛い。
夜のライトアップもないのですが、夕食後、アカショウビン、コノハズクやアオバズクの声で満足して、早めに就寝。翌朝、明るくなり始めから出動。管理棟の屋根のキセキレイ♂。
沢からアカショウビンの声。Kさんがその姿を見つけて、何とか証拠写真にはなりました。暗く、遠かったのですが、すぐに飛び去ってしまいました。残念。声はするものの中々姿が拝めない様で、この程度でもふる森のブログに取り上げられました。
森をうろつくもオオコノハズクの親の姿は見つかりませんでした。見つけた方もいらした様ですが、直ぐに見えなくなったとの事。ヒナはまだいましたが、昨日より見えにくい場所で、写真は断念しました。他には時折カケスが姿を見せてくれます。
今日はアオバズクが見やすい位置に止まってくれていました。

オオコノハズクやコノハズクの利用していた巣箱を乗っ取り、最近、ふる森で幅をきかせているアオバズクですが、まだ孵化には至ってない様子。
囀りのほとんど聞こえないオオルリでしたが、どうやら子育てに忙しい様子。
オオルリ♀の姿もチラリと。
今季はふる森訪問も一度だけしか設定できませんでした。相変わらずアカショウビンは園内営巣はなく、簡単に姿は見えません。2年前の出ずっぱりが嘘の様。ズク3種は相変わらずですが、コノハズクが少なく苦労している様です。

次回は6月30日〜7月5日に初めて遠征した台湾の野鳥紀行を始めたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。

タマシギ オオルリ/岡山県

2024-07-16 | 中国地方
仲良く採餌中のタマシギのペア(左♀、右♂) 岡山県

6月10日、前回のタマシギの続きです。車で待っていると更に近づいて来ました。
2羽同時に画角に収まらなくなって、それぞれを。♂です。ここで、反転。
♀です。
折り返して遠くなる方に歩いて行き、2羽が同じ画角に収まるように。
近づいたり、離れたりしながら採餌に専念してます。
時にちょっと毛繕い。羽の縞模様が見えますね。
一頻り採餌すると畔に沿って休憩。
という事で、日も沈み、帰路の途につきました。

森に行っても最近は静かですが、オオルリは時々囀ってくれます。


次回はタイ南部シリーズに戻って、クルンチン国立公園近くの水場のハイドの様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

タマシギ サンコウチョウ/岡山県

2024-07-15 | 中国地方
仲良くペアで採餌中のタマシギ♂♀ 2024年6月10日 岡山県

6月10日、昨日お教えいただいたタマシギにまた会いに行こうと思いましたが、夕刻の活動的で、農家の方の作業が終わっている時間帯に行く事にしました。早朝はMFに出かけるとこの日は運よくサンコウチョウ♂が出てくれました。前日の雨の滴が映り込んでいます。
日の長くなったこの時期、夕暮れ時は結構遅い時間になります。出向くと畔で2羽で休憩中。逆光気味のアングルで。
そして、活動開始。
近くのケリは休息モードでしょうか。
畔に沿って進んでいくと‥‥
行先にケリがいます。どうしようかね?と悩んでいるのかな?
田植え前の田んぼや、
畔を超えて歩き回ります。
しばらくその場を離れたりして、また戻って来て、待機していると、どんどん近づいて来ます。
おかげで、かなりの近距離までやって来ました。卵を産み終えると♀はさっさと次の♂を探しにどこかにいくはずですが、随分と長い事ペアでいた様で、面白いものです。

次回はこの続きで、同じタマシギをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

タマシギ ケリ ミソサザイ/岡山県

2024-07-03 | 中国地方
タマシギのペア 2024年6月9日 岡山県

6月5日県北の沢:流石に囀りは少なくなりましたが、それでも元気にミソサザイが囀ってくれます。
6月9日、鳥友さんからタマシギ情報をいただき、早速、雨がパラついていましたが、車中からだと気にせず出かけて来ました。ありがたくもあそこにいるよと教えていただき、双眼鏡を向けると、ペアで歩いているではありませんか、距離はありましたが、まだ田植え前の田んぼで、見通しは良かったです。
♀が羽を膨らませて、正に玉鷸。
ケリが複数羽います。ケリには遠慮している様子。ケリはエンジェルポーズから‥‥
大天使ポーズ‥かな?
タマシギはケリに近づく事なく、2羽で仲良く採餌中。
シロツメクサの畔を乗り越えて、隣の田んぼに。
タニシでしょうか、丸飲み。
一頻り採餌すると畔で並んでしばし休憩。
こちらに向かって来ます。
田植え直前の田んぼで、見晴らしよくペアを収める事ができました。○○さん有り難う御座います。

次回はタイ南部シリーズに戻って、水場にやってくるミドリヒロハシ、コクモカリドリ、クロエリヒタキ、ヒヨドリ類などをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。
*台湾遠征中

サンコウチョウ/岡山県

2024-06-26 | 中国地方
振り返るサンコウチョウ♂ 2024年6月3日 岡山県高梁市

6月3日〜4日、この時期、地元の森では、オオルリ、キビタキの囀りをあまり耳にしなくなります。子育てに忙しいのでしょう。それでもオオルリは時折、囀っています。この2種より飛来の遅いサンコウチョウは増巣を終えて抱卵の時期なのでしょうか、鳴きながら森の中を移動しています。♀も目にしますが、鳴き方が♂より少ないせいか♂より目にする機会は少ないですね。そんな♀が頭上に出現。
チョウかガを捕まえたようで、くわえ直して、その場で食していました。
背中側から見えることもあります。
今日のサンコウチョウ♂はちょっと高い位置ですが、割とすっきりした所に止まってくれました。光の具合もまあまあで、紫色が出ました。
さらにその2時間後くらいに別の場所でもスッキリした場所で、背中の紫色が今季一番綺麗に出てくれました。欲を言えば、目線の高さに出て欲しかったですけどね。
6月4日のサンコウチョウですが、口の中が見えました。逆光がきついので、きれいに見えませんが。
♀の口の中も緑色なんでしょうが、中々見せてくれません。

次回はタイ南部紀行に戻って、スラートターニーのタイ湾に面した海岸林でのナンヨウショウビンなどをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

サンコウチョウ オオルリ ブッポウソウ/岡山県

2024-06-17 | 中国地方
サンコウチョウ♂ 2024年5月25日 岡山県高梁市

【地元の近況】5月25日、サンコウチョウ♂が目線で撮らせてくれましたが、天気が良すぎて、逆光気味で、色が今一つ。アングルは良かったんですけどね。
こちらも同様に色が‥‥
多分餌運び中のイクメンオオルリ♂。
尾羽を上げて、囀りますが、これは警戒のポーズ。こちらを警戒して、威嚇のご様子なので、ちょっと撮らせてもらって、退散。
6月1日地元のブッポウソウ。求愛給餌していたのですが、丁度良いところは撮れず。もっと通えばいいのでしょうが、やることが色々ありすぎて、身一つでは全てのフォローは難しいですね。
6月6日、ホタルがピークになっているよと友人に教えてもらい、自宅近くで撮影。合成しているので、実際はこの5分の1くらいの数ですが。
ホタルは復活している様で、幼少の頃の数に近くなった様な気がします。

次回は奄美大島編の続きをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

ミソサザイ オオルリ サンコウチョウ/岡山県

2024-06-07 | 中国地方
元気に囀るミソサザイ 2024年5月23日 岡山県

5月21日〜24日岡山県の中〜北部、5月21日、地元の谷川筋を回るといつも元気に歌っているオオルリ♂。
離れた別の場所でも樹間で囀ってくれます。
5月22日、段々と写真に撮りやすくなって来たサンコウチョウ♂、しかし、中々条件の良いところで、遭遇するのは多くないです。
樹間で囀ってくれるオオルリ♂に最近よく巡り合います。
メジロが目の前に出てくれたので。
5月23日県北の谷筋でのミソサザイ、元気に囀ってくれます。
枝先で、バックがきれいに抜けてくれました。
5月24日市内の別の谷筋でもサンコウチョウは渡来していました。
道のそばで、子育て中と思しきイクメンオオルリ♂が警戒音を発しているので、ワンショットだけ撮らせてもらいます。直ぐ離れるから許してよ、と呟きながら。
目線より下で、光条件の良いところにサンコウチョウ♂が来てくれて、背中の紫色が出ましたが、何で、小枝があるの!残念。
という事で、中々これといったショットが撮れません。数打つしかないですね。

次回からはタイ南部紀行のダム湖でのクルージング編をアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。

サンコウチョウ クロツグミ オオルリ ブッポウソウ ミソサザイ/岡山県

2024-06-01 | 中国地方
今季初撮りのサンコウチョウ♂ 2024年5月20日 岡山県高梁市

【臨時増刊】5月11日〜20日の地元での夏鳥たち;5月11日、このブッポウソウの足にリングが写っていますが、標識して5年目の個体の様です。別の場所の個体ではリングから標識後9年目の個体である事が判別出来ました。
5月11日、山中の谷川でのキセキレイ。
5月18日、林道を歩いていると、オオルリ♂を見つけましたが、じっと固まっており、クチバシには芋虫も。どうやら子育て中のイクメン父さんがこちらを警戒している様で、子育ての邪魔してはいけないので、ワンショット収めさせてもらいその場を離れました。新緑のモミジの葉がいい背景なんですが、仕方ありません。
同じ日にクロツグミが突然頭上に飛んで来て囀り出しました。木の幹の影で見えなかったので、そっと位置をずらして収める事ができましたが、やはり気づかれたのか直ぐに飛び去ってしまいました。
渡来当初は樹冠を飛び回っていたサンコウチョウが少しづつ樹冠から樹間に降りて来ている様。今季初撮りは♀でした。
5月19日、県北の谷川で元気に囀るミソサザイです。こちらも今季初撮りでした。
5月20日、いつも樹冠の空抜けで囀っているオオルリが少し高度を下げて、緑バックで、後ろスッキリで撮らせてくれました。
場所を少し変えて、引き続き囀ってくれましたが、降りて来たのはこちらの様子を偵察しているのかもです。もっとも、きれいな囀りのみで、警戒の声は出していませんでしたが。
同日、樹冠から樹間に高度を下げて来たサンコウチョウ♂を初認から2週間後、やっとカメラに収める事ができました。
おまけに逆光ではなく、さらに低いアングルで割とマシに撮れたので、良かったです。
やはり夏鳥の一大スターですね。何度撮ってもいいもんです。

次回は春の琉球列島紀行の奄美大島編です。アマミヤマシギ、ルリカケスなどをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

ヤマドリ ブッポウソウ オオルリ/岡山県

2024-05-26 | 中国地方
後方からのホロ打ちヤマドリ♂ 2024年5月7日 岡山県高梁市

【臨時増刊】5月7日〜12日、林道を走っていると前方に鳥影が見えます。ヤマドリ♂ でした。後方からなのか、こちらには気付いていない様。カメラを構えるとホロ打ちを始めてくれました。ホロ打ちは何度も耳にしていましたが、目で見るのは初めてでした。背伸びしているからか、実に短足に見えて、なんか親近感が湧きます。
こちらには気付いてない様で、ゆっくりと歩みを進めて見えなくなりました。
車を降りて、身を潜める様に近づきましたが、やはり気づかれて、スタコラサッサと逃げられてしまいました。
少し歩くとオオルリが囀っていますが、高い梢。
さて我が町内でブッポウソウを最初に見たのは5月3日でした(4月27日に隣町にやって来たと友人から連絡あり)。5月7日に巡回していると巣箱の様子を伺っているブッポウソウに遭遇、今季初撮りとなりました。
この時、巣箱の中には別の個体がいました。追っかけている様に見えたので、ペアなのかライバルなのかはわかりませんでした。
5月12日、別の場所の巣箱の様子を伺っているブッポウソウがいました。正面顔が何か可愛い。
続々とやって来ている様で、忙しくなりそうです。

天体写真を少々。以前にもアップしたことがありますが、少し大きく明るく撮れたので、再掲します。子持ち銀河と呼ばれる銀河M51。
同じく再掲ですが、銀河M101。渦巻きが少し明るく写せました。
こちらは新たに撮った、おとめ座の銀河で、形がメキシコのソンブレロに似ているので、ソンブレロ銀河と呼ばれる銀河M104です。横から見たところで、円盤状の形が面白いです。

臨時の掲載で、次回はタイ南部シリーズです。ご覧いただき有り難う御座います。

オオルリ キビタキ オオアカゲラ/岡山県

2024-05-20 | 中国地方
新緑をバックに囀るオオルリ♂ 2024年5月4日 岡山県高梁市

【増刊号】5月3日〜5日の地元MFにて;5月3日キャンプ場公園を縄張りとしているキビタキ♂に会いに行くと、いつもの場所で囀っていました。新緑バックの近距離にきてくれましたが、露出設定が少しズレてしまいました。
5月4日、小さなダム湖の谷筋で、昨季見やすいソングポストで囀っていた♂の姿が今季は見えません。やはり数は少ないと感じるオオルリが、少し谷の奥の方の高い木の上で囀っていましたが‥‥
突然、降りて来て、新緑の中で囀ってくれました。しかも周りに枝がなく緑一色の中でいい感じです。ちょっと暗いですが。
たまにはこんなところでも囀ってくれて、嬉しいですね。
さて、県北に出向いて、早朝に散策して見ました。オオアカゲラがカミキリムシかなにかの幼虫をくわえていますが、どうも警戒の声を盛んに発するので、近くに巣でもありそう。
そこで、早めにその場を後にしましたが、一本道なので、帰ってくると、やはり巣があるのでしょう、同じ場所にいました。ちょうどフジの花が、まだ蕾でしたが、見えるので、これは撮らせてもらわねば、と短時間だけカメラを向けました。
花が開いて欲しかったですが‥‥まあ、フジがらみで良しとしましょう。

天体写真を少々。おおくま座の銀河を撮っていると夏の星座が昇って来ました。では、と言うことで、ヘラクレス座にある全天で2番目に大きい球状星団のM13にカメラを向けました。これは明るく写ります。
こと座も昇ってきているので、リング星雲と呼ばれる惑星状星雲M57は撮れるかな?とその辺りを狙ってみると、何とかリング状に写ってくれました。
もうすぐ天の川が見えるようになるので、楽しみにしています。

次回はタイ南部シリーズですが、地元の季節ものは今後も臨時で、載せたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。

オオルリ キビタキ ヒヨドリ/岡山県

2024-05-11 | 中国地方
囀るオオルリ 2024年4月29日 岡山県津山市

【増刊のアップです】4月26日地元のキャンプ場公園でのキビタキ♂の続きです。飛び出しを狙ってプリキャプチャーで待っていると今回は上方に飛んでくれました。こちらに向かってくるような感じになりました。
目一杯翼を広げたところは中々にカッコイイかなと。やはり何千キロと渡ってくるだけのことはあるのではないかと思います。桜の木ですが、すっかり花は落ちてキビタキの渡来には間に合いません。
今度は小さなダム湖のMFで、フジの花が視界中に広がっているところで、何か来ないかと待ちました。オオルリ、キビタキを期待するのですが、サッパリ。メジロが来てくれましたが、花に合わせていると、ちょっと露出不足。
諦めて移動するとウワミズザクラにヒヨドリが来ていました。
4月30日にもフジの前で待っていましたが、サッパリ。遠くにミヤマカラスアゲハがヒラヒラと。
やっと現れたのは、ヒヨドリでした。中々映える鳥は来てくれませんが、ヒヨドリでもよしとせねば。
5月2日のキャンプ場公園では、別個体のキビタキ♂ 。暗いヒノキから出てくれません。頭部や翼に灰色みがあるので、2年目の♂でしょう。
谷筋に移動。やっとオオルリ♂が空抜けでないところで、囀ってくれました。
フジの花と絡んでくれないかと期待しますが、やはり無理でした。若葉の隙間に見えて、前景に紫の花が前ボカシになりました。葛の花かな?
それにしても、昨シーズンに続いて、オオルリが少ない。いまだに♀を見かけていません。私のフィールドで、個体数は以前の半分以下のように感じます。越冬地の森林開発が原因ではないかと思えてならないです。

天体写真を少々。月がなく、雲もない条件の日はそんなにありません。5月3日が快晴だったので、望遠レンズを夜空に向けました。この時期、高く上がる大熊座には銀河が結構あります。これは銀河のM81とM82で、渦巻が写る、割と明るい銀河です。
惑星状星雲のM97と銀河のM108で、丸く青いM97は、黒いところが目にあたり、フクロウの顔に見える?と言うので、フクロウ星雲と呼ばれています。そう言われればそうかな?
こちらは銀河M101。渦巻きの腕が長く伸びて、我が銀河を真上から見たらこんな感じではないかと。
これからも天体写真を時々載せたいと思います。

キビタキ コゲラ ホオジロ キジ/岡山県

2024-05-02 | 中国地方
今季初撮りの囀るキビタキ♂ 2024年4月26日 岡山県高梁市

4月5日〜26日高梁市川上町のMFにて;4月5日、地元のキャンプ場公園でコゲラと‥
キジ♂が被写体になってくれました。♀もいましたが、すぐに隠れてしまいました。
4月11日、桜がすっかり満開になったので、花がらみを狙いました。ホオジロが運よく木に飛び上がってくれました。
翌日にはエナガが桜花をバックに。
まだ居残っているアトリですが、♂はすっかり黒い頭巾をかぶって、夏羽に。
ツツジの名所のこの公園ですが、誰もツツジと絡んでくれません。遠くの地面に黒いツグミ系の鳥がいるので、撮ってみると、クロツグミに見えますが、嘴は黄色くなく、どうも若鳥♂ではないかと思います。
4月26日、キビタキの囀りが松並木から聞こえてくるので、探すといました。松は隙間が多く、見やすいですが、季節感がイマイチ。でも、初撮りで、しっかり撮らせてくれたので、よしとしましょう。
囀っている正面顔はちょっと珍しいかもしれないなと写真をよく見ると、右胸に黒い羽の斑点があります。昨季に全く同じ場所で撮ったキビタキ♂にも同じ場所に黒い斑点があったので、おそらく同じ個体ではないかと思います。同じ個体が帰って来たと思うと何か嬉しいです。
季節感は今ひとつですが、松ぼっくりとのコラボも良いかなと。
松から離れて、新緑バックに。
そこで、プリキャプチャー機能を使って、飛び出しを撮影し、合成してみました。
しばらくこの場所で囀ってくれたので、初撮りにしてはしっかり撮れました。
これからもしっかり撮らせてくれよとお願いしました。

春の天体写真を一枚。大熊座(北斗七星)の辺りには銀河が多くあります。りょうけん座のM51は子持ち星雲と呼ばれ、真上から見たような銀河の腕の先に小さな銀河が繋がっています。何とか撮れました。

次回はタイ南部遠征シリーズに戻り、昼食の食堂周りの小さな公園?でのマレーモリフクロウ、インドブッポウソウ、ミミアオゴシキドリなどをアップします。ご覧頂き有り難う御座います。

ベニマシコ オシドリ トモエガモ ルリビタキ/岡山県

2024-04-26 | 中国地方
ベニマシコ♂♀ 2024年3月4日 岡山県高梁市

3月4日地元のMFにて;タイから帰国した翌日に、1週間空けた地元のフィールドを散策して見ました。小さなダム湖には水量が回復したからか、オシドリが戻って来ていました。
トモエガモが1羽だけ、オシドリ10数羽の群れに混じっていました。何処かから移動して来たのでしょう。オシドリに混ざったり、単独行動したりでした。
3月6日、我がフィールドのルリくん(R4)も健在です。
1週間後の3月13日のルリくん。
オシドリはこの日もいましたが、数が少なかったです。その後姿が見えなくなりました。
湖畔の藪にはベニマシコが居ついてくれましたが、警戒心は強いです。田舎で人がほとんどいないせいか、どの子も警戒心が強いですね。
4月になると流石に姿は見えなくなりました。ルリくんもです。

次回はタイ南部遠征シリーズに戻ろうかと思いましたが、3月末に出かけた琉球列島遠征の与那国島をアップし、その後、タイ南部の予定です。

キレンジャク ヒレンジャク トラツグミ トラフズク カワセミ等/岡山県

2024-04-25 | 中国地方
飛翔するキレンジャクとヒレンジャク 2024年2月16日 岡山県赤磐市

2月16日(時節とずれてスミマセン)岡山県東部にもレンジャクが来ていると教えていただき、近所の鳥先輩を誘って、行って来ました。100羽ほどのキレンジャクを含んだ群れがトウネズミモチの実を食べにやって来るそうで、多くの訪問者と共に待っていると現れたのは池のカワセミ。
程なく大挙してやって来ましたが、木に止まって様子見?そして群落になっているトウネズミモチに一斉に飛びかかるのですが、あっという間に飛び去ってしまいます。
しばらく待っても来ないので、近くの保護センターに昼食を兼ねてちょっと寄り道。案内用チラシのトラツグミポイントに本当にトラツグミがいました。そう言えば、今季初でした。
すぐ側にはルリビタキ♂も。
レンジャクポイントに戻って、待っていると例によって、まずは木の枝に仲良く止まっています。
トウネズミモチに飛びかかったと思うとすぐに飛び立ちます。何とか飛翔シーンを収めるとキレンジャク5羽が写っていました。やはり同種同士は一緒にいるようです。
トウネズミモチに群がる様子です。あっという間に飛び去ります。何故、ここまで落ち着いて食事しないのでしょうね?
そして、木の枝で様子見?
枯れた松の木に止まると松ぼっくりと紛らわしいですね。

2月18日、県南の干拓地にトラフズクが出現しているが、明るい時にも出ることがあると教えていただき、1週間ほど通ってみました。残念ながら運がないようで、暗くなってからしかお目にかかれませんでした。すっかり暗くなった草地を双眼鏡でサーチしてみると、肉眼ではほとんど見えませんが、何かいるというのがわかります。ISO感度を1万ほどに上げて、1秒露出。何とかこんな感じで、暗闇にトラフズクが浮かび上がって来ました。
2月23日にも同場所で待ちましたが、この日はノスリが日没後も同場所で粘っていました。
トラフズクの出現は暗くなってからで、少しでも光があれば、何とかなるのですが、どうしようもなかったです。

時節とずれているので、次回(明日)も地元の鳥たち(この冬最後となります)ベニマシコ、オシドリ、トモエガモなどをアップしたいと思います。ご覧いただきありがとうございます。

ヒレンジャク キレンジャク ミヤマホオジロ/岡山県

2024-04-13 | 中国地方
ムクノキの実を頬張るヒレンジャク♂成鳥 2024年2月15日 岡山県井原市

2月になって岡山県でもレンジャク情報が出るようになりました。我が町の隣市にレンジャクの群れがやって来たとの情報をいただき、駆けつけると200羽ほどの群れが椋木に集結して、一斉に頬張っていました。なかなか壮観で、シャッターを押し続けました。
その前に2月13日のミヤマホオジロ♂です。今季は来ているものの数が少なく、シャッターチャンスが少なかったです。比較的近くで撮れた一枚。
2月15日自宅から30分ほど南下するとポイントに到着します。鳥先輩を誘って向かいました。連雀達は大木のムクノキに群がっていますが、高い所の実は食べ尽くしたのか段々と下の方に降りて来ます。
おかげで、空抜けを免れましたが、雲が厚く少し暗い。また、枝が多いので、ちょっとごちゃごちゃですが、しっかり撮れました。ムクノキの実を丸呑みしているこの子は風切羽の羽先が白く赤い点もあるので、♂成鳥でしょう。
200羽ほどの群れにキレンジャクが2羽混じっていました。
集団で、大騒ぎしながら食事し、車が通過すると一斉に飛び立ちますが、すぐに舞い戻って来ます。動かない人間には全く反応しないのに、動いているものには警戒しているようです。
実がちょうど熟れどきなのか、イカルやツグミ、シメも一緒にお食事。
飛び交いながら実を食していきます。
他の個体がくわえているところを奪おうとする個体がいます。周りにいっぱいあるのにどうしてでしょうね?
満腹になると高い木の上でしばし休憩です。
そしてまた、一斉に舞い降りて貪るように。
3日後に行ってみるとすっかり実はなくなり、レンジャク達は何処かに行ったようです。久しぶりにレンジャクを楽しませていただきましたが、200羽の群れを見るのは初めての事でした。

次回は2月26日〜3月2日かけて遠征して来た東南アジアはタイ南部(マレー半島部)のカラフルで華麗な野鳥達を時折地元の鳥達を挟んで、アップしたいと思います。憧れのヤイロチョウ類、ショウビン類など撮れてうれしかったです。ご覧いただきありがとうございます。