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ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて近隣から遠方まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ2〜3日に1度のペースで掲載します。

インド アンダマン島紀行 第5日目 午後 その2(最終章)/アンダマンヨタカ オナガダルマインコ ブッポウソウなど

2025-06-09 | インド アンダマン島
瞑想しているかの様なアンダマンヨタカ 2024年12月2日 アンダマン島

12月2日夕刻〜夜、いよいよ終わりが近づいて来ました。すでに日は傾きだして、光が少なくなって来ました。椰子の木にインコの群れが騒がしく群がっています。数十羽のオナガダルマインコ(Long-tailed Parakeet)でした。そろそろねぐら入りの時間で、集まって、騒いでいるのでしょうか。
場所を少し移動して、枝先に1羽で止まっています。
みんな一斉に飛び出して‥‥
よく見える木の枝に移動。
そして、ねぐらへと飛んで行ってしまいました(多分)。
森を出て、開けたところに移動すると森よりは明るい。しかも、ここは見覚えがある。確か最初の夜にアンダマンアオバズクを見たところです。そこにもカザリオウチュウ(Greater Raket-tailed Drongo)。
それとブッポウソウ(Dollarbird)。こちらは枯れ枝に止まってくれたせいか光が残って、色がまだ出ます。それにしても鳥までの距離が近い!日本のブッポウソウではここまで近寄らせてはくれません。
と言う事で、チャイでも飲んで終わりにしましょうか?との事でしたが、チャイは良いので、この近くだったアンダマンヨタカを最後に見たいと希望すると”了解”との事で、暗くなるのをちょっと待って、ポイントに移動。初日に居た所には居ませんでしたが、付近を捜索すると懐中電灯🔦にピカリと反射する物が見えました。”居た!”と近づいていくと、やっぱりアンダマンヨタカ(Andaman Nightjar)でした。目を開けてじっと枝に止まっていました。
でもまだ眠いのかこちらを気にする様子はなく、なんか物憂げ。
パッチリと目を開けますが‥‥
やっぱり眠そう。
この写真を見て哲学的で瞑想しているみたい、インドっぽいとコメントくださった方がいましたが、なるほど、と言う感じです。バックが暗く、写真的に良い感じです。本遠征で私の一番お気に入りの写真となり、これにてアンダマン島紀行は終了です。

次回はまだまだある地元のブッポウソウとサンコウチョウなどをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

インド アンダマン島紀行 第5日目 午後 その1/アンダマンオナガ アンダマンオナガバト オニカッコウ カザリオウチュウ

2025-06-07 | インド アンダマン島
最後の最後に出てくれた固有種のアンダマンオナガ 2024年12月2日 アンダマン島

12月2日午後、いよいよアンダマン島での探索は最後となりました。残っている固有種3種を求めて、何度も通っているチディヤタブ地区の森の細い道を進みます。カザリオウチュウ(Greater Raket-tailed Drongo)がよく出てくれますが、これと言った良いアングルで中々撮らせてくれません。
そして、遂にアンダマンオナガ(Andaman Treepie)が姿を見せてくれました。カケス類らしく数羽の群れで行動している様でしたが、そのうちの1羽が比較的落ち着いて、撮らせてくれました。
中々に渋い色合いです。これで残り2種となったと思うとガイドさんがアンダマンオナガバト(Andaman Cuckoo Dove)を発見。何と頭の上の高い木の上です。空抜けで、+補正を必死にかけて何とか色が出ました。
向きを変えるとその長い尾羽が分かります。
最後の最後で、固有種2種が追加され、19種の固有種をゲットし、残り1種(アンダマンモリバト)となりました。果たして出るでしょうか?
森をどんどん進んで行き、時間も押して来たので、折り返しすると、木の上にオニカッコウ(Asian Koel)。この遠征では新しい顔でした。
そして、カザリオウチュウ、比較的良い感じと思ったら肝心の尾羽の先が綺麗に見えません。う〜ん難しい!
と言う事で、折り返して戻っていきますが、どうも最後の1種は時間切れの様相を呈して来ましたね。

次回はこの続きで、午後の最後と最後の夜探鳥で、アンダマン島は終了となります。ご覧いただき有り難う御座います。

インド アンダマン島紀行 第5日目 午前 その3/ルリコノハドリ アンダマンカンムリワシ ナンキンオシ ハイガシラセイケイ

2025-04-28 | インド アンダマン島
ルリコノハドリ♀ 2024年12月2日 インド アンダマン島

ハリエット山国立公園の山頂広場から山を下って行きますが、残り3種に出会えませんでした。下山途中のポイントでルリコノハドリ(Asian Fairy-bluebird)が登場。
枝被りのない所に止まってくれて、良い感じで、全身を見せてくれました。渋い緑青色ですが、やっぱり♀タイプ。結局♂の姿は見えませんでした。
アンダマンカンムリワシ(Andaman Serpent-Eagle)も森の中でよく出会います。
公園を後にして、ホテルに戻りますが、フェリーには乗らずに、湾を迂回します。途中で、昨日、ガイドの大谷さんがナンキンオシが見えたという事で、幹線道路沿いの溜池の様な湿原の様なポイントに立ち寄り。水面には2羽のバン(Eurasian Moorhen)、日本にいるのと同じ種です。額板がしっかり赤いので、繁殖に向けたペアかな?
そして、水面にはナンキンオシ(Cotton Pygmy-Goose)が4羽、ちゃんといました。綺麗な♂は見えませでしたが。
他にはハイガシラセイケイ(Gray-headed Swamphen)。
という事で、無事ナンキンオシに出会えて、午前の部は終了、ホテルに帰還し、昼食と休憩。

次回は、コスタリカ第1日目の午前の様子(ハチドリなど)をアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。

インド アンダマン島紀行 第5日目 午前 その2/コウライウグイス アンダマンハナドリ アオショウビン ミカドバト コウラウン

2025-04-25 | インド アンダマン島
ペアで現れたコウライウグイス 2024年12月2日 インド アンダマン島

12月2日鳥見最終日朝のハリエット山国立公園;公園内の展望台にやって来ました。遠くに海が見えたり、ニコバル島の原住民の小屋が再現されたりしています。

展望台から森を眺めると小さな小鳥とコウラウンが見えました。

小鳥の方は島の固有種アンダマンハナドリ(Andaman Flowerpecker)でした。いつもは木の茂みの中をウロチョロしていますが、今回はよく見える所にしばし佇んでいました。遠いけど。
一方のコウラウン(Red-whiskered Bulbul)もじっとしています。
反対側にはミカドバト(Green Imperial-Pigeon)のペアかな?ハトがいると思うとたいていはミカドバトですね。分布の広い、個体数の多いハトです。
展望台の下の広場の街灯?の上にアオショウビン(White-throated Kingfisher)、今回は日の当たる明るい場所で。
広場を歩いているとコウライウグイス(Black-naped Oriole)♂が登場。
近くにもう1羽います。此方の背中、雨覆が黄緑色なので、♀の様です。もう1羽が♂なので、どうやらペアと思われます。
此方がオス。枝被りなく、目線の位置で撮れたのは初めての様な気がします。
ここアンダマン島にはコウライウグイスが多い様ですね。

次回はこの公園の続きと帰り道の湿原ですが、残念ながら残った固有種3種は姿を見せません。本当に手強い! ご覧頂きありがとうございます。

インド アンダマン島紀行 第5日目 午前 その1/ソデグロバト コウラウン ムナホシアカゲラ コウライウグイス アオショウビン

2025-04-22 | インド アンダマン島
ムナホシアカゲラ♂ 2024年12月2日 インド アンダマン島

12月2日午前、いよいよアンダマン島の鳥見も最終日、午前中は2日目と同様にフェリーで対岸のボンブーフラットに渡り、ハリエット山国立公園に登ります。午前6時発のフェリーを待っていると、何ともカワイイ車、オトリクサが並んで、客待ちしていました。
右手の森に鳩がいるよと運転手兼ガイドさんが示すところを見ると、ソデグロバト(Pied Imperial-Pigeon)でした。写真の様に、木の実をくわえて、お食事中。割と大きな実ですが、よく丸呑みできるもので、感心です。
満腹になったのか、枝に静かに止まっています。
他には何処にでもいたコウラウン(Red-whiskered Bulbul)。
此方もお食事中の様でしたが、小さめの白い果実を食していました。
フェリーで、対岸に渡り、上陸後、すぐに公園入り口に着きましたが、まだ、開場時間前の様で、少し待たされました。ここでもパスポートチェック。こういうところは厳密ですね。
待っている間に周りを見渡すと、結構鳥さんがいます。上空を飛んでいるのはオオホンセイインコ(Alexandrine Parakeet)。出会うのは飛んでいるシーンばかりで、近くに止まっているところは、結局、撮れませんでした。
高い木の上にキバラタイヨウチョウ(Ornate Sunbird)の♀でした。此方の♂にも結局、出会えませんでした。
振り返るとムナホシアカゲラ(Freckle-breasted Woodpecker)♂が近くて、低い所に。やっと間近で撮れました。
コウライウグイス(Black-naped Oriole)も登場。
そして、公園の中には車で入って、運んでもらいました。さすがに歩いて登るのはキツそうでした。広場に降り立つとここでもアオショウビン(White-throated Kingfisher)。何処でも綺麗に撮らせてくれます。本当にありがたい。
公園の中、すなわち森の中に入ると、それ程野鳥は出てきません。何処でも同じですが、繁った森の中は見つけにくいですね。

次回はこの続きで、残り3種となったアンダマン島の固有種を探します。ご覧いただき有り難う御座います。

インド アンダマン島紀行 第4日目夜/アンダマンコノハズク コノハズク

2025-04-13 | インド アンダマン島
獲物をくわえたアンダマンコノハズク 2024年12月1日 インド アンダマン島

12月1日夜、あたりはすっかり暗くなり、夜探鳥に出発。前回の場所とは違うポイントですが、やっぱり、道路沿い。時々通過する車やバイクを気にしながら、出現を待ちますが、今回はすぐには出て来ない。確かに鳴き声も遠い。そこで、少し移動すること2回、待つと、ここではすぐに出現。島の固有種アンダマンコノハズク(Andaman Scops-Owl)です。この個体は最初から羽を広げて、場所を移って行きます。すると‥‥
口にバッタの様な獲物をくわえています。狩をしていた様です。
あたりの様子を見て‥‥
口から足に獲物を持ち直し‥‥
それにしてもどうして羽を広げているのでしょうね?獲物を隠しているのかな?食べる時には閉じていましたが。
食べ始めました。まずいって訳ではないでしょうが、顔をしかめている様に見えるのは考えすぎかな?
お食事シーンまで見せてくれてありがとう、です。

さて、続いて、コノハズク(Oriental Scops-Owl)。こちらは道を挟んで、声がする方に移動すると、枝に止まっていました。確かに声は3音ですが、日本のコノハズクとはちょっと違う。DNAを調べているのかどうか分かりませんが、亜種以上の別種の可能性もあるのでは?
枝を移動して、真上に。ちょっと見にくくなりました。体がまるまっちく見えて、なんか可愛い。
今夜、というほど夜は更けていませんが、この夕刻も無事コノハズク2種ををゲット。アンダマンメンフクロウについては、前回の他にいいポイントがないそうなので、パス。ホテルに戻って、夕食となりました。

次回は、いよいよコスタリカ紀行をスタートします。とにかく、写した枚数も野鳥の種類数も多いので、じっくりご覧ください。初日の宿泊したコスタリカの首都サンホセ市内のホテルの庭からです。
ご覧いただき有り難う御座います。

インド アンダマン島紀行 第4日目午後/レンカク リュウキュウガモ アオショウビン カザリオウチュウ等

2025-04-10 | インド アンダマン島
よくモデルになってくれるアオショウビン 2024年12月1日 アンダマン島

12月1日午後、昼食をホテルで取って、しばし休憩。午後2時ごろから午後の部を開始、午後はチディヤタブ地区ですが、市内に近い湿地帯。乾いた草地にはインドを象徴するウシがそこ彼処に。
水の溜まった草地には水辺の鳥達が各種います。先ずはお馴染みのハイガシラセイケイ(Gray-headed Swamphen)。

冬羽のインドアカガシラサギ(Indian Pond-Heron)。
飛翔するインドハッカ(Common Myna)にフォーカスが合いました。翼の白斑が目立ちます。
草の陰で見えにくかったリュウキュウガモ(Lesser Whistling-Duck)が飛んでくれました。お陰で、全身を見ることが出来ました。
そして、レンカク(Phesant-tailed Jacana)も飛んでくれました。夏羽のレンカクは稀に日本でも見られますが、冬羽にはちょっとお目にかかれないので、珍しいかと。
別の林に接した湿地帯に移動。森の鳥も出て来ます。電線に止まったのはカザリオウチュウ(Greater Raket-tailed Drongo)。
水辺にはカワセミ(Common Kingfisher)。最初、陰に隠れて見えにくい時にはルリカワセミか!と色めき立ちましたが、カワセミには悪いけど、普通の(Common)カワセミでした。
いつもモデルになってくれるアオショウビン(White-throated Kingfisher)、今回は珍しく水辺で収まってくれました。背中からだと正にアオショウビン、和名の通りですね。
羽をあげると尾羽から背中も青いですね。水しぶきが上がっていますが、魚でも跳ねたのでしょうか、アオショウビンには獲物としては大きすぎた様です。
この後、例によって、チャイを一杯飲んで休憩。そして、暗くなるのを待って、夜探鳥に出かけます。

次回は、この続きで、夜探鳥ですが、アンダマンコノハズクとコノハズクを2日目とは違うポイントで狙います。ご覧いただき有り難う御座います。

インド アンダマン島紀行 第4日目午前/ナンヨウショウビン アオショウビン セグロカッコウ等

2025-03-19 | インド アンダマン島
間近で撮らせてくれたナンヨウショウビン 2024年12月1日 アンダマン島

12月1日午前、朝食後、森に移動して探索を続けますが、狙いの固有種3種は音沙汰ナシ。でも振り返るとアオショウビン(White-throated Kingfisher)がいて、綺麗に撮らせてくれます。電線の上ですけど。
セグロカッコウ(Indian Cuckoo)が背中側から。この方向からだと尾羽先端の黒帯が見えて、セグロカッコウだと同定出来そうです。
ルリコノハドリ(Asian Fairy-bluebird)もちょくちょく目に入りますが、メスばかり。オスは一体何処にいるのでしょう?それともこの季節はオスも地味になっているのかな?
アンダマンオウチュウ(Andaman Drongo)は人を気にしないのか、それとも様子を見に来ているのかも。
ということで、少し時間は早いけど森を切り上げて、ホテルに帰還。昼食には少し早いので、ホテルのお庭を散策すると、目の前にナンヨウショウビン(Collared Kingfisher)。近い!生垣越しだからか警戒してない様です。光もバックも良いので、いい感じで撮れました。
縦位置に切ってみました。
ちょっと廻って、違う角度から。
他に亜種シマアカモズ(Brown Shrike)も目の前。

インドハッカ(Common Myna)も近い。
人慣れしている鳥は、森の鳥より近くで撮らせてくれます。それは何処も同じですね。

次回は、地元の我がフィールドでのルリビタキやハギマシコなどをアップする予定です。その後、アンダマン島を交えて、フィリピンのパラワン島、コスタリカを始める予定です。ご覧いただきありがとうございます。

インド アンダマン島紀行 第4日目早朝/ヒイロサンショウクイ コサンショウクイ ミドリサトウチョウ等

2025-03-16 | インド アンダマン島
ミドリサトウチョウ 2024年12月1日 アンダマン島

12月1日早朝、午前5時半に例によって、ホテルのお弁当を持参して出発。出発の時は丁度日の出。部屋越しに海から朝日が登ってきます。
行先は昨日と同じチディヤタブ地区の違ったポイントで探索。道路沿いの森で、ヒイロサンショウクイ(Scarlet Minivet)が出ましたが、綺麗に撮らせてくれません。
アンダマンキタタキ(Andaman Woodpecker)も再登場。ただし、真上でした。
アンダマンオウチュウ(Andaman Drongo)は何処でも顔を見せてくれます。
場所を移動して、平地の道路沿いの木々を探すと、ここには色んな野鳥がいます。ヒイロサンショウクイの♀がバッタを捕らえたのか、お食事中でした。
アンダマンヒヨドリ(Andaman Bulbul)が物思いに耽っているかの様にじっと佇んでいました。
仲良く3羽が並んだコシジロキンパラ(White-rumped Munia)。
コサンショウクイ(Small Minivet)が5、6羽ほどの群れで動き回っています。なかなか近くの良いところには来てくれませんでしたが。
飛ぶと派手な黄色の模様が鮮やかです。
♀の上半身は至って地味ですが、他のサンショウクイ種と同様黄色味があります。
こちらの実のなった木にはミドリサトウチョウ(Vernal Hanging-Parrot)。2羽でお食事中の様でした。
亜種シマアカモズ(Brown Shrike)の♂でしょう。
空を舞っているハネアシユビアナツバメ(Plume-toed Swiftlet)を追ってみました。辛うじてピントは合ったのですが、光が強くて、綺麗には行きませんね。
そんなこんなで時間は過ぎて、午前8時ごろに持参したお弁当を食しますが、時折車の通る道路脇でワイルドに頬張りました。

次回は続きの午前中の様子をアップしたいと思います。ご覧いただきありがとうございます。

インド アンダマン島紀行 第3日目午後/コウハシショウビン セグロカッコウ アンダマンカンムリワシ ルリコノハドリ

2025-03-13 | インド アンダマン島

緑のヘビを食事中のアンダマンカンムリワシ若鳥 2024年11月30日

11月30日午後〜夕刻、昼食を終えて、2時過ぎには再度チディヤタブ地区に出向き、Biological Parkに入場。動物園といっても森の中に所々、ケージがある程度で、ほとんど自然公園の中を散策している様。残り3種となった固有種(ハト2種、オナガ1種)を探します。
早速、コウハシショウビン(Stork-billed Kingfisher)がいましたが、お口に大きな魚。簡単には飲み込めないのか、見ている間はずっとこの格好のままでした。
塀で囲まれた池の上の木にはオオトカゲがお昼寝中。
通路の上にはキセキレイ(Eastern Gray Wagtail)。こんなところにも来ているのかと、なんか懐かしい。
木陰に杜鵑類、セグロカッコウ(Indian Cuckoo)との事。
頭部の白いカンムリワシ。固有種のアンダマンカンムリワシ(Andaman Serpent-Eagle)の若鳥だそうです。近いけど逃げないので、何をしているかと良く見ると‥‥
食事中でした。緑色の細長いヘビを食していました。英名のSerpent Eagle、即ちヘビクイワシの名前通りでした。
ヘビが垂れ下がったところを見ると、随分と細長いヘビですね。色がまた明るい緑色で、いかにも熱帯のヘビですね。
一般のお客さんも公園の中をそぞろ歩いています。
成鳥のアンダマンカンムリワシもいました。
出口近くにはルリコノハドリの♀か若鳥でしょうか、木の実を食していました。それにしても厚い雲が覆って、暗い。さっぱり色が出ません。
そんな訳で、公園の中を散策しましたが、最後の3種には中々お目にかかれません。夜の探鳥のため、例によってお茶屋でチャイを飲んでいたところ、雨が降り出し、おまけに結構な豪雨。夜探鳥は中止となり、宿に引き揚げて3日目は終了。

次回は4日目の午前中、同じ地区の違ったポイントを散策した様子をアップする予定です。ご覧いただきありがとうございます。

インド アンダマン島紀行 第3日目午前 その4/アンダマンヒヨドリ コシジロキンパラ カンムリワシ

2025-03-07 | インド アンダマン島
固有種のアンダマンヒヨドリ 2024年11月30日 アンダマン島

11月30日午前(続き)、至近距離のクロエリヒタキで喜んでいると近くに17種目の固有種であるアンダマンヒヨドリ(Andaman Bulbul)が居ました。最初枝被りでしたが、見やすい枝に移ってくれました。控えめな黄色と尾羽先端の黄色が中々綺麗。
残り固有種は3種ですが、そこらへんに居そうで、これが中々手強い。まあそんなもんでしょうが。午前の時間も押して来たので、ホテルに戻ることに。途中、稲の実った田んぼに小鳥。コシジロキンパラ(White-rumped Myna)でした。おいおい、イネなんか食っていると害鳥にされちゃうぞとツッコミながら写真に収めます。
さらに樹上にカンムリワシ(Crested Serpent-Eagle)、広く分布している方のカンムリワシ でした。ここのはそんなに色が黒くないというか八重山諸島のカンムリワシにそっくりですね。
飛び立って、悠々と帆翔。
お昼前にホテルに帰着。滞在ホテルの様子を少し。名前はHotel Hohnbill Nest、即ち、サイチョウの巣、ですが、ここアンダマン島にはサイチョウはいない!
広々とした風通しの良い食堂で、昼食と夕食を摂ります。生サラダも出ましたが、幸い誰もお腹を壊しませんでした。
部屋はコテージ風で、海が見えます。ホテルの周りは木々に覆われて、野鳥もたくさん居ます。
設備は故障しているのが結構ありましたが、クーラーは機能してくれました。

次回は地元のMFの冬鳥たちをアップする予定です。相変わらず少ないですが、ちょっとづつ増えて来た気もする。ご覧いただき有り難うございます。

インド アンダマン島紀行 第3日目午前 その3/クロエリヒタキ キバラタイヨウチョウ コウラウン ノビタキ

2025-03-04 | インド アンダマン島
至近距離にやって来たクロエリヒタキ♂ 2024年11月30日 アンダマン島

11月30日午前(続き)チディヤタブ地区を引き続き散策。スミレテリカッコウのポイントに案内されるも全く気配なし。その代わりキバラタイヨウチョウ(Ornate Sunbird)が現れました。逆光空抜けで色が綺麗に出ませんでしたが。
コウラウン(Red-whiskered Bulbul)も出現、というより、何処にでも居る感じですが、今回は花絡み。ヒヨドリ類らしく蜜を吸っていました。
再び森に戻る事になり、道中の草原に居たのは、遠かったですが、ノビタキ(Amur Stonechat)でした。こんな所で頑張って冬を越しているのだなと、日本の夏鳥を見ると思ってしまいます。
森に戻って歩いていると、突然目の前に小鳥が出現。クロエリヒタキ(Black-naped Monarch)♂でした。至近距離だったせいか鮮やかな青色がよく出てくれました。それにしても分布の広い小鳥です。過去、ボルネオ 、タイ、台湾の鳥見旅の何処でも出現しています。
口の中が見えました。何と蛍光色の黄緑色!サンコウチョウと同じです。カササギヒタキ科の鳥たちはみんなそうなのかな?
枝を移って、後ろが抜けて、良い感じです。
今回が一番綺麗に撮れたかな。

次回もこの続きで、17種目の固有種アンダマンヒヨドリなどが登場します。ご覧いただき有り難うございます。

インド アンダマン島紀行 第3日目午前 その2/チャガシラハチクイ コウライウグイス アンダマンオウチュウ オオオニサンショウクイ コウハシショウビン等

2025-03-01 | インド アンダマン島
獲物を狙うコウハシショウビン 2024年11月30日 アンダマン島

11月30日午前(続き)、少し移動して、車の走っていない細い脇道の明るい森に移動。車の中から撮れたので、電線ですが、随分と近かったチャガシラハチクイ(Chestnut-headed Bee-Eater)。
車を降りて歩いて行くと、果実がなっている木には鳥が集まっている様。ここアンダマン島にもコウライウグイス(Black-naped Oriole)が居ました。しかし、木の中をチョロチョロ動き回るので、中々スッキリしたアングルで撮れません。
一方、アンダマンオウチュウ(Andaman Drongo)は、静かに止まってくれます。
コウラウン(Red-whiskered Bulbul)は数も多いし、警戒心が薄いのか、近くでちゃんと撮らせてくれます。
そろそろ午前8時ごろになり、初日の夕刻に休んだ海岸のお茶屋で朝食。
お茶屋の周りにはコウラウン。
朝食後、近くのポートブレア ビオロジカルパークの入り口付近で散策。するとオオオニサンショウクイ(Large Cuckooshrike)が出てくれました。二度目の出演かな。
ちょっと空抜けでしたが、飛び出しに間に合いました。
さらに枝の隙間にコウハシショウビン(Stork-billed Kingfisher)が見えます。獲物を狙っているのでしょうか、下方をジッと見つめています。比較的近くで撮れました。紅色の嘴を見ると、和名のコウハシは紅嘴だとよくわかります。
ここアンダマン島ではショウビン類が多いのか、よく被写体になってくれてありがたいです。

次回はこの続きで、引き続きチディヤタブ地区の森で探鳥を続けます。ご覧いただき有り難うございます。

インド アンダマン島紀行 第3日目午前 その1/アンダマンアオバト アンダマンカンムリワシ アオショウビン ブッポウソウ等

2025-02-26 | インド アンダマン島
森の中にいたアンダマンカンムリワシ 2024年11月30日 アンダマン島

11月30日早朝、3日目もお弁当を抱えて、午前6時に出動。固有種を14種まで制覇し、残りは森にいる可能性の高いものばかり、そこで、森を中心に探索を続けます。チディヤタブ地区の森を再訪しますが、道中のシベリアムクドリ(Daurian Starling)がいたポイントにはやはりシベムクの数羽の群れ。車を止めてくれたので、狙いますが、ちょっと近すぎました。すぐに飛ばれてしまいましたが、何とか後ろ姿の1枚をアップで。
そばにはコウラウン(Red-whiskered bulbul)。こちらは逃げないで、撮らせてくれます。
森に入ると車を降りて、2車線の車道脇を歩きますが、あたりは鬱蒼とした森。
高い枯れた木にはオナガダルマインコ(Long-tailed Parakeet)。
そして、15種目のアンダマンアオバト(Andaman Green-Pigeon)が高い樹上に集団で、果実を食していました。固有種ですが、あまり特徴のないアオバトでした。
気がつくとアオショウビン(White-throated Kingfisher)。電線の上ですが、近くで撮らせてくれます。
先行していた別グループが狙っている先には、16種目の固有種アンダマンカンムリワシ(Andaman Serpent-Eagle)。結構近くで、撮っていたので、あまり人を気にしてない様子。近づきながら撮り始め、段々と大きく撮れる様に。
ちょうど木漏れ日が当たって、スポットライトの様で、浮かび上がります。
すると、いきなり飛び降り。真下に落下する様に降下。
戻って来たその口には何か捉えた様です。
どうも芋虫か何かではないかと思いますが、ちっちゃな獲物でした。
すぐに飲み込んで、しばらくたたずんでいました。
しっかり撮れたので、さらに歩いてゆくと、逆光下にブッポウソウ(Dollarbird)。
さらにアオショウビン。今度は枝に止まっています。しかも後ろがわりとスッキリ。全身もよく見えて、良い感じで撮れました。
本当にここのアオショウビンは良いモデルさんになってくれます。とっても良い子です。

次回はこの続きで、森を散策して行きます。ご覧いただき有り難うございます。

*コスタリカに遠征中

インド アンダマン島紀行 第2日目夜 /アンダマンコノハズク コノハズク アンダマンメンフクロウ

2025-02-20 | インド アンダマン島
アンダマン島固有種のアンダマンコノハズク 2024年11月29日 アンダマン島

第2日目の夜、チャイを飲んでいると、あたりがすっかり暗くなって、コノハズク のポイントに移動。脇道ではなく2車線の道路脇で、車は時々通過しますが、車道からは少し離れて待ちました。するとすぐに声がしたかと思うとアンダマン島固有種のアンダマンコノハズク(Andaman Scops-Owl)が登場。以前はコノハズクの亜種かと思われていた様ですが、声も姿も全然違うと言うことで、別種となった様です。コノハズクの赤色型の様にも見えますが、お腹の模様など随分と違いますね。
枝上でゆっくりとしていましたが、何処かに飛んで行きました。続いて、同じポイントで待っているとコノハズク(Oriental Scops-Owl)。日本のコノハズクと同種ですが、確かに鳴き声はブッ、ポッ、ソーと3音。しかし、微妙に違う。1音と2音が日本のコノハズクより短い様に感じました。将来的に独立種になる可能性はある様ですが。
よく見ると緑のバッタ?を捕まえています。
やはりこちらを警戒しているのか、食せずに何処かに飛んで行ってしまいました。しかし、アッサリと目的のコノハズク2種が出てくれて、余裕で次のポイントに移動となりました。今度は街の中に戻って、脇道に入っていきましたが、周りは人家ばかり。すると家の軒先を電灯で照らして、そこにいる、との事。人が住んでる家なので、長くは照らせないので、素早く見て、と言われましたが、中々、何処にいるのか分からない。やっと壁のくぼみにいるのが見つかりました。結構距離があるので、明かりが充分届かず、暗かったからでしょう。見ると確かにアンダマンメンフクロウ(Andaman Masked-Owl)でした。何でこんな街中?と思いましたが、餌となるネズミがきっと多いんでしょうね。
もう1羽いるとのことで、見ると更に奥の方に居ました。こちらはまだ寝ている様でした。
ちょっとだけと言いつつ、もう一度最初の方の個体を照らしてくれました。
と言うことで、狙いの3種をアッサリとゲット出来て、午後7時前にはホテルに帰還して、2日目も余裕の夕食となりました。それにしても何でこんな街中にいることをガイドさんは知っているんでしょうね。もう少し自然の中のポイントは無いのかと思いましたが、アッサリと「ない」とのこと。

次回はまた地元に戻って、県南や自宅近くの様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。
*コスタリカに遠征中