ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

サンコウチョウ/埼玉県

2021-07-31 | 関東地方
サンコウチョウ 6月18日狭山丘陵

6月8日埼玉県狭山丘陵:第1回のワクチン摂取を終えて、狭山丘陵に出かけて来ました。狙いは抱卵を開始したサンコウチョウのペアですが、♂は中々に育メンで頻繁に抱卵のためやって来ます。♀と交代後遠くに飛んで行ってしまわないで、暫く近くで遊んでくれることがあります。しかも低いところに降りて来て、時に目の前や頭の上に来る時もある大変サービスの良い個体でした。お陰でタップリ写真を撮ることが出来ました。しかし、暗い森の中で素早い動きのサンコウチョウの事、楽々という訳には行きませんでした。
正面顔は何か滑稽な感じです。
光があると背中は紫色に見えます。
10日後の6月18日、相変わらず育メンの♂は抱卵後(孵化直後かもしれません)近いところで遊んでくれます。
ちょうど餌を捕まえたところです。
そして、丸呑み。嘴の内側の蛍光色の緑色が見えます。
ここで暫く止まってくれました。
明るく撮ろうと300mにしましたが、割と明るいところに出てくれました。
たっぷり楽しませてくれたサンコウチョウのペアでしたが、残念なことに翌日に巣が破壊されてしまいました。丸ごとなくなっていた事からカラスではなく、近くで目撃されたことのあるアライグマの仕業ではないかと思われます。本当に困った外来種です。駆除は容易ではないでしょうが、各所で害が甚だしいので、何とかならないもんですかね。

次回からは、6月9〜14日にかけて出かけた小笠原紀行(ワイバードのツアー)を4回に分けてアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

サンコウチョウ コサメビタキ ハジロクロハラアジサシ コアジサシ シロエリオオハム/埼玉県

2021-06-17 | 関東地方
シロエリオオハム夏羽 5月30日埼玉県の山間の人造湖

5月28日狭山丘陵:5月2日に初認したサンコウチョウの営巣が見つかりました。暗い木々の隙間からやっと見える場所で、人が近づくことは出来ません。営巣は最終段階の様で、巣の内装を整えている様でした。♀が中心ですが、♂も協力的。
仕上げ用なんでしょうかコケの様な巣材をくわえています。
コサメビタキも順調に行っています。無事孵化した様で、餌を運んできますが、まだ♀が温めています。その後6月6日に無事巣立ったそうです。

5月29日埼玉県伊佐沼:ハジロクロハラアジサシが飛来しているというので行ってみました。ここには入るけれどもすぐ抜けてしまうことが多いですが、今年は暫く滞在した様です。沼では、コアジサシが20羽近くいて、求愛給餌が見られます。
ハジロクロハラアジサシはお気に入りの杭の上で休み、時々飛びまわります。
水面が緑を映す場所に陣取り、コアジサシのダイブの様子を狙いました。ダイブして見事に小魚をキャッチ。
ダイブすることなく水面を掠めるようにして狩りをすることもあります。見事にキャッチ。
ハジロクロハラアジサシのお気に入りの杭の近くで待っているとすぐ前を通過。
お気に入りの杭の上に着地です。

5月30日埼玉県の山間の湖:夏羽のシロエリオオハムが山間の湖に飛来していると教えて頂き、出かけて来ました。すでに滞在8日目になる様ですが、この日の夕刻飛び去ったとの事で、ギリギリで間に合いました。静かな湖面に浮かんでいましたが、山の緑を映した湖面は濃いグリーンで海上とは全然違います。時折潜水して魚を捕らえている様です。
羽繕いをした後にはお決まりの羽ばたきです。
湖面に静かに佇んでいたかと思うと‥‥
いきなり湖面をダッシュして飛び立ちます。連写して写真を見るとみんな翼の位置が同じ。どうやら羽ばたき周期と連写の7コマ/秒がシンクロしていた様です。従って、1秒間に7回羽ばたいている事になりますね。結構、早いもんですね。
やっと飛び上がって少し飛翔しました。

その後も湖を上下してCMさんを引き連れていました。赤い目も写って美しい夏羽を堪能させてもらいました。
その後、海なし埼玉県の別の人造湖にも3羽飛来した様で、どうして結構内陸にある湖に飛んできたんでしょうね。

6月5日狭山丘陵:巣の見つかったサンコウチョウ、♂♀が交互に抱卵を行っています。♀と交代した♂は近くで遊んでから離れる時があるので、わりと近くで写させてくれます。

6月7日狭山丘陵:順調に抱卵は進んでいます。この♂は育メン父さんの様で、♀より抱卵時間が長い時があります。
♀と交代した後に被写体になってくれました。が、暗い!ISO感度が上がってシャープさが今一つです。撮れるだけよしとしましょう。
囀って口を開けると中は緑の蛍光色。どこからどこまでも派手な鳥です。

6月8日狭山丘陵:翌日も巣の周りでよく遊んでくれるサンコウチョウ♂狙いです。
ウン良く白いものが写りました。
少し日が差し込む所に来てくれました。
低い所で遊んでくれるありがたい♂に巡り合って嬉しい事です。順調に進んで給餌の様子をお伝えしたいものです。

次回から5月16日〜25日にかけて密にならぬよう自家用車で出かけた北海道野鳥紀行(大洗〜苫小牧〜天売島〜サロベツ〜旭川〜苫小牧〜大洗)を複数回アップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

コマドリ コルリ クロジ ソウシチョウ

2021-06-13 | 関東地方
コマドリ♂ 5月11日

5月11日前回からの続き:お昼近くになっても相変わらずコマドリ、コルリはよく出てくれます。ソウシチョウがコマドリのソングポストに止まりました。
囀りは聞こえていたものの中々姿を見せなかったクロジ♂が登場。綺麗な成鳥です。
たまたまコルリと鉢合わせ。特に争う様子は無かったです。
コルリにフォーカスを合わせました。両方にフォーカスが合う程の接近は無かったです。
クロジも出てくれ役者は揃ったので、ポイントを離れて林道を登り昼食をとりました。沢沿いなど林道を2時間近く散策しましたが、めぼしい成果もないので、林道を下りポイントに戻って来ました。相変わらず出は良い様で、午前中とは違う側から待つことにしました。コルリ、コマドリ、クロジに加えて、ソウシチョウ、キビタキ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ウグイス等を林道で見かけました。
少し離れた場所でコマドリのヒンカララ‥‥が聞こえて来ました。姿の見えるところでした。
大当たりの日にたまたま巡り合い、たっぷり堪能させてもらい午後3時過ぎには引き上げました。

次回は5月28日〜30日、6月5日、7日、8日の近隣でのサンコウチョウ、沼でのハジロクロハラアジサシ、コアジサシ、山間の湖に飛来した夏羽のシロエリオオハムをまとめてアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

コルリ コマドリ キビタキ ソウシチョウ サンコウチョウ コサメビタキ

2021-06-08 | 関東地方
コルリ♂  5月11日

5月11日:コルリ、コマドリがよく見えたとの情報をいただき、近隣にあるY峠がかつての姿に戻って来たのかと、出かけて来ました。数年前に一部を残して笹が見る影もなくなっていましたが、少しづつ戻りつつある様です。まだまだ往時の姿には程遠いですが、コマドリ、コルリは少しずつ戻って来ている様です。午前8時頃に到着するとすでに10数人のCMさんがいくつかあるポイントに陣取っています。最初のポイントでは谷側にカメラを向けているので、探すと枝を移動するコマドリ♂に早速遭遇。
キビタキ♀も登場。
少し上の3番目のポイントは数人のCMさんしか陣取っていらっしゃいませんでしたが、コマドリ♂がよく登場します。
舞台だけでなく、近くにもその姿が見つかる事がよくありました。まだ、葉もそんなに茂ってないので、見つけやすかったのかもしれません。
コルリの囀りが聞こえたかと思うと自然な感じで、枝に止まっていました。
ソウシチョウの姿も見えます。
コマドリのヒンカララ‥‥が目の前で聞こえてくるので、探すと茂みの隙間からその姿が見つかりました。地面からは1m以上の枝上で暫く鳴いてくれました。自然な感じの姿が撮れるのはやはり嬉しいです。
舞台にもよく登場してくれます。
コルリもよく登場してくれます。そんな訳で最初は数人だったCMさんも段々集まって来ましたね。曇り空の日を選んで出かけました。雲が厚すぎると光量が足らない時もありますが、やっぱり色が綺麗に出ます。
そうしているとまた近くでコマドリの大きな声。でも探しても見つかりません。何と目の前の木の上で、近すぎて視界に入っていませんでした。どうしても地面付近ばかり探してしまいます。
もちろん舞台にもよく登場してくれます。
この日はこんな様子で、大当たりの日だった様です。

ここで積み残していたMFの狭山丘陵の5月2日〜4日の様子を少し。5月2日に初認だったサンコウチョウは通過個体ではないようで、連日観察することが出来ました。
キビタキ♂がよく出て来ましたが、何か色が薄い!昨年生まれの若鳥でしょうが、黒い羽が皆無。換羽がずいぶん遅いのは昨年遅くに生まれ育ったせいなのでしょうか?
コサメビタキの営巣が見つかりました。
営巣の最終段階の様で、巣の内面を盛んに整えている様でした。6月1日現在で、無事孵化し、親は順調に給餌をしていました。

次回は、峠の続きで、コマドリ、コルリに続いてクロジも登場してくれましたので、その様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

マヒワ ツミ キビタキ エナガ コチドリ/東京都、埼玉県

2021-05-14 | 関東地方
ツミ♂ 4月12日東京都多摩地区

近隣で見かけた渡去前に集合したと思われるマヒワ、夏鳥としてやって来たコチドリ、子育て中のエナガ、自宅近所の緑地で営巣しそうなツミのペア等です。
4月6日埼玉県狭山湖:狭山湖近くの雑木林からマヒワの声が聞こえて来ました。新緑のクヌギやコナラの木の中にかなりの数のマヒワがいます。近くの木に降りて来たので、間近で写すことが出来ました。
一体何を食べているのかと思うと若葉や雄花についた青虫を食べている様です。
数十羽の群れかと思っていましたが、一斉に飛び出した数をざっと数えるとどうも200羽以上いた様でした。渡去前に集合しているのかもしれません。
湖に行くとコチドリが渡来していました。2羽しか居らず安定したペアになっている様です。以前、3羽入った時には争いが勃発して湖上を飛び交い楽しませてくれましたが。
4月10日狭山丘陵:エナガの巣が見つかりました。盛んに餌を運んでいましたが、残念ながら巣立ち直前に何者かに襲われたのか、巣は壊れ、ひなが1羽だけ地面で親の給餌を受けていました。残念。
4月12日自宅近所の緑地:鳥見の外出を休んで、ウォーキングで近くの緑地にやって来るとツミの声。渡りの季節ですので、カメラを持参して正解でした。2羽いましたが、1羽は羽の模様が幼鳥のものです。
もう1羽は綺麗な♂の成鳥。低い所にやって来て、目線で被写体になってくれました。でも、親子かいな?とよく分かりませんでした。緑地の中を飛び回っていたので、その日は♂をたくさん撮らせてもらいました。
2羽でいた所です。ペアの様に見えるのですが、幼鳥だしな〜、まさかとその時は思っていましたが‥‥
4月17日自宅近所の緑地:5日後に再び出かけてみるとやっぱり2羽でいました。緑地の中を飛び回って、どうやら巣材集めをしている様で、おまけに交尾シーンも目撃したので、ペアの様です。ずいぶん若い奥さんと一緒になった様ですね。
盛んに枝を折ったり、落ちた枝をある一ヶ所に運んでいました。
今後繁殖がうまく行くかどうか楽しみです。

4月21日狭山丘陵:今季初のキビタキ の飛来を確認しました。何箇所かで囀りが聞こえて来ましたが、初撮りも何とか。

4月26日自宅市内の緑地:同じ市内在住の鳥友さんからあそこの緑地にツミがいるよと教えていただき、別の緑地に出かけてみると、いました。こちらの♀はお腹の縞模様から見ると立派な成鳥の様です。
ちょっとした緑地があるとツミが繁殖する可能性が、昨今、大いにある様で、それは楽しい事ですが、スズメやシジュウカラが減ってしまわないかと、ちょっと心配です。

次回は、白いライチョウに会いたくて4月22日〜24日に出かけた立山室堂平でのライチョウ♂、♀、若鳥をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。


マヒワ ヒレンジャク イカル カワラヒワ サンコウチョウ/東京都 埼玉県

2021-05-06 | 関東地方
マヒワとクヌギハナカイメンフシ 3月23日東京都狭山公園

3月23日から4月1日までの近隣でのマヒワ、ヒレンジャク、イカル、カワラヒワと花とのコラボです。
3月23日東京都狭山公園:クヌギの雄花にクヌギハナタマバチが産卵して出来るクヌギハナカイメンフシにマヒワがやって来ていて近い!と教えて頂き、行ってみました。フワッとして花の様に見えるカイメンフシを盛んにマヒワが突いており、中の幼虫を食べているらしいです。花ではありませんが、花の様に見えます。このクヌギは特にフシがたくさん出来ています。
時には仲間割れも。
今季はマヒワが多いせいか色んな所での遭遇が多いです。

3月25日、26日埼玉県秋ヶ瀬公園:レンジャクがいる秋ヶ瀬公園に行ってみるとイカルの声が聞こえて来ます。かなりの数の様なので、行ってみると100羽以上の群れがエノキなどの地面に落ちた実を啄んでいました。秋ヶ瀬公園でイカルが群れるのは珍しいことです。人が近づくと一斉に飛び立つところを狙いました。
さてレンジャクは何処にいるのだろうと探していると桜並木にCMさんが集まっています。8羽ほどのヒレンジャクが根元のヤブラン、リュウノヒゲの実を食している様です。桜の木に止まってくれるので季節柄、桜の花とのコラボがいいですね。ただ、曇りの天気だったので、空バックになると白抜けで桜の花が隠れてしまってチョット残念。
低い所に止まると空バックでない桜の花が浮き上がっていいんですが、少ししか撮らせてくれませんでした。
花に嘴を差し込んでいました。蜜を吸っているでしょうかね?
あまり実がなかったせいかヒレンジャクは翌日にはやって来ませんでした。
3月30日秋ヶ瀬公園:この日にはキレンジャクがいました。
サクラソウの季節なので、桜草公園に行ってみるとサクラソウとノウルシが咲き誇って綺麗でした。ノウルシにベニシジミが止まってサクラソウの花が透けて見えます。

4月1日埼玉県狭山湖:狭山湖畔の桜が満開で、エノキなどの地面に落ちた実を食す数十羽のイカルがいました。
地面に降りて食していますが、歩行者がやって来ると一斉に飛び立ちます。すぐにやって来ますが、まずは木に止まって様子を見ています。桜の花がバックになる様な場所を選んで待ちました。
様子を見て勇気のある1羽が降りると次々と地面に降りて来ます。
そして人がやって来ると一斉に飛び立ちます。
桜の花がバックになる様に飛び立ちを狙いましたが、そのバックが緑になる様ないいポジションは見つかりませんでした。
別の場所では、カワラヒワの数十羽の群れがいました。桜の木に止まってくれましたが、白抜けでちょっと残念。
季節らしい花とのコラボ、何とか撮れたという感じでしょうか。

さて、速報です。5月2日にサンコウチョウを狭山丘陵で初認出来ました。昨シーズンより5日早かったです。

次回は、今季二度目となる八丈島航路(4月2日)のアホウドリ類と八丈島で偶然出会えたクロツラヘラサギ等をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

コミミズク ニュウナイスズメ/埼玉県

2021-05-02 | 関東地方

コミミズクと菜の花 3月16日埼玉県熊谷市

3月16日埼玉県鴻巣市&熊谷市:1ヶ月半遅れの投稿となってしまいましたが、鴻巣市の公園の安行寒桜とニュウナイスズメ、熊谷市の菜の花とコミミズクという季節の花とのコラボです。まずはニュウナイスズメですが、桜の花の蜜を吸いに毎年やって来ます。今年は3分咲きのタイミングで出掛けられたので、花が煩くならず、ヒヨドリに追っ払われてもすぐに戻って来て、おまけに花をくわえる子が♂♀ともいてくれて運の良いことでした。
1時間ほどで難なく狙い通りに収められたので、その足で熊谷市の河川敷に向かいました。前回の場所から少し南にポイントは移っていましたが、そこは河川敷に菜の花が咲き乱れて”菜の花コミミ”狙いのCMさんで賑わっていました。先着していた鳥友HMさんと並んで開始ですが、運よく早くから出現していたとの事で、16時前に着いた時には既に向かいの土手に止まっていました。おまけに2個体がずっと飛び回ってくれて、たっぷり収めることができました。
お立ち台に止まって‥‥
飛び出して獲物を探索。まだ明るいせいか瞳が小さくなって、ちょっと滑稽な顔つき。
自然の木にも止まってくれました。
そして飛び出し。
お立ち台から飛び出し。菜の花に埋もれています。
少し日が陰って来ました。ちょっと、露出を抑えめにしました。
午後5時を過ぎて日が傾き、瞳も大きくなって来ました。

17時25分ごろではまだまだ写せましたが、次第に暗くなって来て終了としました。この河川敷のポイントは広大で駐車スペースも十分あり、密にならずに済みます。強風の日などハズレの時もある様ですが、運よく2回とも頻出してくれてありがたいことです。

次回も1ヶ月遅れですが、今季大挙してやって来たマヒワとクヌギハナカイメンフシ、桜とヒレンジャク、同じく桜とイカルの季節物をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

コミミズク ヒレンジャク ノスリ ニュウナイスズメ メジロ/埼玉県

2021-03-31 | 関東地方
コミミズク 2月13日埼玉県熊谷市

2月13日午前:埼玉県坂戸市の浅羽ビオトープにヒレンジャクが来ていると教えていただき、熊谷市の荒川河川敷のコミミズクの前に立ち寄りました。通路に接した林の中に3羽ほどいました。今季も全国的にレンジャクがかなりの数が渡来しているようで、2季連続とは珍しい事です。
暫く林にいましたが、すぐに小川に降りて来て水飲みを始めましたが、水浴びも始めてくれました。
盛大に水を跳ね飛ばします。逆光のせいで、水玉が浮かび上がります。
3羽のうち2羽が♂♀の成鳥という珍しいグループでした。この子は初列風切羽の羽先の白色が幅広く赤色も見えるので、♂成鳥のようです。
こちらは白色が細いので♀成鳥でしょうか。
暫く滞在してくれるかと思いきや林床のリュウノヒゲなどの食糧が少ないせいかすぐに抜けてしまったようです。
続いてコミミズクがしっかり出ていると教えていただいた熊谷市の荒川河川敷に向かいました。昼過ぎに到着時すでにCMさんでいっぱいです。200人以上ではないかと思われましたが、何せ広大な河川敷で車も余裕で駐車出来て人々の間も密にならずに済みました。早くから出る事もあるそうですが、この日の出現は午後4時過ぎ、それまで、ノスリやチョウゲンボウが遊んでくれました。間を持たせてくれたノスリです。
そして午後4時20分頃目の前を待ちに待ったコミミズクが飛んでくれました。以後、2羽で行ったり来たり、設置されたお立ち台に止まってくれたりと大サービスでした。
獲物を見つけたのか垂直降下!
見張り用の止まり木が何箇所か設置されてあり、それぞれに止まってっくれます。向かって来る着地シーンが羽を広げた姿が見えて良いですね。
そして飛び出し。
出ずっぱりだったおかげで、着地シーンに何回も遭遇しました。
飛翔シーンも結構撮らせてくれました。
またまた着地シーンです。
目の前を通過すると近すぎて視野に入れるのに苦労します。何とか目の前の通過を収める事が出来ました。
各種の止まり木が設置されていました。
だんだん光が少なくなって来ますが、まだまだ飛んでくれます。
角度によっては体がまん丸に見えて面白いです。
しっかり出てくれ、場所も広く中々素敵なポイントです。CMさんが帰った後に地元のCMさん達が後片付けとゴミ拾いをされていました。頭が下がります。
さて、翌日はMFの狭山丘陵を回ってみると季節モノの梅メジロが撮れました。
掲載が遅いとのご指摘があります。載せたいネタが沢山でついつい遅くなってしまいます。そこで、最新(でもないか)のものを速報で、ちょっと載せさせていただきます。3月14日の埼玉県鴻巣の安行寒桜とニュウナイスズメです。3分咲きぐらいで見易く、ヒヨドリに追われながらも頻繁にやって来るので、しっかり撮れました。花を咥える仕草をする個体にも会えました。
その後、菜の花コミミ狙いに熊谷に向かいました。この日は3時ごろからよく出てくれました。
この2シーン以外のショットの掲載はだいぶ先になりそうですが、タップリとアップする予定です。

次回は2月20日の八丈島航路でのアホウドリ、コアホウドリ、クロアシアホウドリ等をアップしたいと思います。あまりにも遅れているので、4日間隔で当面アップする事にします。いつもご覧頂き有難う御座います。

ルリビタキ マヒワ オオマシコ /埼玉県 ノハラツグミ ベニマシコ/栃木県 ムジセッカ シマアジ/東京都

2021-03-22 | 関東地方
オオマシコ ♀  1月30日埼玉県

1月25日から2月5日までの近隣3都県の鳥写真をまとめました。
1月25日埼玉県狭山丘陵:MFでルリビタキ♂が複数羽見られるのは珍しい事です。神社境内をテリトリーにしている個体です。灯籠に止まってくれました。
いつものルリビタキ♂ 見やすい場所に出てくれるので大人気でした。
マヒワも相変わらず採餌と水飲みにやって来ます。
水場に降りて来ましたが、何故か♂ばっかり!何ででしょうね。
1月30日埼玉県民の森:今季は何故か所定の場所に中々姿を見せなかったオオマシコ 。1月になってやっと姿を見せてくれる様になりました。〜10羽ぐらいですが、時に赤い♂が3羽の時がありました。新雪とはいきませんでしたが、地面に雪がまだ残っている時に登って来ました。
額に銀色が見えて赤みが強いので、♂幼鳥でしょう。
食事を終えると近くでまったりしています。
2月3日栃木県渡良瀬:ノハラツグミを以前に少しアップしましたが、間近で撮れたライファーなもので、もう少し掲載します。
枝に止まって。
近くにはいるらしいのですが、飛んでいってしまったので、辺りを散策して見ました。ここは河畔林といった場所で、それらしい鳥が結構いました。ベニマシコが枝の上に止まっています。こちらは♀
そして♂も。
2月4日埼玉県狭山丘陵:翌日はMFで今季初めてキクイタダキを写真に収める事ができましたが、コレっきりになりそうです。それ以後お目にかかれていません。
相変わらずのルリビタキ♂
同所で待っているとアオジもちょくちょく出て来ます。
2月5日東京都野川:毎年やってくるシマアジのポイントにムジセッカがいるという情報をいただきながら中々行く機会がなかったのですが、やっと出かけて来ました。川沿いに進んでいくと何人かの方がカメラを向けていらっしゃり、独特の地鳴きがするので簡単に見つかりますが、逆光の上、ちょこまか動くので写真は大変です。何年か前の渡良瀬の谷中湖に出てくれた個体の方が撮りやすかったですね。
そしてシマアジ♂もちゃんといました。もう3季目になるのでしたか、実は夏もいるんじゃないかという話もありましたが、どうでしょうね。

次回は2月8〜10日に再度遠征してきた長野県岡谷市のイスカ、オオマシコ 等をアップします。相変わらずイスカとオオマシコ はしっかり出てくれました。

ルリビタキ マヒワ等/埼玉県 コスズガモ ビロードキンクロ ミヤコドリ等/千葉県 ノハラツグミ/栃木県

2021-03-02 | 関東地方
ノハラツグミ 2月3日栃木県

1月15日〜2月3日までの近隣での鳥見結果をまとめて掲載します。まずは1月15日埼玉県の秋ヶ瀬公園で全身を見せてくれたカケスです。警戒心の強いカケスも時に全身を見せてくれます。
1月16日埼玉県狭山丘陵:狭山丘陵のMFで紅葉とコラボさせてくれたルリビタキ♂のテリトリー近く(お隣ではありませんが)でもう1個体の♂成鳥が被写体になってくれました。風切羽の茶色味が薄いので4歳以上かも知れませんが、♂成鳥がこんなに狭い範囲にいるなんて今季はどうした事でしょう。
同じフィールドに今季はマヒワが数十羽居ついてくれました。記憶ではここでこんなにマヒワが出てくれたのはこの10年来初めてではないかと思います。
狭山湖では今季最大70羽程度のトモエガモを確認しました。その後数は減ったものの数羽程度は居ついているようです。この日は♀のトモエガモを1羽発見。

1月17日千葉県浦安市:♀のコスズガモが浦安市に来ている事を教えていただき、駆けつけました。識別が難しかったですが、親切な方々に教えていただきやっとライファーとなるコスズガモの♀が確認できました。堤防近くから少し沖の方に行ったりきたりしている様です。すごくわかりにくいのですが、スズガモと頭部や嘴先端の様子が違い、一緒にいると少し小振りです。一度わかると全体の雰囲気でわかる様になりました。先ずはスズガモの♀。
そして問題のコスズガモ♀です。上のスズガモと比べていただけると頭部の形が結構違います。
無事出会えてやれやれという事で、ビロードキンクロを探しに堤防沿いに移動すると、眼下にビロードキンクロの♂がお休みしていました。すぐに起き出して潜って採餌したり、毛繕いで羽ばたいてくれたりと間近でしっかりサービスしてくれました。それにしてもビロキンは本当に外見がユニークです。
脚もピンクでなかなかおしゃれと言えばおしゃれです。
羽ばたきも見せてくれ羽の模様がよく見えました。
さてコスズガモの出現場所に戻ってみるとスズガモと並んでくれました。比べるとひと回り小さいのがよく分かります。
ここまで来たらやっぱり三番瀬に行かない訳にはいきませんので、干潮時刻に合わせて行ってみました。午後でもあったせいか鳥見人は皆無。でもミヤコドリはちゃんと居てくれました。なるべく飛翔写真を狙おうと先ずは、ハマシギです。
そしてミヤコドリ。
ダイシャクシギも何羽か越冬している様で、あちこちで見かけます。こちらも飛びを狙います。
ミヤコドリのそばへ着地。
順光側を飛んでくれたミヤコドリ。
並んだダイシャクシギ。長い嘴を比べ合っている様。
なんとも可愛らしくて好きなミユビシギですが、集団は見つからず足輪をつけた1羽を収めました。左はシロチドリです。

2月3日栃木県:ノハラツグミが出ているとの情報を頂き、駆けつけました。7時40分ごろ到着すると既に出ていて、先着の方々がカメラを向けていて早々にライファーゲット。何年か前の昭和記念公園では出が悪く諦めたので、嬉しい嬉しいリベンジでした。この場所を寝ぐらや採餌場にしている様で、ツグミと群れる事なく単独行動していました。大体は地面で採餌していますが、時折枝に飛び上がったりして、ほんの目の前でサービスしてくれました。
今回は速報(というほど早くはないですが)として改めてまたアップする予定です。

次回は1月19〜21日に出かけた長野県岡谷市のイスカ、オオマシコ等をアップする予定です。ご覧頂きありがとうございます。

ルリビタキ トラツグミ トモエガモ等 埼玉県/銚子漁港カモメウォッチング ニシセグロカモメ等

2021-01-22 | 関東地方

ルリビタキ♂ 12月19日埼玉県狭山丘陵

12月19日狭山丘陵:温暖化のせいでしょうか盛りは過ぎていますが、12月中旬を過ぎてもまだモミジが赤い。紅葉の群落に来てくれたルリビタキ♂ 、今回も引き続きモミジとのコラボを狙いました。さすがに盛りを過ぎているせいか紅葉が少しくすんだ色合いになっていますが、まだまだ綺麗な赤色の木もあります。
枝止まりの上、まだ赤いモミジをバックにしてくれました😄 。お気に入りの一枚となりました。
少し離れたところには黄色のモミジがあります。うまくトラツグミが出てくれたのですが、もう盛りを過ぎて茶色くなっています。せめて1週間前ならば、残念!
お立ち台にシロハラ、バックのシダがいい感じです。
ベンチで待っているとルリビタキ♂ はすぐ側に来ます。案内板の上にも。
12月20日、翌日も紅葉とのコラボを狙いました。珍しくキセキレイがモミジの中に止まってくれました。
ルリビタキ♂ はフェンスの上がお好きの様。
そうしているとちょうど居合わせたOさんMさんからもっとフレンドリーなルリビタキ♂ がモミジのところに来るよとの事で場所を教えていただき、一緒に撮っていた若いMさんと早速移動。現地に来ると紅葉は残っていますし、すぐにルリビタキ の声。確かにフレンドリーなルリ♂でした。写真にはちょっと天気が良過ぎでしたが、モミジに埋もれた写真が撮れました。教えていただきありがとうございます。

12月21日銚子漁港/波崎:Yバードのカモメウォッチングツアーがあったので、苦手なカモメはガイドさんにお任せに限ると、出かけて来ました。ところが、カモメが少ない!肝心のカモメがいなけりゃどうしようもありませんが、ライファーのニシセグロカモメが出てくれてカモメのお勉強には多少‥なったかな?
まずは波崎港から探索開始ですが、やっぱり鳥自体が少ない!あんまり写す気になりませんでしたが、スズガモの中にいるウミアイサを一枚。他にはミミカイツブリ等でした。
銚子大橋をバックにして並んでいるのはウミウでした。
銚子漁港に移動しましたが、やっぱりカモメは少ない。そこでお昼をしていると向かいの堤防にカワセミ。
少ないカモメの中から希少種カモメを探しますが、中々うまくいきません。真ん中のウミネコと同じ大きさのカモメはいわゆるただカモメの幼鳥の様。
セグロカモメの飛翔。
銚子漁港の南の端ウオッセ辺りでスズガモの群を見ていると中に1羽だけクロガモがいました。他にはアカエリカイツブリがいましたが、遠かったです。
ウミネコの飛翔。
セグロカモメ
カンムリカイツブリが近くに来てくれたので一枚。
終わり近くになって、少ないカモメ達の中に中野さんがニシセグロカモメを見つけてくれました。中央の座っているのがそうです。セグロより少し小さくて足が薄い黄色でした。
こちらの方は脚が見えます。少し黄色に見えますし、セグロより小さいので、ニシセグロカモメとしました。
いろんな意味でカモメは手強いですね。

12月24日埼玉県狭山湖:今季はトモエガモの飛来がどこでも多い様で、ここ狭山湖でも多いです。この日はザッと70羽近くカウントできました。
何かに驚いて一斉に飛び立ちましたが、何故かトモエガモだけ。しばし湖上を舞ってくれました。
まだ少し残った紅葉をバックに。

次回は、正月に戻った岡山の成果をアップします。西日本ではどちらかと言えば普通種のミヤマホオジロを中心に、昼間に狩りをしていたフクロウ、ペットにしたくなる様なとっても可愛らしい部分白化型のミヤマホオジロ等をアップします。


ルリビタキ 亜種リュウキュウサンショウクイ キセキレイ メジロ/埼玉県 木星&土星

2021-01-10 | 関東地方
ルリビタキ♂ 12月13日埼玉県狭山丘陵

12月5日埼玉県狭山丘陵:今季MFの狭山丘陵にやって来たルリビタキの中で多数のモミジが植わっている区域をテリトリーにした個体がいました。しかも♂成鳥!これはモミジとのコラボを撮らなきゃ!とモミジの前で待ちましたが、そんなにすんなりとは現れてくれません。その場を離れて近くを散策するとカラ類の混群に出会いました。中に最近冬によく見かける亜種リュウキュウサンショウクイが2羽ほど混じっています。移動先に紅葉したモミジがあるので、先回りして待っていると何とかモミジと絡んだ写真が撮れました。

12月6日:ルリ♂がいることはいたので、翌日も紅葉の前で待ちました。待つこと2時間、運よくモミジと絡んだ場所に現れました😃 。地面の獲物を狙っているようで、止まりやすいフェンスの上に止まります。枝がいいんだけどなーと思いながら、まあ良しとしてルリモミを撮りまくりました。バックに紅葉が映えていい感じです。
この日はこのショットだけでした。

12月13日:翌週にも同じ狙いで同場所に駆けつけました。まず紅葉の中に埋もれてくれたのはメジロでした。
そして待つこと2時間、やっとモミジに登場!しかもフェンスでない木の枝に止まってくれました。しかし、そこはモミジが少ない場所😓 
立ち位置を少し変えてバックにモミジが来る様にしました。でもすぐに移動。
でもまだモミジの群落の中にいますが、ちょっと道沿いに奥に移動、やっぱりフェンスの上。でもバックは燃える様な赤!
ちょうど黄色くなったモミジの下に来てくれました。まるで見上げて鑑賞している様ではないですか?
地面に降りて餌を探している様ですが、地面には落ちたモミジの葉が敷き詰められていていい感じです。左の枯葉は丁度落ちて来たのが写り込んだようです。
ちょっと時期の過ぎたモミジと。
黄色く紅葉したモミジと。
とにかくモミジと絡んでくれてやれやれです。移動したので、ベンチで休んでいると目の前の木道に現れました。ほんの数mです。
木道と薮を行ったり来たり。すっきり全身が見えます。
他にモミジと絡んでくれたのはキセキレイです。でも地面ばかり。
念願のモミジとルリビタキが撮れてハッピーです。このルリ♂は微妙に茶色みがあるので、第3回冬羽の♂でしょうか。

12月22日自宅:400年ぶりと言う木星と土星の大接近。超望遠でも惑星が撮れると教わったので、挑戦してみました。500mmに2xのテレコンを付けて1,000mmとして夜空に向けました。撮ってみると確かに土星の輪がはっきりわかります!露出時間を色々変えてやって見たところ、暗めにすると木星の縞模様も写りましたが、何故かブログにアップ出来ませんでした。
露出を多めにすると土星の輪は潰れてしまいますが、ガリレオ衛星が写るようになります。
同じ現象は60年後だそうで、滅多に見れない天体ショーを写真に記録できて嬉しい限りです。余裕ができたら天体写真にも挑戦したいものです(実は中高生時代、昼は鳥、夜は星の少年でした)。

次回は2020年の12月10日に出かけた富士五湖の一つ西湖のイスカとマヒワをアップする予定です。行ってみるともう出なくなったのかCMさんはたった2人!それでもイスカは一度だけ出てくれました。写真は今ひとつでしたが、何とか赤い♂は撮れました。その代わり水場にマヒワが頻出してしっかり撮れました。
ご覧頂きありがとうございます。

チュウヒ ツルシギ ヤマガラ コガラ ジョウビタキ ウソ アトリ ホオジロガモ等 埼玉県/群馬県

2020-12-10 | 関東地方
ヤマガラ 11月19日埼玉県

11月1ヶ月分の主に埼玉県での鳥見記録です。
11月1日埼玉県狭山湖: 風で舞い上がった羽虫をキャッチしているのでしょうかハクセキレイがホバリングのようにヒラヒラと飛んでいました。

11月8日埼玉県狭山湖周辺: すでに渡って来ていた冬鳥のジョウビタキ♂をやっと撮れました。
♀のジョビ子も目の前で。
狭山湖の堰堤にやって来たタヒバリです。

11月14日埼玉県民の森: 紅葉とのコラボを狙ってお山に来ました。20羽以上のアトリの群れが、カラ松でお食事中です。何を食しているんでしょうね。喉が結構膨らんでいます。
こちらは♂のアトリです。
数は多くありませんが、ウソがあちこち飛び回っています。やっと枝止まりの♂を黄葉バックでゲット。

11月15日埼玉県狭山湖: この時期湖面には何種類ものカモが渡って来ていますが、入れ替わり立ち替わりのようで、すぐにいなくなってしまいます。ホオジロガモの♂幼鳥と思われる個体が比較的近くで、潜水採餌を繰り返していました。
少し奥まった湖面には、トモエガモ、ヨシガモなどがお休みしています。
狭山湖では珍しいミミカイツブリがいました。
突然カモがパニックになったかと思うとオオタカが突っ込んできましたが、滅多に狩には成功しません。
カモは大部分がマガモ、他にコガモ、カルガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、オナガガモ等

11月19日埼玉県民の森: 紅葉が終わる前にお山に行って来ました。カラ類が紅葉バックで収まってくれました。ヤマガラが出番が多いです。
時にシジュウカラも。

コガラもよく来ます。
その他はほとんどいません。静かなもんです。

11月21日埼玉県川越市伊佐沼: 渡良瀬に行く前に伊佐沼に寄ってみました。いい天気でしたが、風が強くて閉口しました。沼の南岸に風を避ける様にシギやサギが佇んでいました。5羽のセイタカシギと2羽のツルシギがいました。
風にも負けず、ツルシギが水面スレスレに採餌していました。
よく見るとアオアシシギがひっそりと佇んでいます。
昼過ぎ渡良瀬遊水地に着いて、チュウヒの塒入りポイントに向かいましたが、思ったほどCMさんが多くありませんでした。案の定ハイチュウのお出ましはありませんでした、残念!そこで一緒になった狭山鳥友のMさんと暇に任せて鳥談義。チュウヒは時々、塒入りに戻って来ますが、明るいうちは遠い!これはチュウヒ♀でしょうか。
こちらはチュウヒ♂でしょうか。
だいぶ暗くなて来ました。チュウヒ♂を写すと画面に小鳥が写っていました。オオジュリンでしょうかね。
かなり暗くなって、そろそろ写真も限界かなという時間に戻ってくるチュウヒ♂ですが、暗いと結構近くを飛んでくれます。
この日宇宙ステーションが南西の空を通過するのを狙うというMさんを残して帰宅の途に。

11月22日埼玉県民の森: 紅葉が終わる前にと思いましたが、ほとんど紅葉がない状態でした。針葉樹に時にホバするちっちゃな鳥がいました。おっ!もしかてとみるとやっぱりキクイタダキでした。今季初認ですが、黄色の冠は写せずでした。
3日前の写真と比べるとバックの紅葉がほとんどなくなっています。コガラの飛び出し直前。
そしてヤマガラ。
コガラの近くを通過するヤマガラ。
1ヶ月分をまとめてアップしましたが、秋から冬への移ろいを多少は感じてもらえたでしょうか。

次回から11月28〜30日に遠征して来た伊豆沼、蕪栗沼とその周辺のガン達とその塒入りと塒立ちを4回に分けてアップする予定です。マガン、シジュウカラガン、カリガネ、ヒシクイ、ハクガンの5種のガン類全てと出会えました。定番の塒入り、立ちと月&雁等もアップします。

アメリカウズラシギ エリマキシギ ウズラシギ オジロトウネン ヨタカ クロハラアジサシ ムナグロ ノビタキ等/埼玉県

2020-11-05 | 関東地方
アメリカウズラシギ  埼玉県川越市伊佐沼

9月19日伊佐沼: 小笠原紀行を長々とやったため、時節にだいぶ遅れてしまいました。そこで2週間分をまとめてアップしたいと思います。まずは、9月14日頃から埼玉県の沼にアメリカウズラシギが来ているとのブログが散見されました。埼玉で沼といえば伊佐沼しか思い当たりません。こりゃライファーではないかとワクワクしていましたが、事前に行った鳥友Mさんがキッチリ見てきたので、土曜日までソワソワする羽目になりました。迎えた9月19日の土曜日、6時半頃に伊佐沼に着くとCMさんは数人。手持ち無沙汰にしています。でも、「さっきいたんだけどどこかに行っちゃった」様なので、いることはいるとデッキで待ちました。水が抜けて地面になったところを双眼鏡で探索していると、怪しい影!遠いですが、胸の縦斑の境界がくっきりして間違いなくアメリカウズラシギ。やれやれということで、ライファー追加です。しばらくは遠くで、採餌していましたが、飛んで東岸の干潟部分に来ました。慌てて移動、しっかり撮れました。
コチドリと並んで。
飛び立ちも。
また遠くに飛んで行ったので、沼を回ってみると、シマアジがいました。まだエクリップスで分かりにくいですが。
あまり被写体にしないアオサギですが、飛翔と口開けの表情が面白いなと。
沼を後にして、南古谷の田んぼに行くとムナグロの群れが飛んでいました。タシギではないジシギもいましたが、どうにも同定の決め手が得られませんでした。

9月21日狭山丘陵: 狭山丘陵で、秋の鳥達を探索。シーズンらしくミズキにエゾビタキが数羽ひっきりなしにやってきました。

9月22日伊佐沼: 初見の日は雲が垂れ込めていて暗かったですが、今日は良い天気なので、再び伊佐沼に。まだまだアメリカウズラシギはいてくれました。
イソシギも。
アメリカウズラシギは相変わらず泥に嘴を差し込んで、採餌に余念がありません。
上空を見上げて警戒のポーズ。
セイタカシギの幼鳥もいます。

9月27日狭山湖: 渡りのシーズン、狭山湖にはノビタキ 、セッカなどが入ってきていますが、ふと上空を見ると、オオタカ、サシバが続けて通過。更にハヤブサ類が通過。写真で見るとお尻が赤い。チゴハヤブサでした。ノスリも飛んで、猛禽類のラッシュでした。
不思議なもんで、そんな日には、いろいろ現れるもので、湖面にいきなり白いアジサシ類が飛んでいます。クロハラアジサシです。ほとんど冬羽になっていますが、しばらく飛んで、すぐにどこかへ飛んで行ってしまいました。
さてノビタキはというと、この日入っていた個体達(3羽ほど)はいずれも警戒心が強く、なかなか距離を詰められませんでした。

10月3日伊佐沼:3週間近く経ってもアメリカウズラシギは伊佐沼に滞在していました。おまけにもう1個体入った様です。更にエリマキシギ、ウズラシギ、オジロトウネン、トウネンもいてこの日は賑やかなことでした。
まずは、オジロトウネンとツーショット。
続いてエリマキシギ(真ん中)が加わりました。
左がエリマキシギ 、右がアメリカウズラシギ 、エリマキが少し大きいですね。なので、♂若でしょうか。
少し歩いてみると近くにトウネン(左)とオジロトウネンがじっとしていました。何かお話ししている様。
4羽が揃い踏み。左からウズラシギ、2羽のアメリカウズラシギ、右端にエリマキシギです。
コガモ達もやって来ていました。
やっとエリマキシギが近くに。
伊佐沼にいると鳥友さん達から、北本にヨタカがいるよ!との嬉しい連絡が入り、移動しました。午後の少し遅い時間に着いたせいか、CMさんは5、6人。昨年と同じ場所にいましたが、ずっと見やすい所に鎮座していました。昨年と同じ個体でしょうね。
暫くすると運の良いことに顔を上げてくれるではありませんか。
お目目もしっかり開けてくれました。足元も見えます。どうやら♀の様です。
おかげで初めて逆光でしたが、全身をスッキリとることが出来ました。

10月4日狭山湖:セッカ が秋らしく伸びて来たススキに止まってくれました。

次回は、10月8〜10日に出かけたワイバードの粟島ツアーをアップする予定です。幸いライファーのシラガホオジロが出てくれ、他にノジコ、ミヤマホオジロ等が出ました。それにしても鳥達は皆んな元気!そのため遠くて、中々近くで写真が撮れませんでした。

アオバト 神奈川県大磯町 照ヶ崎海岸

2020-09-03 | 関東地方
アオバト 照ヶ崎海岸

8月8日神奈川県大磯 照ヶ崎海岸: 宮古島の総集編をアップしようと思いましたが、ネタがなくなった頃にすることにして、熱暑の最中の8月8日に実は行くのは初めてという照ヶ崎海岸にアオバトを見に行ってきましたので、こちらをアップすることにしました。
電車で出かけて午前8時前には着きました。暑いのに変わりはないのですが、空は雲に覆われていて青空バックというわけには行きませんでした。言い訳からですが、湿度も高く、あまり良い色が出ませんでしたが、初めての照ヶ崎のアオバトということでお許しください。アオバトは、山の方から切れ目なく集団でやって来ます。岩礁に降り立ち、海水を飲んで飛び去るという一連の行動が絶え間なく続き、その数の多さに驚きました。波をかぶって飛び立つシーンが写真としては面白いかなとそれを中心に載せます。

南向きなので、朝早い方がいい様です。日が高くなってくると逆光ですが、それも面白いかと。
あまりにも有名なところなので、解説はあまり必要ないかと写真ばっかりにしました。

次回からは8月25日〜30日に出かけたワイバードの小笠原遠征を6回ぐらいにわたって長々とアップしたいと思います。ライファー8種のおかげで、日本の固有種制覇とライフリスト400種越えを同時に達成出来た記念すべき遠征となりました。