ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

コマドリ クロジ キビタキ オオアカゲラ カケス 山梨県Y峠

2017-04-29 | 中部地方
狭山丘陵で渡り途中のコマドリ、コルリは声のみで、姿は見えませんでした。写真に収めたい誘惑にかられ、Y峠に出かけました。まだ季節的には早いのか、木々に若葉はなく、春はもう少しのようでした。コマドリの囀はまだ少ないもののあちこちで聞こえましたが、コルリの囀は皆無。そのためか舞台に登場したのは、コマドリ、クロジ、アオジに珍しくキビタキの♀。
1時間おきにコマドリは出てくれ、3回ほどお目にかかれました。





一番よく登場してくれたのは、クロジ。登場するのは、全身グレーが渋い♂の成鳥のみです。不思議なもので、冬鳥としての成鳥を見たことがありません。


キビタキ♀が珍しく、登場しましたが、すぐに飛び去ります。

舞台を後にして、峠道を登って行くとキビタキ♂に出会います。まだ、囀りに元気がない。


キツツキのドラミングが聞こえてきます。鳴き声も大きく、期待通り、オオアカゲラでした。瞼を閉じた時の目が面白いです。


警戒心の強いカケスが、比較的近くで撮れました。


翌日狭山丘陵に出かけましたが、写真の成果は今ひとつ。キビタキのお腹が綺麗でした。




クロツグミ クロジ 狭山丘陵/ツバメチドリ アマサギ 志木市

2017-04-22 | 関東地方
狭山丘陵にも夏鳥たちが続々やってきています。クロツグミ、キビタキ、オオルリに加えて、ここを通過していく、コマドリ、コルリが囀りを聴かせてくれました。いつもなら、オオルリ、キビタキ、クロツグミの順で写真をモノに出来ているのですが、今年は、何故かいきなり美声を響かせるクロツグミを収めることが出来ました。



森の小道を歩いているとまだ居残っているのか、南からの旅の途中かわかりませんが、クロジ♂若が出てくれました。


森で夏鳥を楽しんだ後、緊急連絡をいただき、田んぼに駆けつけました。ギャラリーの見守る代掻き中の田んぼの畦にツバメチドリがいるではありませんか、2年前に北海道の春國岱で会って以来の嬉しい出会いです。畦に佇みながら時折田んぼに飛び降り、何かを捉えているようです。トラクターの代掻きで出てくる餌を狙っているようです。おかげで、下雨覆の赤い羽を見ることができました。








翌日再度出かけました。昼過ぎまでいたようですが、残念ながら、着いた時には、どこかに行って姿は見えませんでした。アマサギが何羽かいたので、カメラに収めました。夏羽が綺麗です。




アホウドリ 八丈島航路2/2

2017-04-15 | 小笠原、三宅島、航路
(続き)アホウドリは次々に現れ、3羽一度に出現したりとデッキの上は盛り上がります。頭部の黒い若い亜成鳥が比較的に近くに出現したり、色々の年齢のアホウドリを楽しめました。













船は東京湾を目指し、房総半島が見えるようになるとアホウドリの姿も見えなくなってきました。船は東京湾を静かに進み、日は西に傾いてきます。あいかわずオオミズナギドリはゆっくりと飛んでいます。そして、夕焼けの中に浮かぶ富士山が目に入り、それをバックにウミネコが飛び、アホウドリに会いたい!ツアーは終わりを告げました。


アホウドリ クロアシアホウドリ 八丈島航路1/2

2017-04-15 | 小笠原、三宅島、航路
アホウドリに会いたい! とALPNツアーの東京〜三宅島〜御蔵島〜八丈島航路の海鳥ウォッチングに行ってきました。アホウドリは、帰路の三宅島〜大島間で頻出。ガイドの石田さんも3,4回しかお目にかかっていないという20年ものの成鳥も出てくれるという大サービス。少なくとものべ23羽から30羽は出てくれました。アホウドリは初めての出会いで、他にアカアシミズナギドリが新リスト入りです。クロアシアホウドリも何度も出てくれましたが、アホウドリの方がよく出ました。オオミズナギドリは山ほど出現、数百羽以上の群れが出たり、東京湾に入っても飛んでいました。12時間ほどデッキからの鳥見でさすがに疲れましたが、実に心地よい疲れです。
4月14日22:30に竹芝桟橋を出港、翌朝5時頃三宅島に到着、日の出共に鳥見開始です。すでにオオミズナギドリは飛び交っています。

御蔵島を過ぎて、すぐにクロアシアホウドリが出現、朝日に照らされています。

9時前に八丈島に到着し、とんぼ返りで帰りの船に乗り込みます。御蔵島の100万羽のオオミズナギドリの一端が垣間見える群れです。

クロアシアホウドリはよく出てくれます。腰の白い個体もいました。

三宅島を過ぎてから、アホウドリが本格的に出てくれました。そして、10歳以上(20年ものではとのことです)成鳥がついに登場!少し露出の補正が間に合いませんでしたが、翼の上面の白色部が広く、頭部に黒色はなく、綺麗な金色が見えます。


年齢はわかりませんが、頭部に黒味のほとんどないアホウドリ亜成鳥です。






カラフトムシクイ 都内公園

2017-04-08 | 関東地方
都内の公園にカラフトムシクイが来ているとの情報をいただき、今季新ライファーとして3つめとなるムシクイに期待して、小雨の中駆けつけました。いただいた情報の場所から移動していましたが、ギャラリー数十人の見守る、より見やすい場所に居ました居ました。雨覆先端の白線と頭央線がはっきり見えます。眉斑の黄白色と羽の黄緑色が綺麗で、何より可愛いです。モリムシクイ、チフチャフと同じように、樹間を動き回っていますが、比較的見やすい位置にも来てくれ、嬉しいライファー追加です。




飛び立ちショットです。腰の黄色と雨覆の白と頭央線がよく見えます。

若葉の楓をバックに収まってくれました。紅葉だとどんな感じでしょうね。






シラコバト ツルシギ 川島町/渡良瀬 オオヒシクイ トモエガモ

2017-04-01 | 関東地方
菜の花とハイチュウ、コミミを求めて渡良瀬に向かいましたが、もう渡ったのか空振りでした。行く途中、川島町に寄って、シラコバトに会ってきました。警戒心が強いのか別の場所では、40m以内には近寄らせてくれませんでしたが、車中からなのか、今回は近くで、撮らせてくれました。シラコバトは、埼玉県の県の鳥ですが、簡単には会えません。江戸時代に移入?されてから、かなり分布は広がったのでしょうが、現在では、日本で絶滅が危惧されている存在になってしまっています。そのせいか、何か華奢で、はかなく見えます。キジバト、ドバトから感じるたくましさは感じません。




渡良瀬では、先週と同じ場所にまだホウロクシギがいました。いることが広まっているのか、今回は、ギャラリーが10人ほどいました。

キジ♂が間近に出現、こちらを全く気にする様子がなく、画面からはみ出してしまうので、少し下がって写真に収めた次第です。

干潟のような川を見ると、ツルシギが2羽いました。まだ、夏羽には程遠い姿でした。真っ黒な夏羽は40年前に見たきりです。


載せ忘れていた冬の水鳥を夏鳥に切り替わる前に載せておきます。12月18日に狭山湖にやってきたトモエガモ♂です。

12月23日に稲敷市稲波干拓地での亜種オオヒシクイです。この日は、10時半ごろ飛び立ちましたが、1月28日に再度来た時には、8時ごろに飛び立った後でした。今シーズンには131羽きているそうで、後で写真を見ると、マガンも混じっていました。