ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

八東ふる里の森 オオコノハズク(ヒナ) アオバズク オオルリ アカショウビン カケス

2024-07-24 | 中国地方
小首をかしげるオオコノハズクのヒナ 2024年6月19日 鳥取県八東ふる里の森

6月19日〜20日に八東ふる里の森に鳥友3人で出かけて来ました。日程がこの日しか設定できませんでしたが、ふる森のブログからは、狙いのオオコノハズクの巣立ちが始まって、3羽目のタイミングが、ギリギリになりそうでした。案の定、18日に全て巣立ちました。森に到着すると巣立ったばかりの3番子の姿は見えず、1番子と2番子が並んでいました。昼のオオコノハズクの親を探すのは極めて困難です。ヒナの見えるところにはいるのでしょうが、誰も見つけることはできませんでした。ヒナもかなり奥の方で、観察圧は無いわけはないでしょうが、影響ない程に撮らせてもらいました。
片目を閉じて、ウインクしている様。
小首を傾ける仕草が、何とも可愛い。
夜のライトアップもないのですが、夕食後、アカショウビン、コノハズクやアオバズクの声で満足して、早めに就寝。翌朝、明るくなり始めから出動。管理棟の屋根のキセキレイ♂。
沢からアカショウビンの声。Kさんがその姿を見つけて、何とか証拠写真にはなりました。暗く、遠かったのですが、すぐに飛び去ってしまいました。残念。声はするものの中々姿が拝めない様で、この程度でもふる森のブログに取り上げられました。
森をうろつくもオオコノハズクの親の姿は見つかりませんでした。見つけた方もいらした様ですが、直ぐに見えなくなったとの事。ヒナはまだいましたが、昨日より見えにくい場所で、写真は断念しました。他には時折カケスが姿を見せてくれます。
今日はアオバズクが見やすい位置に止まってくれていました。

オオコノハズクやコノハズクの利用していた巣箱を乗っ取り、最近、ふる森で幅をきかせているアオバズクですが、まだ孵化には至ってない様子。
囀りのほとんど聞こえないオオルリでしたが、どうやら子育てに忙しい様子。
オオルリ♀の姿もチラリと。
今季はふる森訪問も一度だけしか設定できませんでした。相変わらずアカショウビンは園内営巣はなく、簡単に姿は見えません。2年前の出ずっぱりが嘘の様。ズク3種は相変わらずですが、コノハズクが少なく苦労している様です。

次回は6月30日〜7月5日に初めて遠征した台湾の野鳥紀行を始めたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。

タイ南部紀行2024年3月 クルンチン国立公園編 その5/チュウゴクヒメアオヒタキ ナンヨウオオクイナ エボシヒヨドリ

2024-07-21 | タイ
チュウゴクヒメアオヒタキ♂ 2024年3月1日 タイ王国 クルンチン国立公園

3月1日夕刻公園近くの水場(続き);エボシヒヨドリの来訪は一度だけでしたが、ゆっくり滞在してくれたので、しっかり撮る事ができました。
横からのアングルでも冠羽はしっかり立ってますね。
青いヒタキが目の前に登場。ヒメアオヒタキは何種類もいる様で、近年、分類が変わって、別種となったチュウゴクヒメアオヒタキ♂(Chinese Blue Flycatcher)との事。顎の部分のオレンジの食い込みが違う様です。
すると奥の方の水場に大きなクイナ類がのっそりと登場。素早く歩くので、歩行中はブレブレになってしまいましたが、豪快に水浴びを始めてくれて、静止写真を撮る事ができました。先島諸島で見たオオクイナと思いましたが、写真をよく見ると脚が赤い!。という事で、ナンヨウオオクイナ(Red-legged Crake)でした。
水浴びを終えると、オオクイナと同様にそそくさと森の中に消えて行きました。
チュウゴクヒメアオヒタキもすぐに戻ってきて、水場の石の上に。
青とオレンジの色合いがいいですね。

次回は、タイ南部から日本に戻って、6月19日に出かけた八東ふる里の森の様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

タイ南部紀行2024年3月 クルンチン国立公園編 その4/エボシヒヨドリ キンバト シロハラカンムリヒヨドリ等

2024-07-18 | タイ
エボシヒヨドリ 2024年3月1日 タイ王国 クルンチン国立公園

3月1日国立公園近くの水場のハイド(続き);時刻は午後5時になりましたが、まだまだ新たな種類が登場します。フワッと現れたのは、キンバト♀(Emerald Dove)でした。先島諸島に生息していますが、姿は簡単に見えません。宮古島で会って以来です。東南アジアに広く分布していますが、やはり声はよく耳にするものの姿を見るのは簡単ではありません。
ゆっくり地面を歩いて、水浴び。一度きりの来訪でした。
気がつくとヤシの実の風呂桶にコクモカリドリ(Little Spiderhunter)が来ています。
そしてコアカメチャイロヒヨドリ(Spectacled Bulbul)と‥‥
シロハラカンムリヒヨドリ(Puff-throated Bulbul)はよく来てくれます。
2種類が一緒の時もあります。黄色いヒヨドリで、またズグロヒヨドリかと思っていると違う!エボシヒヨドリ(Black-crested Bulbul)でした。頭上に真っ直ぐ伸びた冠羽が特徴的です。
ズグロヒヨドリによく似ていますが、こちらは一度しか来てくれませんでした。

次回も水場の続きで、チュウゴクヒメアオヒタキ、ナンヨウオオクイナなどが登場する予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

タマシギ オオルリ/岡山県

2024-07-16 | 中国地方
仲良く採餌中のタマシギのペア(左♀、右♂) 岡山県

6月10日、前回のタマシギの続きです。車で待っていると更に近づいて来ました。
2羽同時に画角に収まらなくなって、それぞれを。♂です。ここで、反転。
♀です。
折り返して遠くなる方に歩いて行き、2羽が同じ画角に収まるように。
近づいたり、離れたりしながら採餌に専念してます。
時にちょっと毛繕い。羽の縞模様が見えますね。
一頻り採餌すると畔に沿って休憩。
という事で、日も沈み、帰路の途につきました。

森に行っても最近は静かですが、オオルリは時々囀ってくれます。


次回はタイ南部シリーズに戻って、クルンチン国立公園近くの水場のハイドの様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

タマシギ サンコウチョウ/岡山県

2024-07-15 | 中国地方
仲良くペアで採餌中のタマシギ♂♀ 2024年6月10日 岡山県

6月10日、昨日お教えいただいたタマシギにまた会いに行こうと思いましたが、夕刻の活動的で、農家の方の作業が終わっている時間帯に行く事にしました。早朝はMFに出かけるとこの日は運よくサンコウチョウ♂が出てくれました。前日の雨の滴が映り込んでいます。
日の長くなったこの時期、夕暮れ時は結構遅い時間になります。出向くと畔で2羽で休憩中。逆光気味のアングルで。
そして、活動開始。
近くのケリは休息モードでしょうか。
畔に沿って進んでいくと‥‥
行先にケリがいます。どうしようかね?と悩んでいるのかな?
田植え前の田んぼや、
畔を超えて歩き回ります。
しばらくその場を離れたりして、また戻って来て、待機していると、どんどん近づいて来ます。
おかげで、かなりの近距離までやって来ました。卵を産み終えると♀はさっさと次の♂を探しにどこかにいくはずですが、随分と長い事ペアでいた様で、面白いものです。

次回はこの続きで、同じタマシギをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。