ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

小笠原紀行2020年8月 その4 メグロ メジロ ヒヨドリ ムナグロ キョウジョシギ等

2020-10-01 | 小笠原、三宅島、航路
メグロ 小笠原母島

8月28日16時頃母島前浜地区: 地元の親切なバーダーの方に方々を案内して頂きましたが、多分いない亜種アカガシラカラスバトを見つけることは出来ませんでした。時間も押してきたので、メグロポイントの一つの小さな神社に戻ってきました。水盤に水を求めてメグロ達がやってくるそうです。ところが工事のためか水が止められていて、水盤にはちょっと汚れた水が残っているばかり。それでも次々にやってきます。まずは、メジロがやってきて水浴び。あまり人工的ではない水盤なので、背景としても悪くありません。
程なくメグロが来ました。しかし、綺麗好きなのか水盤の様子を見るだけで水浴びしません。
メジロと鉢合わせ。ちょっと体が大きいせいか優位な様子。
水の出るところがわかっているのか「蛇口を捻ってくれよ!」とでも言っている様な気がしました。でも、出ないんです。
地面をよく歩くのか、メジロより足(跗蹠)が長いですね。
首をかしげる仕草は何とも可愛い!
枝止まりで全身を見せてくれました。
16時半には宿に引き上げ。17時からの食事には日本の固有種完結を肴に美味しいお酒が飲めました。

8月29日午前5時過ぎ〜7時半 母島各所: 夜半に雷雨がありましたが、日の出前に起き出す頃には小降りになっていました。地元の親切なバーダーの方が今朝も案内していただけるとの事。幸い定員が空いているとの事で、またまた車に乗せていただくことになりました。本当にありがとうございます。さて、出発後まだ薄暗く少し雨も残る中、山の道沿いにトラツグミがいました。近年、小笠原に分布を広げ、個体数を増やしているとの事で、何でトラツグミなのか面白いですね。
グラウンドに行くと渡り途中であろうムナグロとキョウジョシギがいました。遠くに見えるのはイソヒヨドリ 。他に会ったのはウグイス、キセキレイ、ヒヨドリぐらいでした。
アカポッポには会えませんでしたが、メグロにはあちこちでお目にかかれました。地面を歩いたり‥‥
枝に止まったりしてくれます。
クチバシの基部に黄色い粒が付いていますが、何でしょうね?
7時半からの朝食に間に合う様に宿に戻ってきました。少し時間があるので、宿の周りを歩いてみました。するとメグロの声がしてすぐそばの道の上にいました。
もう1羽いて、民家の軒先で仲良く遊んでいました。

8時20分〜9時20分頃: 朝食を終えて、12時の母島丸の出航までは、自由時間。メグロをたっぷり撮るぞ!と出かけました。市街地のパパイヤにメジロ。ここまで来たら「パパイヤ-メグロ」が撮りたいですね。
登り坂の途中で昨日と同じ様なところにメグロ。
地面にも降りてきます。
この登り坂にはハイビスカスが街路樹の様に植えられていて、やっぱりメジロが蜜を求めて今日もいました。花がよく見える絶好の位置ですが、花の赤色が飛んでしまいました。なかなか難しい!
さらに登っていくと、道路脇のパパイヤが熟していて、かなりの部分が食されています。メジロやヒヨドリが張り付いていましたが、メグロも来るだろうと腰を据えることにしました。すると程なくメグロ登場。パパメグもあっさり達成。
座り込んでいるとメグロの大きな声。あれっ!と振り向くと目の前にメグロ。距離は1m程、近すぎます。ギリギリでフォーカスが合いました。どアップです。
食事の優先順位は、体格に依存している様で、ヒヨドリ>メグロ>メジロです。なのでヒヨドリがいれば、メグロは「まだかな〜」といった様子で待ってます。
メジロの順番は最後ですが、数が多いのかよく来ます。
薄い黄色の花はパパイヤの花でしょうか、幹に直接付いています。

枚数が多いので、次回も引き続き、パパメグと母島〜父島航路のカツオドリとトビウオの攻防戦をアップします。




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