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流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

アニメ雑記 2015/4/13 を語る

2015-04-13 20:26:27 | ■アニメレビューとか
●血界戦線 1話





後半のバトルがかっこ良すぎて痺れた。
残像や移動時のスピード感を出す疾走感の描き方がかっこ良すぎてニヤけてしまう。
滞空しながら移動してるショットは特に好み。
一種の流背ですが風を切る疾走感が感じられてグッと来る感じ。
これが自分が見たかったものなのかもとテンション上がる。





再生しつつ主人公の背後に回り込んでるような図。
エフェクトが回りこんでいく面白さと、
主人公の何かに追われている焦燥感を臭わせる演出的なイメージがあって、
ちょっと不思議な感覚のするショットでした。



再生で回りこんだと思ったら今度は大きくふっ飛ばされて回りこんで壁激突。
この回転を意識したカット割と迫力ある作画のカッコ良さにグッときますね。
何となくキディ・ガーランドの細田直人さんの5話思い出した。





ライターの炎の揺らぎにグッと来る感じ。
着火の瞬間のラフい画とかその後の炎から光の粒が見えたりとか炎の色味もカッコイイです。





爆発の直前のエフェクトでドクロ入れたりとか小ネタもあって面白いですね。
この一連はやっぱ中村豊さんのパートでしょうか。

松本監督の作品は作画アニメという印象が強いんですが、
今回はお話を含めて楽しんで見れたらいいなと思います。


アイドルマスター シンデレラガールズ 13話 を語る

2015-04-12 02:11:11 | ■アニメレビューとか




新田さん倒れる。
元気だと思った人がパタッと倒れる恐怖。
個人的には顔を隠して寝てる新田さんを見た時は後ろから殴られたような感覚だった。
まあ体調不良で倒れるっていうのはよくある話しでラブライブなんかでもやってたけど、
急な出来事だったし、顔を隠してるからどのメンバーだろうかっていう混乱から、
やっぱさっきのアナスタシアとのやり取りは伏線だったのかなとか、
それより容態は大丈夫なんだろうか、ステージは大丈夫なんだろうかと、
不安感を作る流れが見事ハマった感。
新田さんの代わりに泣いちゃってるような智絵里がまた煽ってくれてる。
アバンの堅調な滑り出しも踏まえると痛々しかったし、心配になる画だったかなと。
真面目に頑張っていた分の揺り戻しが大きいからこその痛々しさ。
体調不良によるトラブルというマンネリに近いことをまた新鮮に見せてくれたような印象。







表情芝居もGOODだった。
思いの丈を十分に語られなかったからこそ、表情に出る悔しさが染みる感じ。
こんなに頑張ってきたのに、こういう夢があるのに、
っていうのが十分に描かれなかったからこそ、
ステージに立てなくなった悔しさが際立つ感じ。
髪の芝居とかがまたアクセントになって響きますね。
表情に影を落とすところなんかは演出的な作画という印象。
やっぱ高雄さんがなんらかの形で手を入れてるシーンなのかなぁ。





下手な涙より悔しいって気持ちが感じられる絵面って凄いと思う。
語らない悔しさ。
最初は体調がよくないから顔に手を当てて、
ここでは後ろを向いて表情を見せないように泣く。
語られない涙からこそ愛おしくなる感じ。
高雄統子恐るべし。まあ自分が新田さん好きになってるからっていうのが強いかな。
というかアイドルアニメは終盤で体調不良とか怪我でとかそういうのやらなきゃいけない定めなんだろうか。



ちょっと目を引いた感じ。
歌詞に合わせたリップシンクとステップを意識した腕振りなんかが目を引くかなと。



ライブシーンはセンターに誰を置くかっていうのをあまり意識させないような画面作り、
どのキャラも主役っていうのを意識してたのかな。
ステージを引きで見せてステージ上の配置を見せるシーンがあまり無いですし、
画面で動くのは多くて3人までとか制作作業性も踏まえたコンテという印象。

1期最終回ということで未央の話や新田、アナスタシア、蘭子の3人の繋がりを描いたりなど、
シリーズに出ていた要素を締めとしてキッチリやっててグッときたかな。
城ヶ崎姉が別の形でメンバーに寄り添う恰好とか。
できれば全員のライブシーン見たかったけどやっぱ難しいところでしょうか。
楓さんもっと見たかったというのもあるかな。



凛はどこかプロデューサーの採点者みたいな印象を受けるかな。
プロデューサーが凛からの評価を気にしてる印象というか。
最終的に凛がプロデューサーにどういう視線を送るのかっていうのが気になるところ。
2期楽しみです。


響け!ユーフォニアム 1話 を語る

2015-04-09 22:31:40 | <響け!ユーフォニアム>
京アニ新作。
最近京アニ作品あまり追えてなかったんですがとりあえず楽しみだったユーフォニアム。
音楽ものっていうことで『けいおん!』なんかと比較しながら見てしまいますね。
1話のコンテも山田尚子さんですし。
以前は堀口山田の若手スタッフコンビがスマッシュヒットをカマしたような恰好でしたが、
今回は石原池田のベテランコンビに混ざってのメインスタッフということで立ち位置がちょっと気になるところ。
しかしシリーズ演出って何処の涼宮ハルヒ、アイドルマスター、って感じ。



アバン。
全国に行けなかったことに対して思わず言ってしまった一言。
それが引き金に主人公は悶々としてしまうわけですが、
他のメンバーはどう思っていたのかっていうのがちょっと気になるところ。
ここでは閉じた世界での話、2人だけの話になってますが、
奏者は2人だけではないっていうのが本編で踏まえられてるので。
あと主人公、ここでもポニーテールだけどなんで姉は突っ込んだんだろうと、
意図を探りさせるような見せ方かなと思ったかな。
足で悔しさを見せてるのは、全国への道を目指して足掻く姿でもあるのかな、とか。



高校生になった自分。
胸が大きくならない云々。
今の自分を変えようとしているのもある意味で足掻きかな。



花びらを掬いあげるのとか思わず目を引きますね。
背景を手の中にっていうのが目を引きますし、また細かな変化がある。
セルで処理しない分、花びら画面で浮き上がるような悪目立ち方をせず綺麗。
背景の物をセルで置いたり普通に美術として置いたりとか、
あまりルールが定まってないのが気になったりしたシーンが過去のシリーズでありましたが、
こういうのを見せられると、こう来るかと驚かされますね。









手の芝居。
これFree!で似たようなことを山田さんやってたような。
Free! 7話 を語る
天を指さした手が画面外に出てまた戻ってくる画面内の変化が楽しい。
効果線を入れつつ画面の外に手が出たところでオバケ使ったり目に残る感じ。
FIXで手の変化を見せるっていうのがウソっぽいというか演劇的な感じで、
その非現実的な感じでキャラの芝居を意識させるのが新鮮というか。
新入生と指差して、パーでようこそと受け止めるような、
言葉に合わせての変化のリズムが楽しいという感。



吹奏楽部の演奏に驚愕する主人公の図。
演奏してくれた相手を下手糞呼ばわりとは、けいおん!と変わらない1話だなぁと思わされる。
ただ素人が感激しつつ、経験者が引いてる図というのは、けいおん!とは根本的に違ってる。



OP。
今回のキャラ紹介パートの背景が楽器を入れたイメージ背景で、
写実的な背景を描いていないのが最初すごく意外で、内フレームもあって窮屈な印象。
回転でメインキャラの登場を繋げて見せてるのが楽しいかな。



他の吹奏楽部のメンバーのシーンなのかな。
雨が降っている中を歩いていたり、教室のシーンだったり。
模様を内フレーム的に使って教室内でも雨に身を濡らされてるような、
吹奏楽部メンバーの黄昏感が出ていて思わず目を引きます。



そんな世界に晴れ間がさし走りだす主人公の姿が綺麗でグッときます。
光にあたるのははやっぱメガネの子になるのかな。
アバンや本編での手の芝居とか目を引きましたし、今後の活躍が楽しみです。

しかし水を使った演出とか氷菓のOP思い出しますな。
というか今までの作品のイメージをちょっとづつ引用してる印象。



コンクールの黄金色の雰囲気に暖かみがあって盛り上がるなと。
演奏シーンはやっぱ吹奏楽だとこんな感じかな?と手応えが掴めず。



ハルヒか。



キャラクターが切り取る空。
キャラクター1人1人を見ることが空に繋がる感じっていうのがGOOD。
特にOP冒頭がアニメ的なイメージ背景+内フレームで閉じた印象がしたので、
空のイメージを切り取ったキャラ+内フレームっていう対比から開放感がありますし。
メインキャラだけでなくそれ以外のキャラも揃って空が見える、
っていうのはそういったキャラの横繋がり、皆っていうのを肯定しているようで、
ベタな話っていうのをOPで新鮮に見せてくれているようでグッときた感じ。

OPでは吹奏楽部としての個々だったりグループだったりに触れてるので(本編でも)、
全員揃ってこそっていうのを扱ってるのがいいな、と。
どうでもいいですが、こういうキャラの見せ方はアイマス思い出すな。

石原さんのOPではけいおん!1期、中二病に続くお気に入りになりそうな。
毎回OP見るのが楽しみです。



本編。
冒頭から手を強調するようなとこが多くて目を引きます。
両手で頬杖しつつ口を埋めるのとか可愛い。



リアクションたまこ。
手の芝居の連続性っていうのを意識してしまう感じ。



話しながら人差し指がクイっと。
投げかけた問いへのリアクションがあるのが楽しいですね。
人差し指のちょっとした感じに込めてある私っていうのが可愛いというか。
指が立つことで自分に向けられた相手からの興味の矢印を代弁するような感じというか。
ちょっとしたことですが、こういうの好きです。





パーは受け入れるポーズという反復。
しかしちょっと違和感ある図でもあったり。



今度は上から。



主観ショット多めな感じ。
一言多い主人公の一言を言った相手への目線なのかな。



手の芝居が目に残る感じ。



あおりで。





シャフトがシャフ度をネタにした的な。
こういうレイアウトはやってたけどそこからショット内の芝居を引っ張るのが新鮮かなという感。



俯瞰。



アオリ。



主人公背が高い。

ここまでの一連って友だちになったキャラと主人公をなるべく横並びで見せたくないのかな、
という印象がちょっとある。



またまた副部長登場。
手の芝居がまた目を引きますね。
飴玉持つ手のドッキリだったり、部長に引き連れられて戻って手を上げての切替だったり、
手を起点にした芝居が目立つし見てて面白いです。



演奏直前の口元に出る緊張感とかに惹きつけられる感じ。
女の子かわいいっていうのを踏まえつつ緊張感のあるクロースアップがカッコイイなと。
吹くときの口元の皺とかもちゃんと描くところとかいいなと。



再会シーンでスローモーションで引っ張ったり。
目のデフォルメ、黒をぬいての描き方が新鮮ですよね。
口元を押さえつけるのも可愛い。





吹奏楽部の練習風景。
部としては1つだけでも複数のグループがあっての吹奏楽部という。
サボっていたり遊んでいたりっていう中に廊下に椅子をおいてるだけの情景があったり。
それぞれ教室での練習風景を見てきた中で1つだけ廊下のショットがある、
っていうのはやっぱそれらの教室を繋げるキャラクター、またはその喪失とかがあるのかな、とか。
吹奏楽部の練習風景は自分も在学中によく見た風景だったので、
ちょっとしたノスタルジックな印象もしたかな。



吹奏楽経験のある主人公の目線っていうのを背の高さで触れようとしてる印象。
また主人公の吹奏楽部で全国への引っ掛かりを共有しない相手、
いる場所の違いっていうのが背の高さにあるのかなと思わせられたかな。
緑輝の話を聞くに、音楽というテーマではなくて、
自分自身がその音楽の中でやりたい事が見えてるという目線なのかな。
そういう認識のズレを意識させられる感じが引っかかる感じ。





そういう憂いをもった主人公が友人からの問に固まってしまう絵。
ここで背の高さっていうのは意識されずに分けて見せてるので、
視点の問題ではなく、自分がどうしたいのかが問われてるのでちょっとした緊張感ありますね。
主人公が避けていた部分でもありますし。
高校の吹奏楽部は下手、全国に行くことはできないだろう、じゃあどうするの?という。
そこでの逃げを砕けた返事で堪えるのが可愛らしい感じ。



幼馴染登場。
男キャラ登場にちょっとビックリ。
いつもの女子の日常ものという認識でいたので。



男性視点。
なんかちょっと妙な感覚。
Aパートが主人公視点で外部に触れていく感じだったからかな。



飲み残し。
こういうあからさまなことをやるためのAパートだったのかなとちょっと疑問に。
まあどうするのかという問いに対してのリアクションなのかもしれないですが。





金賞を取った演奏を思い出す主人公。
あの時の演奏はどうだったのかと遠くを見るような表情付けにグッときます。



ベッドに倒れ込むのを見るにやっぱ高雄さん系なのかしら、とか。
自室に篭って考え込む姿からして話に動きがないので、
主人公の心情をややぼかされてる感があるかな、と。
ただ教室で練習していた部員たちがあまり熱心でなかったように、
主人公もまたそうした吹奏楽部員と同じ土俵におり、
そこから先はキャラ、または場の意志の問題だという描き方なのかなと思ったり。





格好をつけるのをやめた?主人公。
同ポでの影付け、ハイライトの変化が目を引きますね。
1本の髪の毛の反射とか細かいことを他のシリーズでやってたりしましたけど、
こういうザックリしたものの変化は新鮮に見えたな。





対等さ、なのかな。
吹奏楽部に入った友人たちに経験者として教えるのではなく、
仲間として一緒に歩んでいくという。
主人公のちょっとした表情の変化がいいですね。
ニュアンスの1つ1つを拾っていくのが心地よいです。

とりあえず1話ということで話が動くのは次回以降かな。
演奏シーンもカッコよくて良かったですが、桜の花びらが舞う情景がまた綺麗で印象的でした。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:山田尚子
作画監督:秋竹斉一
楽器作監:高橋博行

山田さんのコンテ演出。
作画監督は池田さんじゃなくて秋竹さんだったのが意外。
けいおん!から引き続き高橋さんは楽器作監と。
なんかAパートBパートの温度差が強かった印象。

1話から監督キャラデが登板していないことに若干驚かされます。
原画の方も若手の方ばかりで世代交代したんだなー感が凄いですね。
Free2期以降がまだ見れてないので春はユーフォニアムを見つつ、
他の作品も見て京アニ中心の感想記事を書いていく予定です。


アニメ雑記 2015/4/5 を語る

2015-04-05 22:51:48 | ■アニメレビューとか
●食戟のソーマ
米たにヨシトモ監督作。
監督のイメージ的にちょくちょく改変させてきそうな気がするので原作は読んでおきたい。
ただ昨今の流れから原作通りでいく気もするのでそれはそれで新鮮そう。

まりんとメランで毎回お菓子食べるキャラが出たり、
ドラえもんズでケーキ作ったりとか食に関するところには思うところがある作品やってたんで、
ついにこういう作品やるのかとちょっと感慨深い。
まさかのジャンプ作品っていうのもあるし。
見ていくのが楽しみです。


●花とアリス殺人事件
上映館が限られてるけど楽しみにしてたので見てきた。
見てて教室に色々書いちゃうのとか惡の華の延長かなと感じたかな。

Followのショットが多めで普通だとできない変化、
遠景の建物などの変化ができてて凄いカッコイイなと思ったり。
ただ内容によってはただのグーグルストリートビューという印象になったりも。

ショット内での小走りなどが早めでどういう動きをしてそうなる、
という連続性が飛躍してるように感じる箇所が最初は気になったけど、
そこは秒数とかスタッフの方々のタイミングのバラつきなのかな。

後半の駐車場のシーンは知り合いをトラックの巻き込まれ事故て亡くしてる身として、
なかなか洒落になってないシーンでした。


●アイドルマスター シンデレラガールズ
2話感想からだいぶ空いてしまったけど。

自分の中でプロデューサー=監督みたいな意識で見てるので、
プロデューサーがメンバーを託すキャラが新田さんっていうところにトキメク感じ。
そこまでの話でメンバーたちのデビューした姿を描いてきて、
そうした流れを通して行った中から選ばれる、
シンデレラのように選ばれるということが実際にここで起こっている、
そしてそれをプロデューサーがやっている。
そしてそれは監督の目線なんだろうな、という感じでトキメクというか。

6話でそれまでキャラを引っ張っていた未央が崩れて、
反対にデビューした新田&アナスタシアが堅調にデビューしたっていうのもあって、
未央と新田さんの関係っていうのには少し敏感になりますね。
ここまでの話で未央がメンバーを引っ張っていく、動かすキャラになってるキャラだったんで特に。

7話で個人的に引っかかったのは城ヶ崎姉の描写で。
ニュージェネレーションをデビューに押し上げたキッカケは城ヶ崎姉の力があったわけですが、
結果的に各メンバーに深い傷を負わせてしまう結果になり、
最終的に部外者だと自ら言うわけですが、
これはメンバーを選んだ人物としても部外者だった、という意味合いでもあったのかなと思ったり。
城ヶ崎姉が選んだことが未央のイメージの齟齬の遠因でもありますし。

2話のニュージェネレーションの3人って別にそこまで深い関係でもないに、
アダ名で呼び合ったりとか仮初めの近さを作ってたわけですが、
そういうのを創りだしたのが未央だったっていうのも引っかかるところで。
だから5話以降も未央が何かと干渉するシーンを見るとまたそうしたものが出てきて、
場が乱れないかとハラハラさせられる。

そういう中でまとめ役として新田さんを立てるところに新田さんへの信頼を感じて、
凄くトキメイてしまうというか。
あと未央をリーダーという位置から距離を取らせるのもあるのかな。
全体を見ることでメンバー各々に触れてるのが、
結果として新田さんによるメンバーたちへの上書きっぽく感じるかなみたいな。

まあどうでもいい話で、単に新田さん可愛いという話。。

個人的に1話であれだけフォーカスされてた卯月、凛になかなか触れられなくて、
後半を楽しみにしつつも結構身構えてしまっていたり。

あとどうでもいい話を補足すると、監督=プロデューサーっていうイメージは、
キャラ愛が命の作品で出てくるキャラが選別されている、
それを作品中でプロデューサーがやっているという点と、
OPとかで出る監督のクレジットから。



華のあるステージではなく客席やプロデューサーなど選んでる側。



なんで他も空いてるのにわざわざプロデューサーに被せてるのとか。

クレジットはこんな記事もあったので狙ってるんじゃないかという憶測が深まった感。
神回避!アニメ『デレマス』第3話EDのクレジットの出し方がすごいと話題に
まあクレジット打った方のイメージなのかなという憶測というか。


●艦隊これくしょん -艦これ-
まさかの大鳳出撃、本当に榊原良子ラスボス化など色々驚かされたな。

批判の多い作品だけど自分的には艦これというゲーム原作としては全然ありだったと思った。
むしろ他のメディア作品で光るのが陽炎、艦々日和、いつ静くらいだったので、
アニメもその他の有象無象と大差ないという置きかたかな。

個人的には赤城の大食いとか二次創作よりな部分に目をつぶるけど、
その描き方が見てて辛い部分だった。
いくら大食いでも最初からその量を食べるの?っていうゲテモノさは嫌がらせにしかなってない。
吹雪の憧れの分だけ憎まれる描写だとも思いますし。ひどい作品を見せてくれるなと思います。

話としてはやっぱゲームのセリフだとかケッコンカッコカリ要素だとかを中途半端に入れたりとか
提督の展望や何をどうすれば物語になるのかっていうのを最後まで掴んでいなかった印象。
最終話で空母を倒せば飛行場姫にダメージが通るとか理屈がわからないし。
その理屈を探しだすキッカケになるのが今作だったのかなというか。
艦娘だけで話を作ったのは外からの刺激で話の理屈を描いてしまうのを嫌ってなのかな。

赤城がどうすればこの戦いが終わるのかと嘆くけども、
何がどうなれば終わる、というのはゲームをプレイしてるこちらもわからない。
深海悽艦との戦いとは何なのかを考え始めるキッカケという位置づけですかね。
まあ1話でそこは暗に示されていたと思ったので、
それを最後にまた持ってきて踏み出した一歩を再確認するような恰好だったのかなと思います。
艦隊これくしょん -艦これ- 1話 を語る

2期はいつやるのかわかりませんが、次回はまた同じことをやるのか、
もっと踏み込んでいくのか気になるところ。


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今回も面白かったです。
やはり駆逐艦魂という形でそれぞれの艦種の距離感に触れてつつ、
そこから各キャラを描いていってるのでそこがキャラを拾いやすいところなんでしょうかね。
今回はまた色んな駆逐艦が出てきてくれたのが楽しかったです。
あと2巻で完結するらしいので非常に寂しいです。
無意識に原作ある限り続刊が出てくるものだと思っていたということで、
自分の中でかなり艦これをする楽しみを背負ってた作品だったんだなと感じたり。

アニメも2期はやるみたいですが、
艦これを扱ったメディア展開がこれからまた広がるのか縮小していくのかは気になるところ。
艦これ改が発売されたらまた何か変わってくるのかなと期待と不安が半々。
今後も艦これ長く楽しみたいんで、息の長い展開になればと思います。