SAMURAIGIRL リアルバウトハイスクール 7話 を語る

何気に京アニで100記事も書いてる。
結構頑張って書いてきたつもりだったけど、ぶっちゃけあんまりいいこと書いてない気が。
ヤマカンのあたしんちとか結構取り上げた方が良さそうなのありそうだけど、
なんだかなぁ。



絵コンテ：ワタナベシンイチ　　演出：北之原孝将　　演出助手：山本寛
作画監督：三好一郎
原画：三好一郎　北之原孝将　高橋博行　荒谷朋恵　池田和美
ナベシンコンテ、北之原演出となかなかな組み合わせ。
何気に三好作監というある意味レアな回。
見てて今の京アニはこういうレイアウトはあんまり使わないような？というのが結構あったかなぁ。



グレンラガンのポーズ。さすが京アニクオリティ(笑)

冒頭。フルメタふもっふを彷彿とさせる教室内のモブ。まあ、止めでしたが。『騒がしさ』を演出するあたりはフルメタと同じ臭いがしてこう回を通じたりキティグレイドを挟んだりしたからフルメタふもっふがGONZOから降ってきたんかなぁ、と思いました。ちなみにこの作品の制作はGONZO。

いきなり歩くスピードが速くて不安だったんですが細かい芝居を意識してるところはらしい動き。ただやっぱりいつもよりへたってる感じ。動きの付け方はAIRまでで洗練されていってるのがよくわかるなぁ。スケジュールの都合かもしれませんが。
手芝居というか指芝居をつけてるところがAIR 1話の佳乃の手の動きなどに繋がってくるような京アニの手芝居を意識させられます。なんとなく女性的なイメージがするんですよね。らき☆すたなんかを見ても。この辺荒谷さんか池田さんなのかな。鍋が落ちてくるあたりのやわらかい動きを見ると荒谷さんかなぁ。池田さんは割りと整えるのが上手い人という認識なんでこういう芝居をつけるかなぁ、とちょっと思う。



三好さんはたぶんkファイト条約が出た後から校長がkファイト続行を決めるぐらいまででしょうか。他の方も混ざってるかもしれませんが。個人的に腕のデフォルメの仕方が気になったなぁ。校長のカットも左手が今の堀口さんが描きそうなデフォルメで、校長の描き込み具合と左手のアンバランス感がちょっと笑えるカットでした。また審査員たちのデフォルメが明らかに他のキャラクターと浮いていて、色々おかしくなるようなカットが。かと思いきや次のシーンで静馬が泡吹いて倒れるシーンは洋画っぽいキャラクターになっていたりとキャラの絵柄がコロコロ変わっていくのが面白かったなぁ。涼子が卵を割ってるところや司会役の子、校長の腕のパース付けは石立演出回、渡邊さんと思われるシーンに受け継がれてます。
Aパートで涼子が制服になるあたりのスラッとしたやや回るカットやBパートでの保健室での戦闘は北之原さんっぽいんですが、どうなんだろう。その後のお弁当返せ合戦辺りのレイアウトの取り方や動かし方がいい感じなんですが、この辺が高橋さん？AIR 3話のイメージ(これも確定ではない)だけしか手掛かりがないんでアレですが。ぶっちゃけわかりませんorz　クレジット順ってのは無いよなぁ。

あと料理シーンなどはリピートが多いんで気になったんですが、この回ぶっちゃけ京アニでも結構スケジュールがやばそうな回で動画崩れや撮影のミスが結構見受けれるんで、作画面でもいつもより苦しそうな感じ。それでも作品全体から見ればかなりイイ回なんですよね・・・。



撮影：京都アニメーションデジタル映像開発室　中上竜太　田村和広　山本裕司
ＣＧ・エフェクト制作・撮影：ヴューワークス　秋元央　松倉大樹　梅内由加子　松倉千明　長谷田繭子
あとこの回で少し気になったのが撮影関係。ふもっふで既に京アニは背動でCGを使ってますが、この回でも使われてるんですよね。この作品の撮影というかCG・エフェクト制作はヴューワークス。パッケージにCG・エフェクト制作会社が載ってるのて珍しいなぁと思ったり。前の回でこういうことをシーンがあったか忘れたんですが、やっぱ京アニ側の撮影部なんでしょうか。