流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

たまこまーけっと 4話 を語る

2013-02-11 00:05:44 | <たまこまーけっと>


あんこ姫。
日笠陽子が母親役っていうのもなんだかな。
まだ自分の中では澪ちゃんだし。
あとまだ幼いあんこが過去回想っていうのも引っかかる感じ。
他のキャラクターのが年も食ってるし思い返すことも多いんじゃないかと思うんだけど、
最初にそういうことをやるのがあんこっていうのが。
まあありふれたことなのでどうでもいい話ですが。



みどりちゃんが気になる。
立ち姿が妙に印象的というか。
今回はみどりちゃんをミドルな距離で見せるところが多いというか、
あんこ以外の主要なメインキャラは画面から距離を取られてる感じで、
その立ち位置の微妙さが今のあんことの距離感なのかなと思えばいいのかな。
その中ではみどりちゃんの立ち姿が目立ってたかなという印象。
今回のみどりちゃんは作監の池田さんの色気なのかなーって思ったけどどうなんだろう。



餅をついてる機械、アップでは手描きで引きではCG。
こういう切り替えが少し気になったかな。
背景と馴染んで見せるための処置なのかなーというか。
あくまでキャラクターを立たせる置き方してるのかなというか。



あかんべー。
親父には娘たちの文句は筒抜けらしい。
前回の鏡の関係というかを踏まえながら見ると、
また鏡か、という感じになる。



今回の話はあんこがメインであんこの部屋がメインになっていくけど、
そこを縦横無尽に横断していく存在であるたまこっていうのが少し気になる。
2話で2人の部屋がカーテン1枚の壁で繋がってることは触れられていたけど、
今回はたまこの部屋はクローズアップされず、
あんこの部屋を無断で横切っていく姿が挿入される。
ハッピを着てかわいい?という尋ねる辺りとかこの横切っていく姿が、
今まで描かれてきたたまこの黒い部分と繋がる部分なのかな、と思ったり。







喫茶店も今回はお休み。
しかしあんこの思い出に入り込んでいく姿から商店街から出られないしがらみに、
終いにはクローゼットに隠れてしまうなど、
あんこが商店街から抜けだせずに逆に深く隠れてしまう姿と、
商店街に属しているのにも関わらず祭りの中で孤独になっているマスターの対比が気になる感じ。



アンモナイト。アンっていうところだけ被ってるっていう話だろうか。
けいおん!でも博物館行ってロゼッタストーン見たりしてたけど、
こういう未知との遭遇っていうのは作品世界のカウンターとして入れてる感じなんだろか。
今回のあんこってずっぽり商店街側の人間であることをひたすら隠すわけだけど、
外の世界の未知の人間もそういうあんことコミットしたいっていう意思が描かれてて、
商店街での生活は決してマイナスじゃないっていうのを描いているのかなと思ったり。
祭りの面倒臭さに触れながら、思い出と現在の肯定から描かれる祭りっていう感じだったんだろか。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:北之原孝將
作画監督:池田晶子

今回のキモがあんこが好きな男の子の意外性からちょっと外れた感じで気になる。
そんなことは些細な事で、もっと別にやりたいことがあったのかなー、という印象。
サプライズとしてもっと最大限にりようできたんじゃないかと思うので。
この辺を演出の力量と取るかこの話数の狙いから外れているからそこまで狙わなかったと取るか。

とりあえず4話で見て思ったのはたまこからどんどん距離をとるような見せ方をされてるように思う。
たまこまーけっとってタイトルだけど、あんまたまこがクローズアップされない違和感というか。
外堀を埋めていって形作っていく作品になっていくのかなー。
5話まだ見てないんで、またどうなってるのか楽しみだな。


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