流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

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米たにヨシトモ関連 を語る

2008-07-29 22:23:15 | ■米たにヨシトモ
アムリが届かないので米たにヨシトモ監督の話。
米たに監督のアニメって『生』と『死』をよくモチーフに使ってますが、
作品の構成もそれを狙っているのが面白いと思います。

特にそれが良く出ていたのがベターマンですね。
アルジャーノンとは何か?それについて25話かけて謎を振りまいてる。
そして一見何の繋がりも見えなかった点が最終話で一気につながっていく。
ここに作品が最終回を迎えるという『死』があり、
作品全体が電源スイッチを押したかのようにその全容を醸し出す『生』がある。
この構成が素晴らしい。
1話冒頭と最終回のラストを被らせてるのはそういう1話という『生』とかけてるんでしょうね。
どうでもいいけど、
自分が『AIR』にムカついてしょうがいないのはベターマンの影響があるんだろうな、と思う。
まあ、その辺はあんま考えたこと無いんで思いついたら何か書きます。


んで、米たに作品は正に、

『待ってたぜ!この瞬間を!!』

というものを見せてくれるのがいいんですよぇ。
最大瞬間風速が凄いというか、その瞬間のために全部が構成されてるのが凄い。
その瞬間を迎えることで作品全体の底上げが行われるという一発逆転的な発想が凄いというか。
そしてそれを最終回に持ってくるダイナニズム。
それがやっぱ面白いと思うんですよねぇ。だから好きなんですが。
アムリもこの辺の仕掛けには期待してます。はやく2巻見たいなー。


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