流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

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アニメ雑記 2016/4/13 を語る

2016-04-13 21:42:04 | ■アニメレビューとか
●へヴィーオブジェクト
個人的には満足度の高い作品だったかなぁと。
最近は異世界召喚が云々っていうのが流行だけど、
そういう流行に流されて結局まともに語られなかった作品だったのかなぁと思ったり。
最終話で主人公とヒロインが対決する流れなんかは色々と心得てる作品だなぁと感じました。
灼眼のシャナなんかがそうでしたが、やはりヒロインと対決するっていうのが大事かなと思うので。
ヒロインと対決するラノベ原作アニメこそ王道みたいな。
まあ、単に自分がGガン、ガガガとかの流れが好きってだけかもしれませんが。



3Dのディテールアップなのかよくわからないけど、
ゴージャスな感じのドッグ描写なんかは好みな感じだった。

どうでもいい話で個人的にこの作品に出てくるメカがガンダムだったらっていうのをよく考えてた。
整備兵が主人公だったら、みたいな話をどこかで聞いたせいかな。
主人公たちの機転の利く活躍ぶりはラノベライズされたものかなと思いつつ、
着想は所謂ロボットアニメの系譜からはなかなか出ないもので、
それをやりきろうとしてるところに価値があると思ってたんだけど、どうなんだろう。
オブジェクトが不恰好なのも倒される側がかっこよかったらアレかなという理由か?みたいな。



16話。
15話、16話の流れが見ててロボットアニメだなぁとか思ったな。
整備状態をやたら確認するパイロットとか、不安材料を潰そうとする姿勢が新鮮でした。
十分な性能が発揮されない場合、自分の思い描く動作ができないという、
操縦する観点から見てるのが新鮮だったなぁと。こういうやり取り自体が珍しいなと。
あと実は幼女という引きでしたけど、
クェイサーのただ事じゃないという表情のつけ方も良くて、
幼女がいる異常性を鬼気迫る感じで描いていてそういう姿勢にグッとくるなと。
まあ16話冒頭ではやくも打ち砕かれたところでもありましたが。
表情付けやコンソールのデザインなど凝っていたり、
エリートのパイロットがオブジェクトの強力なGに涼しげにしているのとか、
ギャグを交えつつキャラクターの強烈さを描いてて楽しかったです。
15話は田中雄一さん、16話は西島克彦さんがコンテを切ってて、
また珍しいなとそれだけでも印象的な話数でした。



23話。1話でも出てきた必勝必殺の剣。
あまり物語には関わらない絵だけども、ここで入れてたんだなという。



鉄塔を描きます!という感じで見てて痺れたな。
冒頭の蒸着の描写も見てて懐かしい気分に。



ケーブル自体をハーモニーで描いてるのも新鮮だったかなぁ。
こういう風に改造してますという絵面が新鮮なのかな。
銅線の部分の感じとか。
しかし盤の中身は電源関係っぽいけど、通信はどう送ってたんだろう。
緑のケーブルって普通アースだけど海外じゃ違うのかな。
鉄塔は明らかに通信鉄塔っぽいけど。
こんな山奥にまで電源送ってるの凄いなと思いつつ、
そういえば道路も整備されてるし民家があるってことは昔は人が住んでたのかとか、
余計なところが気になってくる感じだった。



遠近感のある絵でグッとくる。
青空を背景にした鉄塔の感じが良いなと。





キャラクターの奥底にあるイメージをすくいあげる描写。
煌びやかなドッグの風景とは裏腹に、
闇はその戦場へ向かう中で培われているようなイメージで引っかかったな。
光りものばかりが正しいわけじゃない、みたいな。



誓う。我ら王国兵士の頭上に煌めく、必勝必殺の剣にかけて。
頭上のレイピアは単なる願懸けという話だったので、
ここでそれに誓いを立てるのが意外でビックリしたな。
必ず作戦を成功させる意味も込めての誓いなんでしょうが、
特に意味を与えられていなかったものが、
兵士の象徴としてそこまで深く刻まれていたことにグッとくるところでもあって。
こんなカッコいい誓いを立てられたら、
その願いを無下にはできないと惚れた方が折れるのも人間味が感じられてよかったなと。



ED。
EDは元々お姫様尽くしだったけど、最終回は2人もつれて。
ここなんかは超電磁砲を思い出す画だなぁと。
JCの原作者繋がりのセルフパロディかなと思える風景が楽しいというか。
今作はお姫様をちゃんとヒロインとして立てようとする感じがやっぱGOODかなぁと。
監督自身が原画やったりもしてるんで、そういう部分を含め意識して見ちゃいますね。

個人的に毎話楽しかったので、2期とかもあれば見てみたいんですが、まあどうなるか。
昨年のJC作品はやっぱ一味違った感じだったので、
またこういった作品が出てくるのを楽しみにしておきたいところです。


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