流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

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Fate/EXTRA Last Encore 6話 を語る

2018-03-06 20:55:18 | ■新房昭之


イヌカレー空間。
終わらない日を繰り返すということでまどマギのセルフパロディ回でもあり。
中の人もまどマギの人だし?

3回戦はすっ飛ばすのかなと思いきや本編で第3階層へ到達したところから始まって、
なんでこのアバンを最初に見せたのか気になったな。
ありすとの約束、ここに戻ってくるという言葉の違和感のニュアンスなんだろうか。
今まで突破してきた階層が崩壊していることを踏まえると、
第3階層でもその法則が成り立つはずなのに、みたいな。
そもそも相手マスターであるはずのありすが消えてない違和感、みたいな。
ネロと凜がいないので昔の出来事ということなのか。
そもそも本編でラダーのある位置が見るからに違うなど、
まあ色々思わせぶりなアバンでしたね。



サイバーゴースト、ウィザード、サーヴァント。
それぞれの概念を踏まえた歩みを描いた会話劇という感じだったかな。
地を歩くウィザードは生者、天を歩くは死者、みたいなね。
そういう意味で、主人公はあくまで凛と同じなのか、という位置づけが気になるかな。





今回は2つのルートをどのキャラがどのように進むのかが度々描かれていて気になるかな。
同じ場所に出るけども、その道筋はまた違ったもの。



テーブルクロスで手の劇。
後ろ姿から手だけがこちらを向くっていうのは新鮮な不気味さかも。
ありすもそうですが、白いシーツを被るっていうこと自体が幽霊の暗喩なので、
ここの手も幽霊ごっこの延長のなのかなとも思える、かな。
幽霊だからこそ、こちらに手を向けることができた、みたいなものの補強というか。



2話のドレイクの時もでしたが、
こうして映り込みで人物を入れ替えて見せるのはなんなんでしょうね。

イヌカレー空間はまどマギで使った手法を結構踏襲されている風で、
その意図を読まされるような印象。
勝手に動いている腕は誰の腕なんですかね。



テーブルの上に寝転がるっていうのは悪い子というのを含む、なのかな。
病院のベッド的な意味合いもあるんでしょうが、
ありす自体が食べられる、ということの延長みたいにも思える風でもあるのかな、みたいな。







というのも突然出てきた尼里さんがまた教室にベッド持ち込んで、
みたいな姿がありすの寝ころんだところとダブるところがあって、
尼里さん勝つためなら何でもやりそう、
というか大量の菌糸類が意味深すぎて、
原作者が大量にいるっていうことか、
というような目を逸らす受け取り方をしてしまうな。
尼里さんが第3階層のフロアマスターである可能性などを含め、
ミスリード的な意味合いかもしれませんが。
ありすが紅茶のイメージで尼里さんが酒っていうのも目を引くかな。

しかしこの尼里さんはいつの尼里さんなのか。
そう考えるとありすはいつのありすなのか。
そういう堂々巡りが発生している回だったのかという感じ。



赤い視線。
割れたレンズでとらえるというのは新房演出的とも思えますが、
あくまで化け物の主観なのでまた違った印象。
意思のある魔物っていう位置づけが気になるかな、と。



まどマギにおける魔女的な風貌ですが、
イヌカレー的な表現でないのを見ると、あくまでモドキという見せ方なんですかね。
イヌカレーの魔女はまどマギにしか存在しない、みたいな。
動く腕や尼里さんのバックの首無しなんかはソレっぽい感じですが。



ありすとナーサリーライム。
第3階層のマスターはありすっぽいですが、
じゃあ尼里さんはどうなったのか、というのが気がかりな感じ。
原作にはいない今作でのオリジナルキャラなので、
今夏少ない出番で終わるキャラではないと思いますが、
どうなるんでしょうね。


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