平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

板橋・村上対談「運命を開く人間学」

2005年02月15日 | 最近読んだ本や雑誌から
月刊『致知』2005年3月号より
板橋興宗(御誕生寺住職)・村上和雄(筑波大学名誉教授)対談「運命を開く人間学」の一部紹介

板橋 昔から、病は気からといわれてきましたが、俺は治るんだ、という思いが遺伝子の仕組みにまで影響を及ぼすことが科学的に証明されると、人間は本当に勇気づけられますね。

村上 この説が本当に証明されれば、人間の考え方も、ガラリと変わると思うんです。これまで宗教家が言ってきたことが、科学で実証されることになりますからね。
 最近アメリカで、祈りの科学という研究が始まりました。たとえば西海岸にいる患者さんを、二つのグループに分けて、片方のグループには、東海岸の人が回復するように祈るんです。祈られていることは、患者にも、実験に当たる医療スタッフにも一切知らされず、そのプロジェクトのトップしか知らない。二つのグループの治り具合を調べるんです。

板橋 興味深い実験ですな。それで、結果は。

村上 祈られているグループのほうが、治りが早いというデータが出ました。その理由はまだ分からないけれども、事実として治り方に差が出た。いままでの科学ではまったく説明できないことです。


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