「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。・・・」で始まる川端康成の代表作「雪国」そのままに長いトンネルを抜けた新潟県側は、この冬の豪雪の影響もあってか、深い雪の世界だった。
芝桜もこれからです。北米原産のハナシノブ科で淡い桃色と白の他にうす紫と赤があります。吹く風が冷たくても、春はどんどん進んでいきます。
春爛漫とはいえ、風は冷たく染井吉野も満開の状態でフリーズされてしまったようです。花びらの舞い落ちる桜の木の下で花見をと楽しみにしていても、しばし足止めといったところですか。
帰ってきたら吉野桜が花びらをいっぱいに拡げて出迎えてくれました。今回は出発点の新潟駅に到着し、昼食を済ませてからの歩き出しで26キロ、初日からきついスタートとなった。加えてトレーニング不足が重なり、のっけから久しく作ることのなかったマメができてしまい、以後最終日までマメを道連れにしての歩き旅となってしまった。7日間、195キロの歩き旅は油断しただけキツイ旅となってしまいました。日を改めて、現地レポでは足らざる部分をデジカメ画像で補強したいと思います。