中国原産でこの時期に葉より先に花を咲かせ、甘い香りを漂わせます。花言葉に「あなたは憐れみ深い慈愛心を持っている」があります。これを現在に置き換えると、花言葉に託して、あなたがたは憐れみ深い慈愛心を持っておられるから、国内統治で苦しんでいるが故のガス抜きが暴発してしまい、後に引けなくなり困惑しているこちらの気持ちを察してくれませんか。といったところでしょうか。この花が既に託されて阿部総理の下に届けられているかも。
公明党の山口代表が訪中し習近平総書記に面談した時のTV画像を見て思い出したのが、7世紀初頭聖徳太子が隋の煬帝に送った国書に記された冒頭の一文「日出づる処の天使、書を日没する処の天使に致す、恙がなきや」です。顔を合わせるなり、深々と頭を下げる。まるで皇帝に対する拝謁ですね。そんなにうれしかったですか。海外の要人がわが国の天皇に謁見するときにここまで謙りますか。世界はこの画像を見てどう思いますかね。新政権の一翼を担う党の代表者であるだけに、これで日本は中国に屈したのか、と。阿部総理が一方で何を言っても、この画像が与えるインパクトは大きく、うまく利用されましたね。この失点は大き過ぎます。外交音痴というレベル以前の話です。日の丸を背負っているのですよ。堂々と胸を張り、相手と目線を合わせた挨拶をして欲しかった。もちろん阿部総理はこんなみっともない接し方はしないと思いますが。
もう一人困った人がいます。鳩山元総理が中日友好協会の招きで訪中し、賈慶林全国政治協商会議(政協)主席との会談で、「尖閣諸島は係争地」という認識を伝えた、と報道された。これが事実とするならば、仮にも一国の宰相を務めた人間が口にするセリフですか。甘言をもって何をタブらかされたか知りませんが、こんなことでノーベル平和賞なんて狙えるわけはないでしょう。これでは国籍剥奪ものです。速やかに病院に隔離し生涯外に出さないことです。華麗なる鳩山家の系図にこれ以上傷をつけないためにも。