リオ五輪を終えて、サクラセブンズ考

今回オリンピック の新競技として登場した7人制ラグビー“セブンズ”

その女子7人制ラグビー日本代表サクラセブンズ、結果は出せなかったが そのオリンピックにかける情熱やひたむきさ 爽やかさなど人間的な部分でも好印象を与えてくれたし、女子ラグビーという競技の魅力を充分発信してくれたと思う。

小学生の女子でラグビー始める子や他競技からの転身組も今後さらに増えるんじゃないだろうか。

一方 仕事を辞めてまでもラグビーに専念していた選手もいた。
「オリンピックが終わり、さてこれからラグビーとの関わり方をどうしようか？」と考えている選手も居ると思う。
オリンピックがあるからとバックアップしてくれていた会社も、いつまでも特別扱いもできず対応も変わってくるだろう。

今回のオリンピックでサクラセブンズの「走り勝つ」だけのスタイルは通用せず、課題は山積み。強化を止めれば取り残される。

女子ラグビーを一層盛り上げるムーブメントと環境整備が必要だ。

四年後には東京オリンピックが待っている。
幸い 有能な若い選手も多く育ってきている。
今年 男子がやったジャパンウエイ女子版というべき“サクラウエイ”を四年後に開花せて欲しい。


最後にサクラセブンズ キャプテン 中村知春選手のインタビュー「リオ五輪、なぜサクラセブンズは金メダルと言い続けたのか」をリンクしておく。
これまで彼女がどんな想いでオリンピックまで走り続けてきたか 素直な気持ちが伝わってくる。
今はとりあえず お疲れさまと言いたい。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/matsusemanabu/20160811-00061021/