言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

結局

2006年01月31日 | Weblog
僕は自分のことしか信じられないのかもしれない
君のことを信じたいと思いながら信じきれないかもしれない

君の温かく優しい指先が触れる僕の心は冷たいかい?
僕の心を溶かすことなど出来そうにないかい?

君の涙に僕の心は確かに揺れるのだけれど
その涙を拭おうと手を伸ばそうとするのだけれど

どうしようもないね
この心は冬風にさらされ この手は氷づけにされ
君の涙が持つ温度も 僕を溶かすことは出来ないんだ

2006年01月30日 | Weblog
縁って不思議なもので
いろんな偶然が重なり合って
今こうして一緒にいられるんだ
そう思ったら 隣にいるあなたが
愛しくて 恋しくて 仕方なかった

僕は あなたが好きだよ
この広い世界で巡り会えた
あなたのことが とても大切だよ

「これからも宜しく」って言葉を
あなたは受け止めてくれる?

どこまで

2006年01月24日 | Weblog
私は 私の心にポッカリ空いた この穴が埋まらない限り
大声で「私は幸せです」と言えることはないと思うし
この心の虚無感は死ぬまで引き摺っていくものだと思ってる

それでも最期の瞬間には
「ああ この人生で良かったな」
そう思いたいと思うし 思えると信じてる

人は どこまで行けば 満足するんだろう
どうしたら 胸を張って「幸せだ」と言えるんだろう

ねえ あなたは・・・幸せ?

confused

2006年01月21日 | Weblog
君の言ってることの意味が分かんなくて
僕の頭の中はゴチャゴチャになってる

外国人の友だちが言っていることは
言葉が分からなくても 何となく通じるのに

君の言葉が分からないのは・・・

君の口から零れていく言葉は 嘘や欺瞞に満ち溢れていて
きっと 僕の脳に到達する頃には
変てこなものに変わり果てちゃってんだね

君の発言を理解しようとすることに もう疲れちゃったよ

このまま

2006年01月20日 | Weblog
静かな暮らしに憧れていた
僕の過ごしていたところは煩すぎて
毎日のように頭が痛くなっていたから

けれど いざ離れてみると・・・
何だか寂しさが募っていく

寂しさって不思議なもので
払拭されない限り しんしんと
まるで雪のように積もり積もっていくんだ

このまま
僕は忘れ去られていくかもしれない
そんな不安さえ胸を過ぎる

あなたの温かさが欲しいな
こんなこと 直接は言えないけれど
あなたに抱きしめられると
寂しさは一気に消え失せるから
あなた 突然ここに現れないかな

そんな夢を見た後は
より寂しさ募るのだけれど・・・

「おやすみ」

2006年01月19日 | Weblog
熱の海を漂いながら
僕は あなたを呼んでいました

渇いた喉から発される声はなかったけれど
ずっと あなたを呼んでいました

そんな僕に向かって あなたは
静かに 低い声で「おやすみ」と言ってくれた

薄れゆく意識の中で 僕は
その声に ひたすら心地好さを感じて
熱の海へと沈んでいきました