言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

where I am

2006年06月28日 | Weblog
あなたに会いたい それだけで
僕は此処まで歩いてきました

どうか 見つけてください
精一杯声振り絞って歌うから

どうか 見つけてください
あなたのために此処にいます

光が見えずとも 歌声は届く?
僕の声を あなたは辿れる?

どうか 見つけてください
僕は此処です 此処にいます

恍惚

2006年06月27日 | Weblog
あなたの蜜が 私の心を潤す
その甘い香りが大好きなのよ
とろけちゃいそうなくらいに

ねえ 一つになんてなれないから
そう 一つになんてなりたくない

あなたと私 向き合えるのは
あなたと私 違う人間だから

ねえ これからも傍にいてほしい
もう 離れていかないで お願い

明日のこと

2006年06月26日 | Weblog
僕は、生きられていますか?
笑えていますか?泣いてますか?

誰にも何も分からない明日という日
その存在を僕は無闇には信じられない

だけど 時計が天を指したとき
ほんの少し安心するのも事実です

また一日が始まると 憂鬱さとともに
心から喜びと幸せと倦怠感を感じるのです

紫陽花

2006年06月25日 | Weblog
綺麗な 綺麗な あなたは
汚い雨にうたれて 萎れる

それすら美しく 絵になるから
僕は悔しくて 踏みにじりたくなる

美しすぎる あなたは 罪を背負う
僕の心を惑わさずにいられないから

誘われた僕は 忌々しい眩暈の中
あなたを手折る夢を見てしまうから

巡る

2006年06月21日 | Weblog
いつか あなたのこと 忘れちゃうのかな
そんな季節が巡ってきたら いっそ楽かもね

でも 今の私には あなたが何より大事で
あなたの笑顔が脳裏から消えることもないの

幾度 季節が巡ろうと この想いは絶えない
幾年 年を重ねようと この想いは消えない

あなたに巡る全てのものが
幸せに満ちていますように

always

2006年06月20日 | Weblog
いつだって 心は血を流しているから
幸せを求めるのは人間の性じゃないの

僕だって 強くなんて なりたくなかった
守ってくれる人がいるなら 甘えたかった
だけど 僕には 守ってくれる存在なんて
誰も 何も いてくれやしなかったからね
強くなるしか なかったんだよって 笑う

血を流さすに済む心なんて ありえない
だから 血を流しながらでも笑えるんだ
だから 精一杯前向きに幸せを希求する

2006年06月19日 | Weblog
新緑と呼ぶには深くなりすぎた緑が
目に優しいような痛いような今日この頃

あなたは元気でお過ごしでしょうか?
ちゃんと笑えていらっしゃいますでしょうか?
泣いたりしていらっしゃいませんか?

私は ここで あなたの幸せを
ただ ひたすらに 願っております

涙の果て

2006年06月17日 | Weblog
今の僕には
涙の果てに何があるのか
見えないし 考えられない
今の僕は
目の前の涙に溺れるしか
どうしようもない

涙の果てに喜びがある
そんなのを信じられるほど
今の僕は余裕を持てない

涙の果てに笑えるはずさ
そう言い聞かせられるほど
今の僕は楽観的じゃない

青空が見えない

2006年06月15日 | Weblog
どんよりした雲から雨が落ちてくる
あの向こうに青空があるはずなのに
雨雲が邪魔するから青空が見えない

雨は嫌い 心まで濡らしていくから
だけど雨に濡れた花は美しいと思う
艶やかに咲き誇り 空を目指すから