言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

たった一言

2011年12月23日 | Weblog

たった一言なんだよ
あなたの心象が変わる
たった一言があるんだ

口は災いのもとであり
口は幸いのもとであり

本当に大事にしなくちゃ

たった一言で人生が変わる
そんなこともあるんだよ



流星

2011年12月21日 | Weblog

今から少し出掛けてくるから
話の続きは帰ってからにしよう

そういって彼方は出て行って
そのまま家に帰ってこなかった

流星を見るたびに思い出すの

いつだったか流星群を見ては
人は何れか星になると言ってた

それが本当ならば彼方も何処かで
流星になってるんじゃないかと思う

あの話の続きを聞かせてほしい
いつか彼方の星を摑まえられたら



I can't stand it

2011年12月20日 | Weblog

そのメソッドに同意したからこそ
私は今ここにいるというのに
それが瓦解されてしまっては
もう手の尽くしようがないデス

別のところに行くしかないよネ

最後の捨て台詞は吐き出さずに
我慢して去ってあげるから
私の後なんて追わないでくだサイ



そこには小さな村があった

2011年12月18日 | Weblog

誰も覚えていないかもしれないけれど
そこには小さな村があった

誰も覚えていなかったから
その小さな村を災害が襲った時
誰も助けに行かなかった

村人たちは助けを信じていたけれど
誰も災害のことすら知らなかった

やがて降りしきる雪の中に村は隠れ
静かに静かに村ごと眠りに就いた



2011年12月17日 | Weblog

「大したことじゃないんだ」と前置きをして
あなたは苦しみの言葉を次々と吐き出した

溜めこんでいた思いは一度溢れ出すと
止め処なく次から次へと流れていって
見る見る内に私の心を侵食していった

そんなふうにあなたを苦しめるくらいなら
私は自分の思いなど易く閉じ込められたのに

しんしんと降る雪が静かに積もっていくように



えぇ、きっと。

2011年12月14日 | Weblog

苛立ちが収まらないまま迎えた朝

私は誰かを傷つけたいわけではなく
私は何かを壊したいわけでもなく

ただ今の状況の打開を望んでいます

闘うことが避けられないというなら
私は何の躊躇もなく闘いを挑みます

一つの意見だけを聞いているようでは
あなたの未来の限界も近いと思います