言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

one cup of coffee

2019年03月31日 | Weblog

悩みごとがある時は
時間があってはいけない
余計なことまで考えてしまう

雨はいい
雑音をかき消してくれる

鈍色の海もいい
沈んだ心を埋めてくれる

服装は軽いほうがいい
肩が重いと気持ちも沈む

そうやって乗り越えた先に
美味しいコーヒーを飲めたら
何もかも どうでも いい



供犠

2019年03月20日 | Weblog

そっと捧げたものを 発かれる痛みを
身代わりになれるものなら なりたい

あなたを大事にしたいのです
ただ ただ それだけなのです

他意なんて ましてや下心なんて
この身の内には持ち合わせていない

あなたに幸せだと笑ってほしい
ただ ただ それだけで生きてる



silent shout

2019年03月11日 | Weblog

あなたの捧げる祈りが
美しいものであることを願う

私の大好きな子が空に帰った日もね
今日みたいな虹が出ていたの
まるで天国への道筋のように
地上からすーっと空に伸びていた

あなたの捧げる祈りが
ずっと続いていきますように

いろんなことを忘れていっても
その祈りだけはなくさずにいてね



路樹

2019年03月05日 | Weblog

沈まない 海がある

あなたが手を差し伸べてくれたから
暗闇に一筋の光を投げてくれたから

他に何も要らないとまでは言えないけど
この満ちた月を胸に抱きながら眠れたら
明日がなくても良いくらいは本気で思う