言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

傾れ

2008年03月31日 | Weblog
悲しみは何色をしているの?
綺麗な夕焼けを見つめながら
問う貴方の横顔に見惚れてた

このまま貴方に傾れられたら
どんなにか幸せでしょうか?
このまま貴方に傾れられたら
良いけれど 無理だから 涙

傾れていくのは いつも心だ
そうして私の心は壊れていく


明日、晴れたらいいね。

2008年03月30日 | Weblog
小さな命が死にました。
本当に小さな命でした。
けれど私にとっては、
小さくありませんでした。
私にとっては大事な存在で、
とても愛しい存在でした。

庭の香りよい花の木の下に、
小さなお墓を作りました。

今日、雨で濡れています。
・・・明日、晴れたらいいね。


この寂しさは

2008年03月28日 | Weblog
つかまったら 逃げられない
逃げられないから 泣いていた
泣いていたら 日が暮れてた

どうして こうなっちゃたのかな
どうして こんな寂しいのかな
どうして 疑問ばっかグルグルと

この寂しさは あなた故だと
そう思えば 寂しささえ
愛しくなるかと思ったけど
やっぱ寂しいもんは寂しいや


その内側で

2008年03月27日 | Weblog
眠っている夢を見た
母が隣にいた気がする

夢は夢だから
目覚めたら終わり
そのうち忘れる
夢だから・・・

意識の細胞の内側で
永遠に残っておくれ
この幸せを失うのは
もう二度と嫌だから


ないとめあ

2008年03月26日 | Weblog
ずっと数字に溺れている
ずっと機械に埋れている

耳の奥には機械音が響き
目蓋の裏には数字の羅列

目覚めると硬直した身体
引きずって家を飛び出す
今日も数字と機械の中へ
あたしはdiveするnightmare


やるせないという表現

2008年03月25日 | Weblog
出来ていたことが出来ない
自分の衰えを感じた時
同時に自分の限界を知った

やるせないという表現が
もっとも当て嵌まる感情

私はこれ以上の成長を望めない
人生のピークを過ぎてしまった
なんと悲しく切ない事実だろう
けれど紛れもない事実なのだと
何気ない日常生活の中で思い知る

この現実と向き合いながら尚
老いへと進んでいくのが人生

「幸せの中で永久の眠りに」
あなたの望みが今ひどく重たく
私の胸の深く奥の方に響きます