言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

リカイ

2006年01月14日 | Weblog
かなう とか
かなわない とか
そんなこと言ってんじゃないよ

まだまだ泣きたいこと
いっぱい あんだよ
それでも
嫌いになりきれなかったり
憎みきれなかったり
そんな甘っちろい自分が
やっぱり少し好きだったり
やっぱり少し情けなかったり
だから
あんたのことも結局
許しちゃってるんじゃない

そんくらい分かってよねェ

無垢

2006年01月12日 | Weblog
「小さなこと」「些細なこと」の積み重なりが
瞬く間に増長し 大きな傷として残ること
あなたは御存知ないようで 哀しいです

わたしの心の中 そんな傷に蝕まれてばかり
最早かつての無邪気な頃は忘れ果ててしまい
憎しみだの虚無だの負の感情がはびこります

元を正せば 私だとて何も知らずに生まれた
真白なままの人間だったに違いないでしょうに
いつしか どす黒い絶望に乗っ取られました

ねえ それでも笑えるのは何故でしょうね?
それでも何かを信じたり愛したりするのは
いったい全体どういうことなのでしょうね?

哀しい 寂しい そんな気持ちばかりに
とらわれて動けないはずのわたしなのに

なんでだろ

2006年01月09日 | Weblog
私なんて 本当にクダラナイ人間です
なのに・・・
なんで こんな私に優しくしてくれるんでしょ

私が あなたたちに してあげられることなんて
そんなに ない
傷つけることはあっても 優しさなんて
ほんの少ししか あげられない

なのに・・・

わかんないよ
私が そんな無償の愛をもらうような
価値ある人間じゃないということくらいしか
わかんないよ

それでも あなたがたに救われているのは 事実です
「ありがとう」しか言えなくて ごめんなさい
でも・・・ほんとに ありがとうね

愛をください

2006年01月08日 | Weblog
愛をください。
ほんの一雫でいいんです。
それだけで救われるんです。
心が渇えて、痛いんです。
だから、愛が欲しいんです。
だって、何にもないんです。
冗談みたいに、ないんです。

あなたに、もしも、慈愛というものが、あるならば。

どうか。
愛をください。

あなたを助けたいんです

2006年01月07日 | Weblog
それは 自殺行為に等しいことです。
もう おやめなさい、自分で自分を傷つけるのは。
心が苦しいと泣いているではないですか。
解き放たれるのを待っているのは、
他ならぬ あなた自身でしょうに・・・。
そんなに自分を貶めて、何になるのですか。
非生産的行為の絶頂でしょう。
もう おやめなさい、自分に刃を向けるのは。
あなたをガンジガラメにしているのは、
他ならぬ あなた自身なのですよ・・・。
世間の目も社会的地位も、つまるところ
そんなに大したものではないんです。
大切なのは、あなた自身が誇れる
生き方やり方、それを貫くことなんです。
本当は、何より外聞を気にしている
あなたが苦しめているだけなんです。
だから、もう そんなふうに苦しめないで。
苦しむことから解放させてあげてください。
あなたの矛盾を 認めてください。

ただ 生きているだけで

2006年01月06日 | Weblog
悟られないように そっと
怒りを抑えるため
ぎゅっと 爪を立てたんだ
零れそうだよ 血まみれの手のひら

痛いよ いくつもの傷痕
誰のせいだと思ってるの?
臓腑に異常をきたすほどの
苛立ち

死ぬまで消えない
まるで生きてる証みたい
こんな哀しいものが?
それなら 僕の生涯って何?

生きているだけで 痛みを伴う
茨の道は 誰に課せられたの