言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

あの子の行方

2008年05月31日 | Weblog
あの子の笑顔を欲しがった
僕に降された罰なんだろう

地に堕ちた天使を見たんだ
羽と足のない天使だったよ

あの日から捕りつかれてる
怖いくらいの妄執に苛まれ


あめの匂い

2008年05月28日 | Weblog
アスファルトに落ちた水が焼けて
空に還っていく その匂いが漂う

良い匂いだねって言ったら
君は顔を顰めたけれど
今日1人で嗅いでいて
やっぱり良い匂いだと思った

重たい空気も今の私に似合う
小さな雨音も今の私を慰める

あめの匂いって落ち着く


新める

2008年05月27日 | Weblog
この道は明日に続いているんだろうか

大事なことはいつも分からなくなる
何でかな 何で失くしちゃうのかな

あなたの言葉も信じられなくなって
何もかも閉じ込められたような感じ

どうしたら新められるんだろうか
考えても答えは見つからなくて
また深い暗闇に目の前を覆われる


友だちが欲しい。

2008年05月26日 | Weblog
ひとりで生きていけると、思う。
なのに、友だちが欲しい。

何故だろう? 考えて、
辿り着いた結論は、悲しかった。

自分が人間らしく、あるため。

その人が愛しいからじゃない。
なんて自分本位な理由だろう。

悲しくなった、けれど、
やっぱり友だちが欲しい。


知らないと泣く

2008年05月24日 | Weblog
私は無知な人間です
世界に触れるたびに
そう思い知る毎日です

いつだったかな
おじいちゃんが言ってたな
「人生、日々是勉強」って

そのとおりだと身に沁みる
大人になってからの日々

知らないと泣くのは
知りたいからだって
あなたは言ってくれた

そんなあなたのことを
また知りたいと思って
知らないと泣くのです


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2008年05月21日 | Weblog
昨日は悲しい知らせに泣きました
今日は嬉しい知らせに笑いました

あなたにばっか左右されてんの

いい加減それなりの年なのに
こんなんでいいのかなぁと
思いつつ幸せだから良いです

あなたが好き 確かにある気持ち
大事にしたいと思うよ これからも


君の声を聴く。

2008年05月20日 | Weblog
辛い時に、君の声を聴く。
寂しい時に、君の声を聴く。
心沈んだ時に、君の声を聴く。
壊れそうな時に、君の声を聴く。
疲弊しきった時に、君の声を聴く。
心入れ替えたい時に、君の声を聴く。
何もかも壊したい時に、君の声を聴く。

君の声は、僕を洗う魔法の声だ。
君の声は、僕を裁く魔法の声だ。
君の声は、僕を誘う魔法の声だ。
君の声は、僕を導く魔法の声だ。

いつの日にも、僕の日々には、君の声がある。
何を思い出しても、君の声がある。
それは何て素晴らしく疎ましい日々だろう。