あと少しが長い

あと少しだよって言った

あと少しだよって思った

それが長くて挫けそう。。。

parts

己のために手段を選ばない彼の行く末は
幸福であるはずがないと思ったのは数年前

可哀想だけれど　私にはどうしようもない
その生き方には手の施しようがないのだ

このまま朽ちていくのを見続けなければ
やがて私も同じ道を辿るのだろうか・・・

花が咲いたら

花が咲いたら　心が跳ねた

いつまでも一緒にと願った
あの日が今は遠い昔の話

いつの間にか自然に失った
あの日の思い出も愛しい

花が咲いたら　全て忘れた

ルール

それが此処でのルールだよ、なんて
たやすい気持ちで言わないでほしい

私だって私なりに生きてきた人生がある
たくさんの時間を過ごす中で培った
私なりのルールに則って生きてきた日々

ルールに縛られて動けないんじゃない
ただ納得できないものは納得できない

明日に生きていくために従えないから
死んだルールの上を乗り越えていくよ

雨の中をドライブ

君の運転が少し乱れて
タイヤが勢いよく滑った

君の隣にいることが
何でこんな嬉しいんだろ

君と一緒にいることが
何でこんな楽しいんだろ

こんな日だって心は晴れて
どこまでも行ける気がするよ

美しく生きる

美しく生きたいといった

その口が塞がれていくのを
僕は呆然と見送るだけで
何もしてあげられなかったね

美しく生きるとは
どういうことだろう？

僕にとって彼方は
最後まで美しかった

風の音

もしも風の音が聞こえたなら
迷わず走り出せばいい　と
いつか彼の人が言った言葉を
今になって思い出したから
私はこのまま消えようと思う

空の向こうにも風は吹くかな

hello?

彼女は無意識に私を傷つける
そして傷つくのは勝手だと笑う

なるほど彼女の言い分に一理ある

だから私は何より私の心に素直になる
何を思おうが勝手なのだから何でも思う

秋

秋は何となく寂しい

それぞれの季節に
それぞれの想いを抱いて
僕らは年を重ねてく

巡る季節を置き去りに

御礼も謝罪も要らないよ

「ありがとう」って言う前に
安心した顔を見せて欲しい

「ごめんね」って言う前に
悲しい顔を見せて欲しい

あなたは　いつも無表情に笑う

遠く感じられて　とても寂しい