言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

2010年08月30日 | Weblog
それは私の名前
あなたは知らない

名もなき花を
あなたは美しいと
言える人なのね

誰かに似てると思ったら
懐かしい幼馴染だったわ
今はもういないあの子よ

だから愛しさ芽生えたの?


Hug & Kiss

2010年08月29日 | Weblog
あなたへの感情は一つだけ
愛しさしか存在しないの

自分よりも愛しいんだよ
大切で仕方がないんだよ

いつまで一緒にいられるかな
ずっと私のこと忘れないでね
できるだけ一緒にいるからね
私がいなくなっても愛してね

私はずっとずっと好きだから


手をつなぎたい

2010年08月27日 | Weblog
醜く汚い私の手を
あなたは笑わなかった

それが
どれほど嬉しかったか
想像もつかないでしょう

私が泣いた理由も
あなたには分からない

私にとって
誰かと触れ合うことが
どんな意味を持つか

きっと分からないでしょう


countdown

2010年08月25日 | Weblog
あれが最後と知ってたなら
何て言葉をかけたでしょう

もう会えないなんて思いもせず
気軽に「またね」って言ったの

「今までありがとう」だなんて
言ったところで何にもならない

それならいっそ何も知らずに
「またね」で良かったのかな


遠くへ

2010年08月23日 | Weblog
旅立った君は遠くへ遠くへ
もう手も届かないほど遠くへ

あの笑顔は消えてしまった

それが君の幸せならいいけれど
少し寂しいような悲しいような
心にぽっかり穴が空いた感じ

君の言う天国はそんなに素敵かな


サングラス

2010年08月22日 | Weblog
あなたの悲しみを見ないふりした
あたしも同じ罪を被ることになる

ごめんねって何回言えばいいだろう
許されることなどありはしないのに

あたしはいろんなものを見ないようにと
今まで視界を狭く暗くしようとしてきた

そのしっぺ返しが今いっきに来ている


running horse

2010年08月20日 | Weblog
今までになくしたものを数えていたら
途中で、あまりの膨大さに失望したよ

なくした代わりに得たものもあるよと
言われたけど、それは代わりじゃない

ひとつひとつ別で、代わりなんてない
いま私の頭の中を馬が駆け抜けていく