言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

人魚

2008年12月23日 | Weblog
「ありがとう」で繋がる あなたとあたし
ちょっぴり切なくって ちょっぴり甘酸っぱくて
でも これが ずっと続いて欲しいって想う

これからも あなたを見つめて生きたいんだよ

だから あの場所で いつも笑っていてね
もう二度と・・・泡のようにならないでね


蓮の花

2008年12月17日 | Weblog
水面に映る蓮の花
綺麗だねって言ったら笑った

水面に垂れる蓮の花
可憐だねって言ったら沈んだ

果敢ない幸せのように風に揺れ
哀れな散り様を水面に隠すのは
まるで人の醜さを露呈するかのよう


パラドクス的な。

2008年12月16日 | Weblog
強くなりたいと思っていた頃の私は弱かった。
弱くても良いやと思うようになってから、
何だか強くなったような気がするんだ。

いつも、そうなんだ。世界は、パラドクス的な。

何か不思議な力でも働いてるかのように、
私が望むのとは正反対の方向へと流れていく。

だけど、正反対のことを口先で望んだところで、
けっして本当の願いが成就されるわけもない。

私の心の奥底を知りえる何ものかに支配され、
全て見透かされているような気がするけれど、
きっと何もかも気のせいで、ただ時が流れるだけ。


葉が裂けている。

2008年12月15日 | Weblog
私は目に入ったものを私なりの表現で口にしていただけだ。
それを一々残酷だといわれても、困ってしまう。
どういう意味なのだろうかと、考え続けてしまう。

この世が残酷なのか、私が残酷なのか、分からない。

分からないから、また考えて、それでも答えは出ない。


missing you

2008年12月13日 | Weblog
あなたに会いたい
ただ それだけ

あなたの声が聞きたい
ただ そのためだけ

あなたの笑顔が見たい
ただ それだけなの

それだけなのに
妨げられてばかり

せめて あなたが元気であれば・・・
そう願う 冬の肌寒い昼下がり


2008年12月10日 | Weblog
貴方の口から滑り落ちる
薄っぺらい言葉が大嫌い

何もない私の心の虚空を
更に抉っていくの止めて

これ以上傷つけないでよ
お願いだから放っといて

虚しさだけ貪り尽くして
生きていく覚悟はあるの