言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

結局

2006年01月31日 | Weblog
僕は自分のことしか信じられないのかもしれない
君のことを信じたいと思いながら信じきれないかもしれない

君の温かく優しい指先が触れる僕の心は冷たいかい?
僕の心を溶かすことなど出来そうにないかい?

君の涙に僕の心は確かに揺れるのだけれど
その涙を拭おうと手を伸ばそうとするのだけれど

どうしようもないね
この心は冬風にさらされ この手は氷づけにされ
君の涙が持つ温度も 僕を溶かすことは出来ないんだ