あなたが私を捜してる
それが嬉しかったの
だから影からずっと
あなたを見ていたの
もっかいしよ？って
あなたが言うたびに
私の心は弾んだわ
小さい頃は嫌いだった
かくれんぼが今は好き
あなたが私を捜してる
それが嬉しかったの
だから影からずっと
あなたを見ていたの
もっかいしよ？って
あなたが言うたびに
私の心は弾んだわ
小さい頃は嫌いだった
かくれんぼが今は好き
あなたが私を捜してる
それが嬉しかったの
だから影からずっと
あなたを見ていたの
もっかいしよ？って
あなたが言うたびに
私の心は弾んだわ
小さい頃は嫌いだった
かくれんぼが今は好き
あなたが聞いたという風の音を
私も聴きたかったというだけ
動機なんて そんなものでしょ？
伝えられるくらいの想いならば
こんなふうに苦しむこともない
私の涙なんて
あなたには
何の意味も成さない
消えろと強く願うことで
この想いが失せればいいのに
思い通りにいかないなぁ
これぞナンセンスの窮み
バカらしくて泣けてくる
迷いなく明日を信じられる
その明るい気持ちが欲しい
ずっと大切だと思っていたのに
難なく奪われたから空しくて
これから先どうしたらいいのか
分からなくなってしまったの
春乱には恐ろしい魔物が潜んでる
嘲笑いながら全てを奪っていくよ
あなたには勝てません
あなたには抗えません
負けると分かっていて
挑み続ける私の姿は
あなたにどう映るのか？
いつでも心の底から
抱きしめられるだけの
広い心と勇気がほしい
「これは完全にフィクションです」って
最初にちゃんと言い聞かせておいてよ
でないと変に期待してしまって後が辛い
残り香がいつまで経っても消えないんだよ
ずっと纏わりついては思い返させるんだよ
一つ一つあなたのことが思い出されて
いつの間にか私の思考を奪っていくの
全てを奪いつくすような紅が
青いはずの空を覆っていた
掴もうとして手をのばしたら
指先が真紅に染まっていって
やがて線になってしまった
幾重にも重なる牡丹桜には
薄っぺらい僕の気持ちなど
けっして分かるまい・・・
不必要だと思うものを投げ出したら
いったい何が私に残るでしょうか？
私を形成している様々なものが
襲いくる闇に呑みこまれる前に
せめてもの一条の光を見つけたい
何もない私を抱きしめる腕が
透け始めるのを感じたから
あの夜から闇が怖くて眠れない
ずっと大切なものは
いつまでも大切で
今も胸に去来する
忘れちゃいなよ
なんて 無責任に
軽々しく言わないで
忘れられるなら
とうに苦しくない
今も大切だからこそ
こんなにも苦しい
あなたに言われて
意識が飛んだ
どんな嘘をついても
あなたには敵わない
この想いは敗れるけれど
最初から無理だと思って
抱いた想いじゃないのよ
今は静かに別れを言うわ
心の中は誰にも読めない
いつか諦めきるけれど
そっと心の中 想わせて