活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

滝乃川学園ABAケース会議座長継続

2017-04-03 | 滝乃川学園
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


早速ですが、表題通り、滝乃川学園の児童入所施設でのケース会議座長を今年度も担当することとなりました。リスペクトしてくれる職員の方々に感謝です。

滝乃川学園は、伝統ある施設で、日本ではじめにこの分野の施設を作ったとされていて、当時の建物が文化財に指定されているほど、伝統ある施設です。
福祉教育を目指して専門学校や大学に行く子達は、社会福祉や障害児教育などの単元で、耳にする施設だと思います。実際に、私も学生時代の勉強の中で知った施設でした。


そんな施設でケース会の座長をさせていただき、今年4年目です。当時はABAなどはまだ耳にしたこともない職員の方もいらっしゃいましたし、ドギツイ私の介入の指針に驚かれて、「そりゃ無理だわ~…」等と思われた方もいたに違いありません(笑)。そうです。私の介入の手引きはかなり子どもと職員または親にとって非常に厳しい内容も含まれていることがあり、そう思うことは当然だと思います。


当然親にはそれぞれに合わせたプランを作成します、できなきゃ机上の空論ですしね。しかし、施設ではそういうことも言っていられないですよね。プロ集団なんですから。
結果、会議は継続して4年目となりました。それは、職員一人一人のスキルの高さを意味します。

なぜなら、「効果が出るプログラムを私が提案することは当たり前。効果を出すのは職員!」だからです。効果が出ないと私は行く意味ないからいずれ辞めさせられるでしょうな。当たり前ですが。しかし、効果がでているからこそ、何とか4年目になりました。それは職員のおかげですね(笑)。


ペアレントトレーニングは親あってこそでしょ?親いなければペアレントじゃないもの。ABAケース会議も、会議の参加者あってこそ。信じてやってくれている仲間に感謝です。職員も親もね。


ということで、今週はこの辺で。


それでは、また来週に。