NTT北陸 走ろう会

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NAHAマラソン 2018.12.2(sun)

2018年12月17日 | Weblog

参加者

室林、

沖田 4:25:46

感想(沖田)

NAHAマラソンを走ってきました。
私にとっては初めての沖縄。わくわくしながら飛行機に乗りました。
到着した沖縄は、まさに南国リゾート。湿度が高く蒸し暑くて、とても日本とは思えない。ツアーの全員がマラソンに出るわけではないので、観光組とマラソン組に分かれて行動。

モノレールに乗ってマラソンの受付会場へ。3万人もエントリーしている割には、受付に関するいろんなことがなんとなく「市民マラソン」レベル。のんびりした雰囲気のなかで受付を済ませました。
夜は、三線でのライブを聴きながら沖縄料理を堪能。ビールは我慢しました。
レースの朝。12月とは思えない暖かさ。他の大会では絶対にしないのだけど「レースウエアのまま着替えも持たずに会場入り」をしました。その理由は2つ。まずひとつめは、寒くないこと。そしてもうひとつは荷物を預かってもらう場合は500円で有料、しかも預ける場所がスタート地点から遠く離れているのでたいていのランナーはその辺の木に着替えをぶら下げていくのでそんなことをしたらどこに荷物を下げたか分からなくなってしまうので、もういいや、着の身着のままで帰ってこよう。という判断から。
そしてスタート。
もちろん痛み止めは飲んでいます。1週間前に大阪マラソンを走っているので疲労が抜けていないため、スタート直後にはもう体が重くて走るのが辛い。
暑いしアップダウンも最初からあってかなりつらいレース展開になるのは簡単に想像できました。いつ痛くなるか、そればかりを考えて走っていたのですが、そのうち沿道のものすごいエイドに圧倒されるようになりました。
他の大会ではあり得ないくらいのエイドで沿道が埋め尽くされています。オフィシャルのエイドがかすんでしまうくらいのものすごい私設エイドの数。そして、美味しそうな給食を用意してくれていて大感激。飲み物はもちろん、ミカン、バナナ、といった定番のフルーツはもちろん、ケーキ、おにぎり、ドラゴンフルーツ、沖縄そば、「ちゅうちゅう」と現地の人が言うアイス・・・色々、ほんとうに色々。これが私設エイドなのか??というくらいのすさまじさです。
そしてエイドで水や食べ物を差し出しているのは大人はもちろん「幼児」と言ってもいいくらいの幼い子供達。これはもらわない訳にはいかないでしょう。ありがとうね、と言いながら小さい手を包んで水やミカンをうけとり、頭を撫でているうちに感動して涙が出てきました。
うるうる。
暑さがすごくて、沿道から差し出される氷水の袋を首筋にあてて体を冷やして、頭から水を被りながら走りました。まさか12月に頭から水を被って走るなんて、想像もしなかった・・・。
ひめゆりの塔をかすめて走るのですが、何人ものランナーがコースを逸れてお参りをして戻ってくる姿を見ました。そう、ここは戦場となった地。忘れてはいけない。のどかでおおらかな沿道の人たちと過去の戦争が重なり、複雑な思いでした。いつまでも平和な世界でありますように。祈らずにはいられません。
暑さにへろへろになりながらのゴール。ゴール後は、オリオンビールをぐいっと飲んで元気になりました。
いやぁ、大変なコースでした。アップダウンも激しいし、暑いし。
でも沿道の応援はどの大会よりも熱かった。感動しました。

 


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