開催地 京都府福知山市
コース 由良川沿いに田園風景の中を走る ほぼ平坦なコース。
後半緩やかな登り有り。ゴール手前に急坂あり。
エントリー 沖田 (フル)
タイム 3時間58分10秒(ネットタイム3時間54分09秒)
感想
走りました!福知山。
心配していた雨は、気にならない程度。「雨は降っても、ここは盆地だから北陸みた
いにザーーッと降ることはめったになくて、しとしと降る感じだよ」という地元出身
の友人の言う通り。
一万人が走るビッグレースです。しかしそこは整然と、しかも毅然として容赦なくス
タートまでの時間は淡々と進められていきます。時間に遅れてスタートに来た人は、
決められたスタートブロックには入れてもらえず最後尾からのスタートになります。
私は、真ん中より後ろのブロックからのスタート。スタートのゲートは遥か彼方に見
えました。
号砲が鳴ってから4分後にゲートをくぐり、ようやくのろのろと走り始めます。慌て
ず焦らずマイペースを心掛けます。
でもいつの間にかペースがあがる。予定のペースより1キロあたり10秒早い。後々つ
ぶれるかもしれない、という気持ちと、このペースで走ってみようか、という気持ち
の間で悩んだ挙げ句、ペースを落とさず走ってみよう、と決めました。
ところが13キロを過ぎたところで膝が痛み始めました。前に痛めた膝です。ペースが
早くなると痛むんだった(これは、走るフォームが悪いことが原因、というのは分
かってる)。こんな早い段階で痛みが出てしまったことに焦りを感じます。もう騙し
騙し走るしかない。
痛む右膝を庇うから左足も痛くなって、しまいにはその痛みは太ももの前側から腰に
まで伝播してしまいました。思うようにスピードを維持できない。
そして30キロを過ぎたあたりから足が痙攣。足を止めると二度と走れなくなる、と感
じたので痙攣したまま走り続けました。37キロを過ぎるとペースががくんと落ちまし
た。俗にいう「37キロの壁」。今までのレースでは1度も感じたことのない壁を初め
て経験。最初のオーバーペースと膝の痛みが限界まできていたことが重なり、残り5
キロは気力だけで走ったようなものです。
結局ゴールはギリギリのサブ4。
一応自己ベスト。でもレース内容が全然よくないし、目標タイムに及ばなかったので
不満足。