NTT北陸 走ろう会

「NTT北陸」のネームの入った青いランニングを見たら、是非声援をお願いします。走るのが好きな楽しいグループです。

富山マスターズ選手権(富山市五福)2011.7.31Sun

2011年08月07日 | Weblog
皆さん元気ですか? 
林です。
 
マラソン大会の結果情報は夏枯れの状態ですが、
マスターズの大会は夏にも行われています。
 
 
★7月31日(日) 富山マスターズ選手権(五福)
 天候:曇りのち雨  午前11時現在 気温:29度 湿度:81%
 
 週間予報でかなりやきもきしたが何とか雨が降らずに開催となった。
しかしかなり蒸しており、だらだらと汗が流れてアッをするのも辛い。
今日は3種目のエントリー(100m、やり投げ、円盤投げ)している。
競技前に福井の森下選手と出会う。50才クラスで先般の福井マスターズで100m11秒59と日本記録を更新し喜んでいた。写真を撮らせてもらった。
 
 
(1種目目) 100m(11時40分) 
男子60才クラスは4、5組目。人数が多く、2組に分かれている。
エントリーの顔ぶれを見て驚いた。100mハードルの日本記録保持者長野のT橋さんを筆頭に、
新潟NO.1のK谷さん。昨年の全国スポレク優勝の富山NO.1のK沢さん、福井NO.1のA田さん、石川NO.1のT中さん等そうそうたるメンバーで、さながら全日本選手権と間違えるくらい
地方の大会でこんな豪華な顔ぶれは珍しい。
自分はと過去の記録から順位を予想すると何と7番目くらいだ。
このクラスは人数が一番多く、2組に分かれている。
私は持ちタイムが遅い方なので4組目の65才クラスと一緒にスタートだ。
 
最終コールからの待ち時間が長かったせいか、すっかり気力と体力が消耗してしまった
スターティングブロックの位置を3回も調整し、スタートに着くもあまり緊張感もない。
可もなく非もないタイミングでスタート。加速して上体が上がった時点で、もう左のレーン富山NO.2のT岡さんがリードしている。そのリードがだんだん大きくなってゆく、いかん。
そのまま差が開き、約4m差でゴール。100mがいつもより長く感じた。
結果は14秒66 この前の石川大会と殆ど変わらない。この1年で0.5秒ほど落ちたことになる。自分では気付かなかったがかなり体力が落ちていたのだ。いささかショック。
スタート地点のうしろへ戻り、次の同じ60才クラスの速い方の組を見る。
5組目スタート、やはり長野のT橋さんがリード。新潟のK谷さん、富山のK沢さんが続く。
T橋さんの中間から後半の走りは流しているようなゆっくりしたフォームに見えるがおそろしくストライドの長いリラックスした走り方だ。とても60才の肉体とは思えない。
今日一番の素晴らしいものを見せてもらった。記録は12秒7台。別世界だ。
 
結局自分は7位。地方の大会で7位は初めてだが、記録は正直で口惜しさはない。
 
(2種目目) 槍投げ(12時00分)
100mが終わったあとすぐに槍投げだ。
全然練習をする間もなく競技が始まった。体がだるいので気付いたが、給水時間の間隔が長くなっており、熱中症の心配がある。とにかく1投のあとお茶飲み場へ走った。
立て続けに3杯飲んだがスッキリしない。しんどくて競技に集中出来ない。フォームのことをよく考えられない。早く競技が終わらないかと考える。2回目のお茶飲みから帰ってからの
4投目は何とスパイクに履き替えるのを忘れて投げていた。そんなことで結局5投目の
22m27が今回の最高で3位。前回の石川大会で31mを投げたのが嘘みたいだ。
あとでわかったことだが、投げるときの一番大事なポイントを全く忘れていた。
暑かったとはいえ、やり投げに関してはまだまだ未熟だ。
 
(3種目目)  円盤投げ(14時00分) 
前の種目槍投げが1時間20分もかかり、休む間もなく円盤投げの練習をする。大体休もうにも五福の競技場は休憩場所がない。
それと比べれば石川の西部緑地は国体や日本選手権を開催した場所だけに充実している。
練習を3回ほどやって少し競技のことを考えられる状態になってきたが疲労の色は隠せない。
1投目 約25m、2投目 約26m 今日はどうも指がひっかかり過ぎで左へ旋回してゆく。
3投目 円盤に力が伝わった感じだがまた左へ行った。左に傾がって切れないよう祈る。
幸いラインギギリ内側に入った。落ちた瞬間、30mラインのテープが跳ねた。30m行ったか?
4投目 右の方へ飛ぶようスタンスの位置をずらす。円盤に力が伝わり、いい角度でリリース。
しかし右側の金網に接触、ファール。5、6投目は3投目の少し手前に落下。
結局、3投目の29m62が今日の最高で1位。30mも行かないレべルでは満足できない。
 
自分の競技が終わったころトラックでは10000mが行われていた。7000mくらいから雨があたって来た。もう少し前に降ってくれれば選手には恵みの雨だったのに。
10000mの長いレースが終わってから最後の400m走が始まる頃には雨足が強くなってきた。
いくら全天候型トラックとはいえ、体が冷えたりして400mという種目には酷な雨だ。
石川県から40代、50代、60代の3選手が出るのでせっかくなので雨の中応援をする。
声援がわかっただろうか、みんな上位に入った。強いなあ。うらやましい。
 
賞状が出るまでひとしきり時間がかかる。疲れたからだを休める場所もなく、何か甘い物をと自販機でアイスを買って時間をつぶす。ようやく賞状ができたので雨の中帰路につく。
とにかく夏の大会はつらい。来月の26日から全日本選手権が始まるが、練習をするのが本当につらい。しかし申込みも宿の予約もしたことだし、気張らずにゆくしかない。
今週から東北インターハイが始まる。高校生から刺激をもらうこととしよう。