目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

長編映画「ベン・ハ-」を見た

2016-07-22 | 映画

212分の長編映画「ベン・ハ-」を見ました。

212分とは、3時間32分の大作です。

 

ベン・ハー』(Ben-Hur)は、1959年制作のアメリカ映画。

ルー・ウォーレスによる小説『ベン・ハー』の(3度目の)映画化作品である。

ウィリアム・ワイラー監督。

チャールトン・ヘストン主演。

同年アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞をはじめ11部門のオスカーを受賞。

 

仇敵メッサラ(黒い馬の方)とベンハ-(白い馬の4頭立て)二輪戦車競走シーンが有名で、このシーンだけは、何度も見ていました。

 

名作と言われる映画作品は、一度は見ておくべきですね。

つくづく、そう感じた映画です。

1959年(昭和34年)の公開当時は、テレビも普及されていない時代なので、映画の最盛期です。

この頃の映画は、3時間超えの映画は、結構ありました。

70㎜での撮影。

それを実現するシネラマや70mmの大画面、

 

銀座1丁目には、当時、テアトル東京があり、シネラマ、70㎜に対応した映画館でした。

『ベン・ハー』『西部開拓史』『2001年宇宙の旅』『未知との遭遇』などのヒット作や大作を上映していた映画館として有名です。

高校生の時、テアトル東京の一番前の席(スクリーン齧り付き)で、70㎜映画を見るのが楽しみの一つでした。

なにしろ、目の前には、大迫力の画面が一杯でした。

今は、この跡地には、映画館もありますが、ホテルが建っています。

 

ベンハ-は、劇場では見たことが無く、今回、初めてDVDで見ました。

映画が良き時代だった名作・大作です。


まるで、玉掛け作業の安全確認のようなスローガン

2016-07-21 | 政治

「枕木よし!歯止めよし!環境よし!」

これは、クレーンで荷物を下におろす時の玉掛け作業時の安全確認項目である。

私は、去年、玉掛けの資格を取った。

実技テストでは、声を出して、指さしの安全作業確認をしながら、実施する。

 

さて、鳥越都知事候補のスローガンは次の通りである。

「住んでよし」「働いてよし」「環境によし」を実現する東京を!

良く見たら、最後の「環境によし」は、ほぼ、一緒。

鳥越事務所のスタッフには、玉掛け作業とか、クレーン作業をしていた人が関わっているような気がする。

まるで、玉掛け作業の安全確認のようなスローガンだからである。

 

昨日の午後から、今朝にかけての都知事候補に関する話題。

・鳥越候補者には、女子大生(当時20歳)に対する淫行疑惑記事(21日発売の週刊文春)。

 → 昨日(20日)、鳥越事務所は週刊文春に抗議。

   抗議内容:週刊文春の取材には)事実無根である。明確な選挙妨害であり、公職選挙法違反と名誉毀損の疑いで近く、東京地検に刑事告訴すべく準備を進めている。

 この記事の真偽は分かりませんが、こんな内容の様です。   

 → http://newscrap.net/archives/909

 一般的に、無理やりキスをすると準強制わいせつ罪かと思われます。

 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160721-00000032-kyt-l25

 → http://matome.naver.jp/odai/2136701280474466601

 

・小池候補者には、散弾銃による殺人予告。

 → 今日(21日)、この殺人予告をした人は逮捕されました。

 

都知事選では、政策外で賑わかせてくれており、益々、面白くなってきた。

私の知人の東京都民は、変な人が都知事にならないように、投票に行くと言っていた。


癌に関するお話

2016-07-20 | 政治

私の姉は、胃癌で、若くして亡くなった。

私の姪っ子が、乳癌で治療中。

癌は、身近で起こっている病気である。

 

癌サバイバーで検索していたら、こんなコラムがあった。

『がんサバイバーの時代 ~「がんを克服した」はやめましょう~』

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160307-OYTET50035/

・がんは克服できる病気

・がんは何年経っても再発する

・がんが再発する原因

・がんサバイバーの時代

・がんサバイバーとは?

・がんサバイバーの時代~「がんを克服する」はやめよう~

 

このコラムを読んでいると、鳥越さん自身が、癌サバイバーへの偏見を持っているような気がしました。

鳥越さんが病み上がりであることは、間違いなくその通りだと思います。

それが、どうして、癌サバイバーへの差別、偏見になるのか。

直接の因果関係は考えられません。

(癌の病み上がり → 癌サバイバーへの差別・偏見)

「風が吹けば桶屋が儲かる」ぐらいの論理の飛躍がある。

鳥越さん自身に偏見の心があるから、病み上がりから癌サバイバーの差別・偏見となる因果関係ができたかと考えます。

 

このコラムの最後の言葉は、次の様に纏められていました。

「がんと向き合っているサバイバーの方たちを、克服した、克服しない、治った、治らない、と区別するのではなく、がんサバイバーの方を、優しく応援するような 素敵(すてき) な社会に一緒にしていきませんか?

優しく応援するという観点では、小池さんも「病み上がり」と言わないことですね。

 

このコラムにある通り、いつ、再発するか分からないのが癌。

癌サバイバーと言われる鳥越さんが、4年間とは言え、知事と言う責務を担うのが、正しい選択かどうかは考えて欲しかった。

企業でいうところの名誉相談役ではない。

CEO(社長)がチャントいて、時々、アドバイスを頂く相談役ではない。

都知事は、企業のCEO(社長)となる役割である。

都庁の職員数、169千人。

大企業どころの人数ではない。

キャノン、富士通くらいの規模である。

都知事とは、その頂点に立つ人である。

 

鳥越さんの癌サバイバーとの差別・偏見いう言葉が、都知事に立候補すること、政策立案、偏見等、色々なことを考えさせてくれました。


鳥越さんのいいかげんな数字(癌サバイバー者、東京都だけでも何百万人は、嘘です)

2016-07-19 | 政治

癌サバイバー発言が気になって、統計を調べて見た。

年次別がん罹患数の統計は、ここを参照:

http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/annual.html

2)がん年齢調整罹患率(山形・福井・長崎県のデータに基づく)をみると、男女合計では、10万人に対して、約350人。

東京都も仮に同じと推定すれば、1361万人(2015年12月1日現在)では、47,635人(=350人×136.1)です。

鳥越さんが言っていた「何十万人、何百万人いるんですよ。東京都には」は、嘘の数字です。

この数字は、嘘で、でたらめな数字です。

普通に考えて、東京都に100万人癌罹患者がいたとしたら、13.6人に一人、癌罹患者になってしまいます。

世帯数は、約700万世帯。

1世帯当たり1.94人。

100万人の癌罹患者がいたら、7世帯に1世帯が、癌罹患がいる世帯となります。

幾らなんでも、そんなにはいません。

正しい数字で言えば、東京都で、約5万人が癌罹患者数。

272人に一人、癌罹患者がいる。

140世帯に1世帯、癌罹患者がいる。

嘘を言うと、私みたいに、検証する人がいるので、知らない時は知らないとしなくては駄目。

しかし、都知事に出る人が、政策を語れないのは、もっと駄目と考える。

 

今日のバイキングで、自ら、都の政策を述べられなかったので、事務所のHPを観ました。

http://www.shuntorigoe.com/pg_tochiji.html

具体的なことは、ほとんどない。

1.具体的な目標数字がない

  当面、がん検診50%ぐらい。

  平成25年の東京都のがん検診の受診率
  ・大腸がん、肺がん検診は4割台、胃がん、乳がん、子宮頸がん検診は3割半ば

胃がん検診大腸がん検診肺がん検診乳がん検診子宮頸がん検診
33.9% 41.6% 40.4% 37.8% 37.9%

  具体的な目標数字とは、期限と達成率を明記することです。

  例えば、耐震化率100%と言われても、期限が有りません。

  50年経てば、大体が、全て新しく建築されるので、解消されます。

  そのくらい、具体的でない政策です。

  何もしなくても。50年後には、達成されると考えられます。

    これは、政策ではありません。

2.抽象的な言葉の羅列:

  政策でもありません。

  会社で、こんな言葉を並べたら、社長は烈火の如く怒り出します。

  社長の役割を担う立場の知事が語る政策ではありません。

  こんな政策を誰が、チェックするのですか?

  都庁の役人?

  立場を考えて立候補して欲しいと思いました。

 

ジャーナリストとしての鳥越さんは、嫌いではありませんでしたが、今回の立候補の経緯、立候補の記者会見、街頭演説、差別発言等を見ると、人格を疑ってしまいました。

 

追記:

癌サバイバーで検索すると、日本全体で、2015年533万人という記事を見つけました。

http://www.yhmf.jp/pdf/activity/adstudies/vol_36_04.pdf

この数字が、正しいとして、東京都の人口比率で計算してみた。

495千人(=533万人×12730万÷1361万人)。

まあ、約50万人。

数十万人は、正しいが、何百万人とはならない。

癌罹患者数が、5万人とすると、癌サバイバーは、その約10倍いると見込まれる。

 

しかし、癌サバイバーを検索して、数字が出てこないのは、何故かなと考える。

未だ、一般的な言葉でないと言う気がした。


鳥越さん、病み上がりと言われても仕方がない

2016-07-19 | 政治

今、バイキングで、3人の都知事候補者が、生出演している。

小池さんが、鳥越さんのことを「病み上がりの人を連れてきてどうする?」と揶揄したようである。

それに対して、鳥越さんは、「癌サバイバーに対する大変な差別、偏見ですよ」と言って非難していた。

注:survivor(サバイバー)とは、生き残った人、生存者、助かった人、遺族、残存物、遺物です。

 

詳細は、次のとおり:

鳥越さん「小池さんは、街頭演説の中で、病み上がりの人を連れて来てどうすんだと言うようなことを言われましたか?」

小池さん「言ってないですね。記憶にないですね。」と反論。

鳥越さん「ここにちゃんと証拠があるんです。夕方のニューズの中で、チャントテロップが入っています。」

鳥越さんは、テレビの病み上がりのテロップ入りの小池さんの演説写真を出して問い詰める。

その写真には、「病み上がりの人をただ連れてくればいいと言うものではないんです」とテロップ表示されていました。

小池さん「でも、今、お元気になられてるじゃないですか」とかわす。

鳥越さん「だから、こういう事を仰ったかどうか聞きたい。」と質問。

小池さん「いやいや、記憶にないですよ。」

鳥越さん「まあ、しかし、実際に出てますからね。」

小池さん「それは失礼いたしました。」

鳥越さん「病み上がりの人をだた連れて来ればいいと言うことではないのです。これは、癌サバイバーに対する大変な差別です。偏見ですよ。」

小池さん「もし言っていたなら失礼なことを申し上げて・・」

鳥越さん「失礼とかで済まされるんですか? これは、僕に対する問題じゃないんですよ。

小池さん「分かりました。」

鳥越さん「癌サバイバーは何十万、何百万といるんですよ。東京都だって。家族もいますよ。そういう人たちに「1回、癌になったら、あなたは何もできないんだ」と決めつけるのは

小池さん「決めつけているのは、鳥越さんでしょう?」

鳥越さん「いやいや、あなたじゃ、ないですか?」

鳥越さん、再度、テロップ入りの写真を掲げて、「病み上がりと言うレッテルを貼ってるじゃないですか」

小池さん「これが、選挙なんですよ。坂上さん(MC)」と、坂上さんに問いかけて、話題転換。

鳥越さん「病み上がりというね。人に対するね。レッテルを貼って差別をする。癌サバイバーは何もできないというイメージを与えるのは・・・」と再度追求。

小池さん「そこまで広げて言っておりません。」

鳥越さん「でも、聞いた人はそう思うじゃないですか」

小池さん「大変お気遣いをしている訳です。鳥越さんに対して。まだ、大丈夫。これまで長い、これからまだ長い日数がありますから。」

次の会話は、両方が同時に被せる様に話しており、どちらを聞くかという状況でした。

鳥越さん「いやいや、でも、一般の聞いた人はね、癌サバイバーの人は一回、癌をやったら何もできないんだと、これ(テロップ入り写真)を見たら思いますよ。」

小池さん「逆に言えば、そこの部分しかご質問がないんですか?」 

 

鳥越さんは、都知事にでられる方。

一般市民が、何か自主的に活動するのとは、違う。

オリンピックの旗を受け取りに、地球の裏側(リオ)まで、何時間も飛行に乗らなければなりません。

4年間勤め上げなければなりません。

鳥越さんは、病み上がりと言われても仕方がないと思います。

告示日には、昭和15年生まれ、終戦時は、20歳(正しくは5歳)と言ってしまっている。

この人、呆けているかなと思ってしまった人です。

別に、差別だと口をとがらせるようなことではないと思いました。

実際に、昨日(18日)の鳥越さんの街頭演説の報道を見ていても、TV画面でもヨボヨボな感じでした。

巣鴨の演説は、40秒でした。

40秒では、何も語っていないに等しいです。

街頭演説でもありません。

実際の街頭演説:12:00から12:40秒くらいまで。

https://www.youtube.com/watch?v=hg0leBGGhkw&feature=youtu.be&t=1203

歌手の森進一を紹介して終わり。

演説の内容は、次のとおり。

「巣鴨のみなさん。私、鳥越俊太郎でございます。今回、都知事選に立候補しました。最後まで戦い抜きます。ご支援ください。今日はですね、私の友人である歌手の森進一さんが応援に駆けつけてくれました。早速バトンを渡してお話をいただきます。みんな知ってるよね、森さん? あの森さんだよ。ハイ森さん、すいませーんお願いします。」

鳥越さん本人は、「巣鴨は、年寄りが多くて暑かったから」と言い訳していましたが、演説が40秒では言い訳がましいです。

基本、電車に乗って歩いて来れる元気な人しか、巣鴨には来ておりません。

だったら、街頭演説で巣鴨に行くなです。

そこまで、巣鴨の土地柄を配慮できるなら、屋内の会場を準備しても良かったのではと思います。

逆に、病み上がり発言で、口を尖らすぐらい、サバイバーである鳥越さん自身が、健康に不安であると自覚していらっしゃるのだという印象を持ちました。

鳥越さんの演説でも、「私は76歳だが、体重計で 出る体内年齢は48歳だ。精神年齢は18歳だ」と言っているのが、かえって、年齢と病み上がりであることを気にしている裏返しかと考えます。

久し振りに見た昼のTV「バイキング」での、3人の都知事候補者の生出演が面白かったです。

この放送を見て、都民は、どう反応するのか?

鳥越さんは、この質問を投げかけたらどうなるのか、一手先まで読んだ上の質問だったのだろうか?

はなはだ、疑問を抱く質問内容でした。

鳥越さんは、この癌サバイバー発言で、政治家向きではないことをさらけだしてしまった気がします。

 

今回の3名の候補者には、大きな特徴があります。

候補者には、一長一短があって、投票で絞るのが難しいですね。

投票権のない大阪府民は、「各候補者、頑張ってください」としか言えません。

東京都の政策で、大いに議論して欲しいですね。