映画やドラマで、飛行機が揺れたりする時は、必ず画面も激しく揺れる。
車で、悪路を走っている時は、確かに、体が揺れる。
しかし、撮影しているカメラと撮影されている人は、同じ条件であれば、同じ動きをするはず。
激しく揺れることはない。
特に、飛行機のシーンでは、車ほど、激しくは揺れないので、画面が揺れるのはおかしいと考える。
普通に撮影すれば、良いと考えるが、それでは、臨場感がでない。
従って、激しく画面を揺らしていると考える。
最近のカメラは、人が持っていても、揺れないカメラ撮影機器がある。
カメラ・スタビライザーと呼ばれる装置です。
画面が滑らかになります。
この装置があると、レールを引いてその上を移動しながら撮影しなくても済みます。
それでも画面が揺れているのは、可笑しい。
揺れるのは、固定された所から見ると上下左右していることを意味する。
自動車の車内のシーンは、外側に設置している固定カメラから、車を揺らしているので、車も人も揺れる映像が撮影できている。
もう少し、具体的なシーンを説明すると、遊園地にある、船の形をした、シーソーのお化けみたいな「ジャンボバイキング」が分かり易い。
あの船の中にいる限りは、固定されて撮影できる。
人も椅子も揺れない。
外(地上)から見たら、船は大きく揺れて前後している。
実際の映像です。
https://www.youtube.com/watch?v=55NHZQlPIv8
この映像では、不思議な体験をしている個人を中心に撮影しているので、画面は、多少揺れていますが、ガタガタとは揺れていません。
映画業界も、そろそろ、既成概念から外れた、変に揺れない映像でも良い気がします。