目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

撮影時のお決まり事がおかしい

2016-07-15 | 映画

映画やドラマで、飛行機が揺れたりする時は、必ず画面も激しく揺れる。

車で、悪路を走っている時は、確かに、体が揺れる。

しかし、撮影しているカメラと撮影されている人は、同じ条件であれば、同じ動きをするはず。

激しく揺れることはない。

特に、飛行機のシーンでは、車ほど、激しくは揺れないので、画面が揺れるのはおかしいと考える。

普通に撮影すれば、良いと考えるが、それでは、臨場感がでない。

従って、激しく画面を揺らしていると考える。

 

最近のカメラは、人が持っていても、揺れないカメラ撮影機器がある。

カメラ・スタビライザーと呼ばれる装置です。

画面が滑らかになります。

この装置があると、レールを引いてその上を移動しながら撮影しなくても済みます。

それでも画面が揺れているのは、可笑しい。

揺れるのは、固定された所から見ると上下左右していることを意味する。

自動車の車内のシーンは、外側に設置している固定カメラから、車を揺らしているので、車も人も揺れる映像が撮影できている。

 

もう少し、具体的なシーンを説明すると、遊園地にある、船の形をした、シーソーのお化けみたいな「ジャンボバイキング」が分かり易い。

あの船の中にいる限りは、固定されて撮影できる。

人も椅子も揺れない。

外(地上)から見たら、船は大きく揺れて前後している。

実際の映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=55NHZQlPIv8

この映像では、不思議な体験をしている個人を中心に撮影しているので、画面は、多少揺れていますが、ガタガタとは揺れていません。

 

映画業界も、そろそろ、既成概念から外れた、変に揺れない映像でも良い気がします。