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EU離脱した英国が可笑しくなっている

2016-07-05 | 政治

EU離脱を説いていたリーダー達が、逃げ出している。

最初の一人は、ジョンソン前ロンドン市長。

今日の新聞では、離脱派の急先鋒だった英国独立党(UKIP)のファラージュ党首が、辞任を表明した。

ファラージュ党首は、EUへの拠出金を社会保障に回すなどの国民投票前に掲げていた公約を撤回したことで批判が高まっていた。

テレビ番組で、EUに払ってきた拠出金を国営医療制度(NHS)に充てる公約を「間違いだった」と撤回。

同公約は離脱派のキャンペーンの目玉だっただけに国内では「無責任」との怒りの声が噴出した。

 

きれいごとを並べて、与党を批判するのは、どの国も一緒で、言うは易い。

しかし、本当は実行力が大事である。

日本にも、同じように政権を取った嘗ての民主党があったが、人材不足で、実行力が伴わっていなかった。

ほゞ、1年毎に、首相が変わった。

その間、役人は、そんなに変わっていない。

その役人を使い切れなかった。

要は、統治能力がない議員ばかりで、議員の人材不足であった。

 

英国民も、暫く、冷却期間をおいてから、再度、離脱するかどうかを考えたら、良いかと思います。

間違いは、気付いた時に、糺せばいい話です。

間違いであっても、メンツに拘って進められても、困るのは、国民です。

無責任に、逃げ出すようなリーダーの政権では、国民が困ります。

 

メリット、デメリットが正確に分析できないと、こういう結果になります。

国民は、脱退か残留かのメリット、デメリットの内容を信じて、判断し、投票した結果です。

良い事だけ誇張してもいけません。

デメリットも同時にあげて、冷静に判断して貰うことが必要です。

このわずかな情報で、判断材料にされます。

経営も同じです。

限られた情報で判断せざるを得ないのが、現実です。

その情報が嘘で固められては困ります。

そんなことを考えさせる、イギリスのEU離脱問題です。