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<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

鳥越さんのいいかげんな数字(癌サバイバー者、東京都だけでも何百万人は、嘘です)

2016-07-19 | 政治

癌サバイバー発言が気になって、統計を調べて見た。

年次別がん罹患数の統計は、ここを参照:

http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/annual.html

2)がん年齢調整罹患率(山形・福井・長崎県のデータに基づく)をみると、男女合計では、10万人に対して、約350人。

東京都も仮に同じと推定すれば、1361万人(2015年12月1日現在)では、47,635人(=350人×136.1)です。

鳥越さんが言っていた「何十万人、何百万人いるんですよ。東京都には」は、嘘の数字です。

この数字は、嘘で、でたらめな数字です。

普通に考えて、東京都に100万人癌罹患者がいたとしたら、13.6人に一人、癌罹患者になってしまいます。

世帯数は、約700万世帯。

1世帯当たり1.94人。

100万人の癌罹患者がいたら、7世帯に1世帯が、癌罹患がいる世帯となります。

幾らなんでも、そんなにはいません。

正しい数字で言えば、東京都で、約5万人が癌罹患者数。

272人に一人、癌罹患者がいる。

140世帯に1世帯、癌罹患者がいる。

嘘を言うと、私みたいに、検証する人がいるので、知らない時は知らないとしなくては駄目。

しかし、都知事に出る人が、政策を語れないのは、もっと駄目と考える。

 

今日のバイキングで、自ら、都の政策を述べられなかったので、事務所のHPを観ました。

http://www.shuntorigoe.com/pg_tochiji.html

具体的なことは、ほとんどない。

1.具体的な目標数字がない

  当面、がん検診50%ぐらい。

  平成25年の東京都のがん検診の受診率
  ・大腸がん、肺がん検診は4割台、胃がん、乳がん、子宮頸がん検診は3割半ば

胃がん検診大腸がん検診肺がん検診乳がん検診子宮頸がん検診
33.9% 41.6% 40.4% 37.8% 37.9%

  具体的な目標数字とは、期限と達成率を明記することです。

  例えば、耐震化率100%と言われても、期限が有りません。

  50年経てば、大体が、全て新しく建築されるので、解消されます。

  そのくらい、具体的でない政策です。

  何もしなくても。50年後には、達成されると考えられます。

    これは、政策ではありません。

2.抽象的な言葉の羅列:

  政策でもありません。

  会社で、こんな言葉を並べたら、社長は烈火の如く怒り出します。

  社長の役割を担う立場の知事が語る政策ではありません。

  こんな政策を誰が、チェックするのですか?

  都庁の役人?

  立場を考えて立候補して欲しいと思いました。

 

ジャーナリストとしての鳥越さんは、嫌いではありませんでしたが、今回の立候補の経緯、立候補の記者会見、街頭演説、差別発言等を見ると、人格を疑ってしまいました。

 

追記:

癌サバイバーで検索すると、日本全体で、2015年533万人という記事を見つけました。

http://www.yhmf.jp/pdf/activity/adstudies/vol_36_04.pdf

この数字が、正しいとして、東京都の人口比率で計算してみた。

495千人(=533万人×12730万÷1361万人)。

まあ、約50万人。

数十万人は、正しいが、何百万人とはならない。

癌罹患者数が、5万人とすると、癌サバイバーは、その約10倍いると見込まれる。

 

しかし、癌サバイバーを検索して、数字が出てこないのは、何故かなと考える。

未だ、一般的な言葉でないと言う気がした。


鳥越さん、病み上がりと言われても仕方がない

2016-07-19 | 政治

今、バイキングで、3人の都知事候補者が、生出演している。

小池さんが、鳥越さんのことを「病み上がりの人を連れてきてどうする?」と揶揄したようである。

それに対して、鳥越さんは、「癌サバイバーに対する大変な差別、偏見ですよ」と言って非難していた。

注:survivor(サバイバー)とは、生き残った人、生存者、助かった人、遺族、残存物、遺物です。

 

詳細は、次のとおり:

鳥越さん「小池さんは、街頭演説の中で、病み上がりの人を連れて来てどうすんだと言うようなことを言われましたか?」

小池さん「言ってないですね。記憶にないですね。」と反論。

鳥越さん「ここにちゃんと証拠があるんです。夕方のニューズの中で、チャントテロップが入っています。」

鳥越さんは、テレビの病み上がりのテロップ入りの小池さんの演説写真を出して問い詰める。

その写真には、「病み上がりの人をただ連れてくればいいと言うものではないんです」とテロップ表示されていました。

小池さん「でも、今、お元気になられてるじゃないですか」とかわす。

鳥越さん「だから、こういう事を仰ったかどうか聞きたい。」と質問。

小池さん「いやいや、記憶にないですよ。」

鳥越さん「まあ、しかし、実際に出てますからね。」

小池さん「それは失礼いたしました。」

鳥越さん「病み上がりの人をだた連れて来ればいいと言うことではないのです。これは、癌サバイバーに対する大変な差別です。偏見ですよ。」

小池さん「もし言っていたなら失礼なことを申し上げて・・」

鳥越さん「失礼とかで済まされるんですか? これは、僕に対する問題じゃないんですよ。

小池さん「分かりました。」

鳥越さん「癌サバイバーは何十万、何百万といるんですよ。東京都だって。家族もいますよ。そういう人たちに「1回、癌になったら、あなたは何もできないんだ」と決めつけるのは

小池さん「決めつけているのは、鳥越さんでしょう?」

鳥越さん「いやいや、あなたじゃ、ないですか?」

鳥越さん、再度、テロップ入りの写真を掲げて、「病み上がりと言うレッテルを貼ってるじゃないですか」

小池さん「これが、選挙なんですよ。坂上さん(MC)」と、坂上さんに問いかけて、話題転換。

鳥越さん「病み上がりというね。人に対するね。レッテルを貼って差別をする。癌サバイバーは何もできないというイメージを与えるのは・・・」と再度追求。

小池さん「そこまで広げて言っておりません。」

鳥越さん「でも、聞いた人はそう思うじゃないですか」

小池さん「大変お気遣いをしている訳です。鳥越さんに対して。まだ、大丈夫。これまで長い、これからまだ長い日数がありますから。」

次の会話は、両方が同時に被せる様に話しており、どちらを聞くかという状況でした。

鳥越さん「いやいや、でも、一般の聞いた人はね、癌サバイバーの人は一回、癌をやったら何もできないんだと、これ(テロップ入り写真)を見たら思いますよ。」

小池さん「逆に言えば、そこの部分しかご質問がないんですか?」 

 

鳥越さんは、都知事にでられる方。

一般市民が、何か自主的に活動するのとは、違う。

オリンピックの旗を受け取りに、地球の裏側(リオ)まで、何時間も飛行に乗らなければなりません。

4年間勤め上げなければなりません。

鳥越さんは、病み上がりと言われても仕方がないと思います。

告示日には、昭和15年生まれ、終戦時は、20歳(正しくは5歳)と言ってしまっている。

この人、呆けているかなと思ってしまった人です。

別に、差別だと口をとがらせるようなことではないと思いました。

実際に、昨日(18日)の鳥越さんの街頭演説の報道を見ていても、TV画面でもヨボヨボな感じでした。

巣鴨の演説は、40秒でした。

40秒では、何も語っていないに等しいです。

街頭演説でもありません。

実際の街頭演説:12:00から12:40秒くらいまで。

https://www.youtube.com/watch?v=hg0leBGGhkw&feature=youtu.be&t=1203

歌手の森進一を紹介して終わり。

演説の内容は、次のとおり。

「巣鴨のみなさん。私、鳥越俊太郎でございます。今回、都知事選に立候補しました。最後まで戦い抜きます。ご支援ください。今日はですね、私の友人である歌手の森進一さんが応援に駆けつけてくれました。早速バトンを渡してお話をいただきます。みんな知ってるよね、森さん? あの森さんだよ。ハイ森さん、すいませーんお願いします。」

鳥越さん本人は、「巣鴨は、年寄りが多くて暑かったから」と言い訳していましたが、演説が40秒では言い訳がましいです。

基本、電車に乗って歩いて来れる元気な人しか、巣鴨には来ておりません。

だったら、街頭演説で巣鴨に行くなです。

そこまで、巣鴨の土地柄を配慮できるなら、屋内の会場を準備しても良かったのではと思います。

逆に、病み上がり発言で、口を尖らすぐらい、サバイバーである鳥越さん自身が、健康に不安であると自覚していらっしゃるのだという印象を持ちました。

鳥越さんの演説でも、「私は76歳だが、体重計で 出る体内年齢は48歳だ。精神年齢は18歳だ」と言っているのが、かえって、年齢と病み上がりであることを気にしている裏返しかと考えます。

久し振りに見た昼のTV「バイキング」での、3人の都知事候補者の生出演が面白かったです。

この放送を見て、都民は、どう反応するのか?

鳥越さんは、この質問を投げかけたらどうなるのか、一手先まで読んだ上の質問だったのだろうか?

はなはだ、疑問を抱く質問内容でした。

鳥越さんは、この癌サバイバー発言で、政治家向きではないことをさらけだしてしまった気がします。

 

今回の3名の候補者には、大きな特徴があります。

候補者には、一長一短があって、投票で絞るのが難しいですね。

投票権のない大阪府民は、「各候補者、頑張ってください」としか言えません。

東京都の政策で、大いに議論して欲しいですね。


共産党は、ロジカルに考えられない

2016-07-19 | 政治

大阪のある市で、政治活動制限条例に反対と、共産党の市議団の報告チラシが配られていた。

提案したのは、大阪維新。

・職員の政治活動を制限する憲法違反の条例案

・労使関係の交渉内容を公表することを求める条例案

・職員の給与から組合費を天引きすることを廃止する条例案

この条例案は、結果的には、共産党は、反対。自民公明党は退席で、反対となり、条例案は賛成少数で否決された。

 

一番目の憲法違反の条例案は、詳細を見ないと判断できないが、2番目、3番目を反対する理由が分からない。

共産党は、政府には、いつも交渉内容をオープンにして公表しろと言っている政党。

自分たちの労使交渉は、公開したくないらしい。

公表できないのは、市と裏取引しているとしか考えられない。

 

組合費の給与天引きは、市の職務として作業するではない。

給与天引きするために、市職員の労働時間を使っている。

組合費を徴収したければ、今は、引き落としサービスがあり、銀行が提供している時代。

共産党が銀行と契約し、引き落とし依頼したら良い話。

引き落とし手数料がかかるけど、共産党と組合員はそれをケチっているのかな。

国から、搾取し、個人的利益にしているとも言える。

給与天引きを反対する理由は、見つからない。

共産党は、直ぐに、憲法が保障する思想・良心の自由、集会・結社・表現の自由を蹂躙すると言って反対するが、天引きを止めたら、どの自由を蹂躙するのかを明確にする必要がある。

味噌も糞も一緒にしないで欲しい。

どの企業でも、組合費を天引きしている訳ではない。

給与天引きしていない企業が、憲法で保障されている自由を蹂躙している企業と言われるかと言えば、そんなことは無い。

今迄、サービスで受けていた天引きは、コストが掛っていると言う意識を持って欲しい。

これらのコストは、サンクコストど呼ばれ、見えないコストである。

少なくとも、住民サービスに提供できる職員の作業時間は削られて、しかも、その時間に対する対価(給与)は、市民税(税金)で賄われている。

組合費の天引きが許されのなら、他の天引き引き落としも受けなければならない。

何でも給与天引きできることになってしまう。

組合費の引き落としができないと、憲法の何の自由が蹂躙されるのか?

共産党は、論理の飛躍をしないで、説明して欲しい。

 

逆も真なりであれば、組合活動は、給与天引されないとできないとなるが、そうなのか?

給与天引きされていない労働組合は、組合活動していないことになる。

そんな馬鹿な話は聞いたことが無い。

 

そんなふざけた論理(論理の飛躍)を平気で、共産党議員の活動報告の中で記載している。

共産党市議員の感覚がおかしい。

ポストに入っていたチラシから、そんなことを考えてしまいました。

 

あと、市議の質問を見ていても、おねだりの話ばかり。

こういう事を優先的に対応して欲しいので、これをするためには、これだけ費用がかかります。今、実施しているこの費用は、削りましょう。ぐらいの提案をして欲しい。

税金が、右上がりで伸びているなら、おねだりだけの対応もできますが、そういう時代では有りません。

一般企業では、選択と集中です。

何かをしようとすれば、何かを削らないとなりません。

共産党議員には、具体的な提案は、一切ないチラシでした。

市議団のチラシには、具体的な内容は、一切書かれていなかった。

要望だけすれば、活動しているように見せられる政党は、楽で良い。

こんないい加減な(実行力のない)政党には、政権をまかせられない党と言える。